今週の週次ブログは「結局は1on1」という話をしたいと思います。
週次ブログと言いつつ、ペース的には隔週になってきているのですが、、、
この話は、先日とある方にお話頂いた内容でして、非常に本当にそうだなと大変勉強になった話です。
組織が大きくなり、従業員の数も増えると、人の活躍や何に取り組んでいるのかに関して、
自然に目に入る・聞こえてくる頻度は少なくなります。
コロナでイベントごとであったり、大人数での飲み会、旅行等も計画が難しくなっていく中、
チームの気持ちを一つに仲良くなる機会であったり、自分の至らなさを先輩から諭してもらったりする機会も減り、
なかなかモチベーションマネイジメントも難しくなってきた現状はあると思います。
人の気持ちは移ろいやすく、ちょっと前まで元気だった人が急にネガティブになっていたり、
仕事に対して熱が入らなくなってしまうこともあります。
こういう時期だからこそ、改めて自分たちの仕事の意義であったり、
自分のやりたいことを再認識する機会だったり、ビジョンを話して共感してもらう機会を作ったりなど
そういうことを考えてしまいますし、僕もそういう機会作ったほうがいいのかなと浅い考えで述べてしまいました。
それを伝えてところ、そのお話をしてくださった方は、
結局大多数対1のものは効果的ではなく、人の気持ちは動かない。
コロナであろうがなかろうが、昔から大事なのは、継続的に1on1 で会って話していくこと、ということでした。
組織の中には、2割は自分で立て直せる力がある層がいる、ここはビジョナリーな話で動いてくれる。
6割は気持ちとしていい時もあるし、たまには落ち込み、励ますことが必要な層がある。
残りの2割は、なかなか時間がかかってしまう層がいる。と。
では、その6割をどのようにポジティブに変えていくか、仕事やミッションに納得して働いてもらえるか、が重要で、
それは1on1で対話していくしかない。サシで話して、理解して、受け入れて、伝えていく。この時間を減らしてはいけないと。
100人ぐらいまでであれば、20日営業時間があれば、1日4.5人と話せるし、
少人数でもあれば今でも続けることはできる。と述べられていました。
MBA的なシステムや構造における解決方法が先だってきておりますし、
もちろん場面場面で効果的なこともあると思うのですが、こういう1on1を大事にする組織というのも
また強いものなんだということに、遅くも気づかされました。
どんなにきつい仕事量をこなしていたとしたり、
仕事として誰もがやりたくない仕事を引き受けないといけないときにも
面談という形式的なものではなくて、「頼む。お願いしたい」という一言で頑張ろうと思えたり、
自分を受け入れれてくれることで、改めて前に歩みだそうと力が湧いてくることも少なくないと思います。
やはり信頼関係は楽をしてはいけなくて、
手間暇をかけてしっかりと構築していく、自分はまだプレイヤー職ではありますが、
そんなの関係ないので、肝に銘じてやっていきたいなと思います。
おわり