今回のテーマなんですけれども、9月末に、私の元に来ていた奥山君という子がバイトを卒業するとなりまして、

大学院生ということもあって忙しくなるところもあったようです。(彼は期待の若手です)

 

そこで、今回はトレーナーとトレーニーの関係に焦点をあてまして、ブログを書こうかなと思います。

 

トレーナーって何をトレーニーに授けるべきなんだろうかっていうところに関して考えていたこともあり、

私としても久しぶりに誰かを教える立場になるということでもあったのですごい考えました。

 

トレーナーは基本的に同じような仕事をトレーニ-と一緒に OJT で育んでいくっていうところが多いと思うんですけれども、

やっぱりその仕事のスキルだったりだとか仕事に対してどういう風な判断をするべきなのかっていうことに関しては

嫌でも目に付くというか、トレーナーが責任を持つべきではあるんですけれども

それって別にそのトレーナーがいる意味にはならないようなと思っています。

 

それは、単なる教え方が上手い先生のように思えてしまいまして、

私としては、トレーナーとの関係の期間においては、「考え方を授ける」っていうことが大事なんじゃないかなという風に思うようになりました。

 

考え方の中でも、技術的な部分とか精神的な部分とか色々あると思うんですけれども、三つくらい重要なポイントがあると思っています。

 

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①「結論に至る思考プロセスについて導く」

 

ということをまず一点目にあげたいと思います。

 

思考のプロセスっていうのはいわゆるその自分が何か仕事に取り組んだ時に

どういう考えのもとでそのアクションに至ったのかっていうことが、やっぱり大事かなと。

 

その判断をした事において、あってるか間違ってるかっていうことは結果を見ればわかると思うんですけれども、

なぜそういう取り組み方にしているのか、それが知ってる知らないという領域なのかそれと知ってるんだけれども自分なりに工夫をした部分があるのか、

 

そのプロセスに関して褒めるべき点を褒めて、改善するべき点を改善するというところが重要かなと思っています。

なんでかと言うと、いきなりスキルにおける急激な成長もできないですし、僕らと同じものを求めたってそれは当たり前にできないわけなんです。

 

ただ僕らがどういうふうに考えてその判断に至ってるかっていうそのプロセスの部分っていうのをしっかり学んでもらう

それによって、教科書の数式のように一定辿ることができるようになってくるんですね。

 

それが、例えば自分の能力の問題で難しいものであれば、誰を巻き込むば良かったのかっていう、

求められる結果を導くための思考の重ね方と言うかそこをつぶさに見て行ってやっぱりそれを教えてあげる。

 

仕事において正解不正解なんてものはなかなか最初からわかるものではないですし、ただ正解と言うか良いアウトプットをするために考えをどういう風に考えて取り組んでるか、それを雑に取り組んでるのか、しっかり考えて取り組んでるかっていうところで成長の度合も変わってくると思うのです。

 

そこをしっかりと見てあげるって言うのが大事なんじゃないかなって風に思います。

 

②「心の整え方を指導する」

2点目、物事に対する心の整え方を指導してあげるということが重要なんじゃないかと思っています。

 

これは子供から大人になるということでもあるかもしれないですし、器を広げていくかっていうことなのかもしれないですけれども

大学生活までのプライベートってある意味自分が成長できる領域でなんとかクリアできる。


じゃあ、今日学校のその授業において答えられなかったらどうしようとかって悩みって受験とかテストの日ぐらいしか考えないはずで、

大学の前にその授業においており落ち着いて行けるかなぁなんて悩む人ってまああんまりないと思うんですよ。


でも、学生時代だと、例えばこう恋愛に関してすごい悩むわけですよね。

恋愛だったらパートナーがどう考えるかなど、他者という自分じゃ思い通りにならない対象が存在するからだと思っています。

 

社会人になるとそれが組織という形を持ってたくさんの人が絡み合う、

やっぱりその自分じゃ制御できないものが増えてくるんですね。

 

取引先のお客様の事情もあったりだとか、あと自分の何か失敗だとか成功っていうのが、

またいろんな人に影響を与えるって立場になっていくってのが社会人になる。

 

当然、しかもベンチャーのような会社であれば裁量権が大きいということは、その失敗に対する責任の重さを示していると思います。

 

失敗とか成功も含めてその仕事に対する責任が大きい、裁量権は自分の思い通りになる領域が広いということではなくて、

その仕事に関する責任の幅が広い深いということなんだと思います。

 

