映画『ジョン・ウィック:パラベラム』 | 普通人の映画体験―虚心な出会い

普通人の映画体験―虚心な出会い

私という普通の生活人は、ある一本の映画 とたまたま巡り合い、一回性の出会いを生きる。暗がりの中、ひととき何事かをその一本の映画作品と共有する。何事かを胸の内に響かせ、ひとときを終えて、明るい街に出、現実の暮らしに帰っていく…。

2019年10月17日(木)吉祥寺オデヲン(東京都武蔵野市吉祥寺南町2-3-16、JR吉祥寺駅東口徒歩1分)で、12:10~鑑賞。

作品データ
原題 JOHN WICK:CHAPTER 3 - PARABELLUM
製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 ポニーキャニオン
上映時間 131分


John Wick Chapter 3_Parabellum

キアヌ・リーブスが最強の元殺し屋に扮し、銃とカンフーを融合させた「ガン・フー」や車とカンフーを合わせた「カー・フー」など、これまでにないアクション要素を盛り込みヒットした『ジョン・ウィック』シリーズの第3弾。裏社会の掟を破り、懸賞金をかけられ追われる身となったジョン・ウィックが、次々と現われる暗殺者と繰り広げる死闘の行方を多彩なアクションとともに描き出す。監督は前2作に引き続きチャド・スタエルスキ。キャストはイアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーンら前作からの続投組に加え、謎の女ソフィア役でオスカー女優のハル・ベリーが初参加する。

ストーリー
裏社会の聖域であるコンチネンタルホテルでの“不殺の掟”を破った伝説の殺し屋、ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。全てを奪ったマフィアへの壮絶な復讐の先に待っていたのは、裏社会の秩序を絶対とする組織の粛清だった。1400万ドルの賞金首となった男に襲いくる、膨大な数の刺客たち。満身創痍になったジョンは、生き残りをかけて、かつて“血の誓印”を交わした女、ソフィア(ハル・ベリー)に協力を求め、モロッコのカサブランカへ飛ぶ。しかし、最強の暗殺集団を従えた組織は、追及の手をコンチネンタルホテルまで伸ばして、ジョンを追い詰める。 果たして、ジョンは窮地を脱出し、再び自由を手にすることができるのか!?

今回は初っ端からアクションの連続で、多少の休憩を挟みつつもひたすらバトルが続く、シリーズ最高のアクション量!しかも、アクションにおける数々の創意工夫が際立つ。銃一辺倒ではなく、分厚い本や馬の蹴りなどを使った殺人攻撃や、戦闘犬との殺人連携技など多彩な見せ場が次々出てきて、全く目が離せないほどの全編アクションまみれ!ジョンと世界中の強烈殺し屋たちが盛大に殺り合う様は、もはや殺人世界サミット!

▼予告編



▼2分で分かる『ジョン・ウィック』シリーズ振り返り映像 :