情けは人の為ならず | すべてはセルフラブから始まる。

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セルフラブ、自分を愛することの大切さについて語るブログです。

情けは人の為ならず。

 

これは「情けは人の為によくない」という意味に思われがちですが、本当は「人に情けを掛ければ、やがてそれは自分に戻って来る」という意味なんだそうですね。

 

確かに、そうかもしれません。

しかしそうでない時も多々あります(笑)。

 

情けが本当に人の為、というか自分の為にはもっとならないことも良くあるのです。(;゚Д゚)

良くある、と言いますか…私は最近情けを掛けるのはほぼ動物とホームレスの人々、そして赤の他人だけにしてます。

(家族はまた別のカテゴリーに入りますが)

 

なぜかというと、お返しを期待しなくて済む…というか、本当に無条件に助けることができるので。

 

特に人の好い日本人女性には多いことですが、私たちは誰かに尽くし過ぎているのではないでしょうか。

しかし、尽くす女性って多くの場合結局虐げられたり、捨てられたり、後回しにされたりするのが世の常な感じがします。

 

せっかく尽くしてきた恋人が「尽くさない人」に魅かれて、去ってしまった…というシナリオの多いこと。

何をしても受け入れてあげる人、待っている人って、知らない間に「玄関マット」のような存在になっているのです。

(英語ではDoor Matと呼ばれます)

 

玄関マットって、あるのが当たり前だけど、忘れられる存在。

玄関マットは踏まれて、見向きもされず、踏んだ人は室内の居心地のいい場所に去ってしまいます。

 

 

かなり残酷な言い方ですが、結構良くあるシナリオではありませんか?

だから、尽くすのは他人ではなく、自分にすべきなのです。

 

「お腹が空いたらかわいそう」と食事を作って冷蔵庫に入れてあげたり、

自分も働いているのに朝早く起きてお弁当を作ってあげたり、

忙しいのにわざわざ洗濯・掃除をしてあげたり、

他の人と遊びに行くのに車を出してあげたり。

 

 

もちろん、相手から同等のことが自分にも返ってきているなら、それは素晴らしい関係かもしれませんね。

でももしこれが一方通行だったら、それはやめた方がいいことです。

そしてそうやって誰かに何かをやってあげることで、その相手もそれを期待するよ うになり、自分で自分のために何かをすることがなくなり、相手に依存してしまいます。

 

ですから、そういう「情け」は人のためにも自分のためにもならず、かえって依存関係を作り上げてしまいます。

 

そんな時間とエネルギーがあったら、そのベクトルは自分に向けましょう。

それも自分を愛する一歩です。

 

 

相手が何もしてくれないのに、自分だけ相手に尽くしている。

 

 

そんな状態は自分をむなしくするだけです。

自分に何も返してくれない人には1円でも上げる必要はありません(笑)。

そんな人に情けをかけても、自分には全く何も返ってこないどころか、自分のエネルギーがダダ洩れになるだけです。

身も心も削られて、魂が吸い取られていきます。

 

 

時間とエネルギーを人に使うことをやめて、自分のために使ってあげてください。それがセルフラブ、セルフケアです。

 

 

Kei