環境とかが色々変わる中で自分がコントロールできないものってのがたくさん出るんです。

 

いわゆる感情を揺さぶられる事ってのがたくさん起きます。

それが良いことと悪いこと二分するならその二つが起こるんですけれども、その時に良い事が起こったからテンションが上がる悪いことが起こったからテンションが下がる。

 

悪いことが起こったから仕事に支障が出る。いいことが起こったから仕事が順風になる。と事象に心が左右されてしまうと、うまくいかなくなることが多いですよね。

 

良い時にこそ謙虚に自分を客観的に見れるかっていうことだったりだとか、悪い時に自分で自分を鼓舞して自分のモチベーション保っていけるかっていうのが凄い大事で、これができないとやっぱりリーダーっていうのはならないんじゃないかなと。

 

1年目はそれがトレーナーが色々指導してくれて発見する部分があると思うんですけれども、それが今2年目3年目でいなくなると自分で解決しないといけないですし、それができてないといつまでたっても子供ですよ、器が狭いですよということになるというところになります。

 

これをどういう風に認識していくかって言うと、「やっぱり人間、心の傾向性とでも言うべき考え方の癖」みたいなものがあるんですよ。

 

いわゆる自分がポジティブな性格だと思っていたとしても、例えば自分に降りかかる不安や悩みに関しては大丈夫なんだけど、

人に迷惑をかけるかもしれない人から嫌われるかもしれないっていう他者視点が入った時にネガティブになる人、それって取り越し苦労だったりするわけじゃないですか。

 

この子はいろんな事象に対してどういう風に物事をとらえやすい、ということを理解する。

別にこういう考え方が良いよってことじゃなくて、それによってブレーキが掛かっている状態になったりだとか、足元すくわれるような状態にならないように、こういう癖があるからこういうふうに考えようっていうところを、一緒に行こう見てあげる。

 

それは批判ではなくて分析を一緒にしてあげてそのいろんな不安や悩みっていうのを自分で解決できるように、

自分の心を自分で制御できるようになっていくっていうところが非常に重要なんじゃないかなって、思っています。

 

ここまで心の制御っていうところが二点目ののポイントになるかなと思います。

 

③「スタンスを育む」

三点目が、スタンスの部分です。このスタンスの部分っていうのは、もう少しわかりやすくすると

仕事に対してとか、自分のチャンスに対してとか、自分自身が成長するとか、夢みたいなものがあるんだったらそれを達成するためにどういう風な自分にならないといけないのか、物事にどう取り組むべきなのかっていうことを理解してもらう。

っていうのが重要かなと思います。

 

 

これはもちろんトレーナーから教わる場合もあれば別にそうじゃない場合もあります。

やはり本なんかを読むのが大事ななと思うのはこういった部分で、5年目とか自分もそうなんですけど誰かにこう指摘される機会っていうのがかなり減ってくる。

 

後輩が増えるとまるで自分が偉くなったから様に錯覚するんですけれど、やっぱり本を読んだりとか第三者の思考を入れることで自分自身を否定することができるようになるんですね。

 

1年目は誰かに指導されて云々て話があるんですけど、

2.3年目っていう風になるとそれを自分で気づくしかないですし、自分で自分をどうしていきたいかっていうのはちゃんと考えるようにいいならないといけない、こういう考え方であれっていうのを強要するっていうことはないとは思いますが。

 

例えば、人のせいにしたりとか、愚痴不満を言ったりだとか、成功してる人を嫉妬したりだとかって言ってたりって良くないことだけど、つい反応としてでちゃったりする。

 

成功してる人と成功しない人の大体考え方って今も研究的にはだいたい分かってると思うんですよね。

 

僕もすごい思うんですけど、仕事力が100倍になることもなければ、

マーケティング力とか営業力とか、仕事におけるスキルの部分って明日100倍の力を出すってことができないけど、

みんなその100倍の力が明日手に入らないといけないような気になっていて苦しむっていうことがあると思います。

 

ただその足りない部分をどう補っていくべきなのかっていう思考する態度だったりだとか、

もしくはそれを受け入れて何から成長するべきなのかって考える態度だったりとか、

できない自分っていう子のに向き合って一生懸命やるかに入れるかっていうことだとか、考え方・スタンスは今すぐにでも転換できるものはある。

 

仕事力じゃなくて、人間として成長していく、人間としての成長は何かって言うと、やっぱり人を導けるような、見識の高いところから自分を客観視して俯瞰的に見れるような、そうなっていかないと悩みは尽きないので、解放されることはないんじゃないかなと思います。

