コップに水が半分あります。
「もう」半分しかないと考えるか、それとも「まだ」半分あると考えるか。
無くなった空間にフォーカスして「もう」と考えるネガティブよりも、実際に「まだ」あるところを見つめるポジティブ。
「もう」と「まだ」には随分距離があります。

一方で、病気になってしまったときは「もう」と「まだ」が逆転します。

Aさんは相当症状が重い状態から少しだけ改善がみられましたが、本人は「もう」こんなに良くなったと思っています。
Bさんは軽い症状から随分良くなったにもかかわらず、「まだ」こんなに悪いと考えています。
Aさんのような考えの方はその後、科学では証明できないような驚くべき回復をみせて、一気に水面上のプラスの世界に到達することがあるらしいのです。
実はこれが「自然治癒力」です。

今の状態を保ったり元の状態に戻そうとする力を「恒常性維持力(ホメオスタシス)」といいます。
これに対して、元の状態を超えたより良い・強い状態に持っていく力が自然治癒力です。

[自然治癒力>ホメオシタシス]という関係です。

自然治癒力は人間が考えるどんな科学よりもはるかに高度で、人間がつくるどんな薬よりもはるかに強力なことがわかっています。

自然治癒力の原料は「細胞」です。
細胞のスイッチが入るか入らないか・・・。スイッチをONにする触媒的成分はもちろん、もう一つの鍵がポジティブ情緒です。

目の前のできごとの捉え方・適確な情報・周囲の支え・温かく差しのべられる手・・・

こんなものが原料です。