過去問前のこの1冊③『PROCESS4』 | サランの受験勉強応援ブログ

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はいどうもサランです(・ω・)ノ

東大は銀杏を伐採してくれ(臭い)
東大志望の人は覚悟しておいてください。
この時期は駒場も本郷も臭い…(笑)

今回オススメする1冊は


です!

これもパラリー系の参考書に分類されるはずです。
パラリー系の中でも、冒頭で文章の構造や型への着目を紹介するくらいで、そこまでこってり技巧的というわけではありません。

内容は、冒頭で読解法を紹介し、それを利用しつつ設問形式別に解答・解説をしているというものです。

前回の記事で紹介した『ディスコースマーカー英文読解』ほど技術感がないので、
「単語・熟語・文法の知識の量と英文を読んだ量でやってきた!」
という、パラリー・ロジリー等に触れてこなかった人にも、最難関の参考書として使えるかなと思います。

これをオススメする理由の1つとして、英文のレベルがあります。
センターや東大の英語長文は、わからない単語がバンバン出てくるということはそんなにありません。
左から右へ、上から下へ、前から後ろへ、とスラスラ読めるものが多いですね。
しかし、他の大学の英語、特に最難関私大の英語となるとそうはいかない場合が出てきます。
1文が長く読みづらかったり、わからない単語・熟語・構文が出てきたり、文章が硬かったりと要因は様々ですが、この参考書はそのような文章がバンバン出てきます!
入門用のパラリー系の参考書だと方法論を習得するために英文自体は読みやすいものというのが多いんですが、この参考書は容赦なしな印象があります。
やておき700とかよりつらいかな。

それから、設問別の対応法も細かく、基本的にどのような考え方を使うのかを説明してくれます。
解説も読解スキルという冒頭で紹介したパラリー系のルールをどう利用して解くかという観点で作られています。

過去問前の1冊というよりかは、過去問代わりの1冊、にもなり得るかなという参考書です。
結構ボリュームある参考書なので、僕が使うなら過去問演習代わりかな。

【対象】
英語長文読解
がある人(特に難関私大)