 

重要なこととしてはやはりその仕事のスキルとか云々ではなく、人としてどういう人間になっていってもらいたいか、

もしくはなっていきたいかというものをしっかりと指導してあげる。

 

その指導の仕方も強要という形ではなく、やっぱりその人が自分で考えて物事に判断できる、物事に対応できるように

 

僕がスタンスについて思うのは、意識において行う失敗と実力が足りなくてできなかった失敗を二分するするべきだと考えています。

 

意識の問題で解決できた、つまり例えば宿題をやってこなかった、過去言われたことを何回も繰り返すっていうのは、

意識の問題になるのでここはその人の考え方とか言われて仕事に対する姿勢の部分が問題になるのでしっかり指導した方がいいですし。

 

逆に実力が足りなくて、宿題やったんだけどわからなかった、テストに全力で臨んだけど、失敗しちゃってところに関しては、

そのプロセスとかっていうの一緒に見に行って、やってきたことを褒めるぐらい、そして次どうして早くなっていくかっていうことを一緒に考えてあげると。

 

前者に関してはしっかり怒らないとやっぱりそれが2年目3年目苦労することになるので、そこをしっかりと導いてあげる。

 

トレーナーっていうのはやっぱりその仕事ができないとか仕事が云々っていうものよりも、

人として導いてあげるって事はすごい重要なんじゃないかなと思いますし、

僕自身ができてるかっていうとまだまだこれからって部分あるので学び続けたいと思っています。

 

今回教えたトレーニーの子、自体はものすごく優秀な子で、僕が逆に教わることもたくさんありまして、

こんな偉そうなことはできませんでした。反省点もいっぱいです。自分も負けられないなってもたくさんあったりましたが、

これからも何かしらを伝えていけるな人間になれればいいなと思ってます。

今週の週次ブログは「結局は1on1」という話をしたいと思います。

 

週次ブログと言いつつ、ペース的には隔週になってきているのですが、、、

この話は、先日とある方にお話頂いた内容でして、非常に本当にそうだなと大変勉強になった話です。

 

組織が大きくなり、従業員の数も増えると、人の活躍や何に取り組んでいるのかに関して、

自然に目に入る・聞こえてくる頻度は少なくなります。

 

コロナでイベントごとであったり、大人数での飲み会、旅行等も計画が難しくなっていく中、

チームの気持ちを一つに仲良くなる機会であったり、自分の至らなさを先輩から諭してもらったりする機会も減り、

なかなかモチベーションマネイジメントも難しくなってきた現状はあると思います。

 

人の気持ちは移ろいやすく、ちょっと前まで元気だった人が急にネガティブになっていたり、

仕事に対して熱が入らなくなってしまうこともあります。

 

こういう時期だからこそ、改めて自分たちの仕事の意義であったり、

自分のやりたいことを再認識する機会だったり、ビジョンを話して共感してもらう機会を作ったりなど

そういうことを考えてしまいますし、僕もそういう機会作ったほうがいいのかなと浅い考えで述べてしまいました。

 

それを伝えてところ、そのお話をしてくださった方は、

 

結局大多数対1のものは効果的ではなく、人の気持ちは動かない。

コロナであろうがなかろうが、昔から大事なのは、継続的に1on1 で会って話していくこと、ということでした。

 

組織の中には、2割は自分で立て直せる力がある層がいる、ここはビジョナリーな話で動いてくれる。

6割は気持ちとしていい時もあるし、たまには落ち込み、励ますことが必要な層がある。

残りの2割は、なかなか時間がかかってしまう層がいる。と。

 

では、その6割をどのようにポジティブに変えていくか、仕事やミッションに納得して働いてもらえるか、が重要で、

それは1on1で対話していくしかない。サシで話して、理解して、受け入れて、伝えていく。この時間を減らしてはいけないと。

 

100人ぐらいまでであれば、20日営業時間があれば、1日4.5人と話せるし、

少人数でもあれば今でも続けることはできる。と述べられていました。

 

MBA的なシステムや構造における解決方法が先だってきておりますし、

もちろん場面場面で効果的なこともあると思うのですが、こういう1on1を大事にする組織というのも

また強いものなんだということに、遅くも気づかされました。

 

