台風13号が迫ってきています。
本日(8/8)の夕方頃から、風雨が強くなり、深夜には関東地方に上陸するのではないかと言われています。

さて、この台風ですが…中学2年生の『気象』の単元で学習しますね。
ですので、こういう時に、ポイントを押さえているかどうか確認しておくことが、とても大事なのです。

まず、台風の定義ですが、覚えておかなければいけないのは2つです。

①発生場所:熱帯の海上(赤道より北で東経180度より西の領域)
②最大風速:17.2m/s以上


この2つを満たしているものを台風と呼びます。

①は、フィリピンのあたりのことです。それ以外の場所で発生すると、ハリケーン、タイフーン、サイクロンなどと呼ばれるんですね。

また、②については、日本付近を通過後、勢力が弱まってくると、最大風速が17.2m/sよりも遅くなってしまい、台風ではなくなってしまうので、「温帯低気圧」と呼ばれるのです。

次に、台風を表す数値に『hPa(ヘクトパスカル)』というものがあります。これは、中1で学習する「圧力」の単位です。

通常の気圧は、「1気圧=1,013hPa」なので、これより小さい値、つまり980とか970という数値であると、「気圧が低い」すなわち「低気圧」ということになります。

空気は高い気圧から低い気圧へと流れるのですが、この差が大きいほど強い風が起きるので、hPaの数値が小さければ小さいほど強い台風ということになりますね。

最後に、台風の「強さ」「大きさ」について、以下のような定義があります。

◎強さ◎

○大きさ○


これらについては、試験に出るかどうかはわかりませんが、この辺りまで興味をもって知っておくと、学習すること自体に興味が持てるようになりますね。