どんなにきつい仕事量をこなしていたとしたり、

仕事として誰もがやりたくない仕事を引き受けないといけないときにも

面談という形式的なものではなくて、「頼む。お願いしたい」という一言で頑張ろうと思えたり、

自分を受け入れれてくれることで、改めて前に歩みだそうと力が湧いてくることも少なくないと思います。

 

やはり信頼関係は楽をしてはいけなくて、

手間暇をかけてしっかりと構築していく、自分はまだプレイヤー職ではありますが、

そんなの関係ないので、肝に銘じてやっていきたいなと思います。

 

おわり

 

 

今週の週次ブログになります。

今日のテーマは「普通を認識すること」

 

自分が中学校の国語の先生が良く言っていたことなのですが

「普通というのは人によって基準が違うので、発表の際に”普通に”という言葉は使ってはいけない」

 

あんまり昔の記憶はないのですが、この普通という言葉に関する内容はよく覚えています。

 

確かに国語の授業において、この普通ということはを使うことは適切でないと思うのですが、

このみんなにとっての普通がどれぐらいなのかという状況を認識することは大事だと思うのです。

 

「仕事に対する考え方」「プライベートで重視すること」など人それぞれだよねというものは世の中満ち溢れており、

その数ある選択肢の中に自分の考えがあるわけですが、

 

自分の考え方というのは必ず一定に部分で、ある種の異常性を持っている部分があるので、

そこを認識して、一般的な感覚というのは養っておく必要があると思います。

 

例えばなんですが、

「マネージャーに必要な目標のない部下に目標意識を持たせるコツ」というタイトルと

「今すぐ使える、月3万円浮かせる節約術」というタイトルがYoutubeで作成していたとします。

 

自分には前者のコンテンツが気になったとしても

一般的には、後者が再生回数を伸ばすはずです。

 

というのも、マネジメントについて考えて悩む人の数よりも、

絶対的に、今の生活を少しでも楽にしたいなという人の数の方が多いわけで、

自分が楽しいと思うコンテンツを=世間一般の感覚じゃないわけです。

(もちろん今は自分の強烈な強みをコンテンツ化すれば一定の収益になる時代ですし、汎用的なものだと競合もそれだけ多くてはあるので、

そういうコンテンツの良し悪しの話ではないです)

 

これを置き換えてみると、

自分の中でこうしたら正解じゃないかとか、

これぐらいやるべきでしょという期待値のレベルだったり、

正解を出すまでのプロセスだったりも、自分の強みであったり、

異常性に当たる部分があってうまくいっていることが多いです。

 

例えば、コツコツと作業することができるタイプの人がいたとしましょう。

その人が、「人より不器用なタイプ」ということを克服するために、

コツコツと何かに取り組むこと、、何時間も時間をかけてそれでもあきらめずやり克服しているという体験談があったとします。

 

これもコツコツできるがために、自分にとってのスタイルがそうというわけで、

じゃあ不器用な人に対して、すべてコツコツやればできるよ!というようなアドバイスをすればいいかというと違うかなと。

 

前提コツコツやれない人もいるわけですし、コツコツやればできるよというのは、コツコツやれる人であるという前提がある。

コツコツできることは立派な強みですので、一般論として語ると危険な部分があるわけです。

 

少し話が長くなりましたが、

普通の人の平均を知ること(つまり自分の長所短所を知ること)

そして、何かを誰かに伝える場合にはその異常値に当たる部分を理解して伝えることが重要なんじゃないかなと。

 

それは、助言に当たるケースだけではなく、

広く一般的なものに関しても大事じゃないかと。

 

 

秋元康さんが、作詞するときに、自分で発送した言葉ではなく、

マクドナルドにいって、女子高生たちが話す言葉を聞いてメモして、なるべく心情に合わせた歌詞を書こうとしていることであったり、

 

トヨタの章男社長が、最初1月1日にはコンパクトカーを運転すると決めているという話もございます。

これは、自分の中のバランス(こういう車を大衆の人は乗っていてなど)という感覚を

もとに戻すためにそうされているみたいな話で、Youtubeで見たのですが、

おそらくですが、高級車に慣れてしまうと、この辺が不便だよなという些細なきっかけがなくなるのかもしれませんね。

 

ちょっと纏まり切らない状態ではあるのですが、

異常性を理解し、一般的な普通を理解して、応用していくことって大事だなと思いました。

 

おわり

 

 

 

今週の週次ブログは昨今の自分の状況を振り返ってみて、思ったことです。

1年自分が生活するなかで、「今は頑張るときだな」と思うほど、忙しい日々を過ごすことも、

成長に伴って「余裕が出てきたな」という時も両方経験すると思います。

 

忙しい時や大変だなと思う時には成長を求められていたり

少し余裕が出てきたなという時にはチャレンジを求められているのかもしれません。

 

最近思うこととしては、1年の周期や波というものは人によって同じものではないのですが、

その波というものに自分自身事態も揺られている状態にあってはいけないと思うようになりました。

 

波というものは、乗りこなすことが大切であるのは言わずもがなですが、

波飲まれてしまうと、いい時・悪いときにも疲弊していくものだなと感じます。

 

組織論においても、似ているところもあるんだろうと思いますが、個人の話に落として今回は書こうと思います。

 

①バランス感覚を意識し自分の考え方を省みる

忙しい時や大変な時には、物事に対して悲観的に考えることが多くなったり、

人に対して当たりが強くなったり、自然とバランスが悪くなるものです。

 

逆に余裕があったり、達成感に満たされたときには、ポジティブに物事を考えたり、自然と景色が輝いて見えたり

自分来てるな~という感情が起きやすくなると思います。

 

僕なりに大切なことというのは、

ネガティブな感情とポジティブな感情を含めた色々な感情を適切に(バランスよく)持てること。にあると思います。

 

例えば、自分がミスをしたとします、反省することは大事ですが、過去の失敗に引っ張られすぎずに、

次に切り替えて挑戦していくポジティブさは大切ですし、

 

自分がマネジメントをするときに、こうしたほうが良いよというポジティブ型アドバイス型だけではなくて、

目線を合わせて(いわゆる下げて)話をきちんと聞いていくネガティブ型というか寄り添い型のアドバイスがいいケースもあります。

 

自分は普段どういう考え方の癖があるかを考えている人もいると思うのですが、

環境や状況によって普段ポジティブな人がより有頂天になってしまい、おごりがでる状況や

ネガティブな人がよりネガティブな考えに陥る状態もあり得ると思うのです。

 

そのため、このバランス感覚をベースに戻すために、自分の普段の思考性だけではなく、

現状の環境や状況を鑑みたときにどう心境が変化しやすいかということを知ったうえで、

どのように今自分は物事を捉えるべきなのかを(バランス感覚を戻す)ということが大事だなと思います。

 

忙しすぎる毎日だと、他社に対して普段は褒めるべき点が褒めるべきハードルが上がっていたり、

満たされていると、悔しがったり、反省点に目がいかず、謙虚さを失うケースも往々にしてあるなと。

 

自分の環境や状況を鑑みて、どうバランス感覚を保つかということが、

常に安定したモチベーションで働き、パフォーマンスの良化につながっていくこともあると思います。

 

②バランス感覚を意識し自分の生活習慣を省みる

このバランス感覚なのですが、ポイントとなるのが、自分の環境が変わったときに

習慣も変わりやすくなるということです。

 

例えば、忙しくなると睡眠時間が減るでしょうし、余裕がでると空き時間に何かを楽しむことができます。

忙しい時には休みの日は休みたいでしょうし、余裕がある空き時間はどこかに出かけたいものでしょう。

 

ここからは自論なのですが、

僕は極端に睡眠時間を削ってやりすぎるのも、余裕を持て余して遊びすぎるのもよくなく、

環境が変わり続けるので、自分の中に変わらないバロメーターを持つこと

つまり何事もバランスよく自分に与えていくことが大事なんじゃないかと思います。

 

結構ストイックな人にありがちなのは、

平日忙しくてあんまり読書とか、そういうことで来ていないので、

休日にやろうと思うけど、疲れてしまっていて、あまりできてなくて、嘆くというケースだったり。

 

そういう人は、自分のベストのパフォーマンスを知って、

意識的に休むを覚えるといいと思いますし、(何時間は寝ないとダメとか人それぞれ絶対にある気がします)

逆に時間がありすぎる場合には、その時間をグダグダするのではなく、

逆に少しストイックに休みの日に早く起きてトレーニングしたり、勉強したりもいいと思います。

 

それが偏った状態が続くと、

ストイック型の人はオーバーヒートしちゃいますし、

怠けやすい人は忙しくなった時に何もかもいやになっちゃいます。

(この忙しさは、仕事以外の色々な忙しさを指します)

 

環境や、状況や心境はかなり移ろいやすく、

自分のバランスを意識することで、その環境や状況に左右されずに済むんじゃないかなと。

 

ストイックなのかわかりませんが、今自分はどういう状態なんだろうというのを考えております。

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

今週の週次ブログは発信系の内容を書こうと思います。

 

私の所属するサイバーエージェントの広告事業本部には

昇格をするルートとして、マネージャー→局長と目指すルートもあれば

シニア→エグゼクティブというプレイヤーコースでの昇格制度があります。

 

私は当初はマネジメントコースに進もうと思っていたのですが、

プレイヤー職を極めていこうと思ったのか、たまに質問頂くこともあったので、振り返ってみようと思います。

特に高尚な考えがあるわけではないのですが、、、

 

①自分のワクワクする方向で強みを伸ばしていく

 自分は奇跡的に入社を許されたという思いがあり劣等感というか、焦りは入社当時結構あったと思います。

人事の方からも当時強みを作ったほうが良いというアドバイスを頂き、内定者のころからバイトをしたことが大きなきっかけでした。

 

 あるとき、自分を教えてくれていた先輩に「こういうことに夢中になれて、楽しいって思えるのは天職じゃないか」

と言っていただいたことをきっかけに、自分の強みであることを認識することができました。

 

 「弱みを強みに変えることはできるが、それを実現するには人生はあまりにも短い」という言葉を知ってから、

強みで勝負していかないと思ってはいましたが、自分の強みというのは、なかなかわからない、

 

 周りの方に言われて、自分の強みを認識した瞬間でした。客観的に他者であれば見てくれているんだと 

 

 今はマネジメントに入って現場から離れるよりも、この強みであることをとことん伸ばしていきたい、

この強みでNo1を目指したいと誰よりも思うようになりました(私の目指すNo1像は別でも書きたいと思います)

 

 自分がわくわくする方向に、そして強みを強みとしてとことん伸ばせる方向に舵を切っていく、

「やれるところまで高みを目指してやろう」と決意し、自分はプレイヤー職を極めたいと上司の簑田さんに告げました。

 

 自分のワクワクする方向で強みを伸ばしていける この上ない幸運だったなと思います。

 

 今の自分には一定の健全な自信があります。この会社はマーケットでもブッチギリのトップをとれるそう信じています。

そのトップをとるときに、先頭ランナーでありたい。と

 

②社内で幅広い活躍の方法があったから

 私の所属する広告本部では、マネジメント職の人だけが尊敬を受けたりチャンスをもらえるかというとそうではなく、

プレイヤー職で活躍する人にも同等の扱いをしてくださいます。

 

 アメリカとかでも聞く話によると、No1の営業マンの給料は幹部役員と同等クラスがそれ以上であることもあるようです。

 

 広告事業を率いておられる副社長の岡本さんに「スター選手と監督って価値は同等じゃん」「活躍や出世の仕方が1パターンだけなのは事業にとって良くない」などの組織運営に関するお話も伺いました。

 

 また、自分の管轄の統括である蜷川さんから

「マネイジメントはある意味、清濁併せて色々な事をしないといけない。報告しなくてはならないので、報告書の作成とかもろもろも含め。池ちゃんは今はきれいな水だけを飲んでひたすら高みを作ってほしい」

 

と仰って頂いたことで、自分がもっとCAの高みを作っていくんだという思いも人一倍今は思ってます。

 

 まとめると、それぞれの役割でしかない、とそういうことなんだと思います。

では、自分はどういう役割を担っていきたいのか。そのいう話なんじゃないのかと。

 

 逆に自分は甘い蜜をたくさん頂いているということもすごい認識しました。これは結果で返すしかないです。

 

③将来的には組織を引っ張る人材になりたい

 色々プレイヤー職に進んだ、背景も書いてみましたが、将来は組織を引っ張っていきたいと思っています。

 

 自分は多くの貴人ともいえる多くの人のお力もあって成長機会を得ることができました。

チームであるから頑張れた、チームでやるから楽しいんだ、たくさんの方と共通の目標に向かう意義も自分なりに理解しました。

 

自分自身も徳のある人に成長し、多くの機会を与えられるように、結果を出し続けられる人になりたい。

 

私の目標ですが

 

・競合他社にも負けない、圧倒的なNo1の実力を身に着け/還元し組織としての力を高めること

 

・プレイヤーとしての強みを生かして、組織を引っ張れる人材になり、新しいマネイジメントを確立すること

 

 足元課題は山済みですが、自分の課題と向き合い、精神的もまだまだ成長したいと思います。

 

 

おわり