さてさて、前回の話に登場したティクビ攻めすぎ男
ことⅠですが…
うちの友達のケダモノH
はかなり気に入っていたものの、そのまま連絡もなく消息も立ち消えておりました
もちろん存在も忘れていました
それから数年後、友人とカラオケBOXで騒いでいる時に3人の男共が乱入してきました
私らは、いきなりの事で なんだ~Σ(・ω・ノ)ノ!
と驚いてる間にちゃっかり座り込み曲まで入れてる始末
とりあえずおもしろい連中だったのでその時は一緒に騒いで、ご馳走になりました
これもナンパですよね
その後飲み直しってことで他の店に異動して5人で飲んでたんですが、そのうちの一人がどうも見た覚えがある…
一所懸命思い出したくても思い出せなくて本人に直接聞きました
「ねえ、あんたどっかで会ったことない?」
「えー、お姉さんそれって逆ナン?w」
違うっての![]()
「いやマジで。どっかで会った気がすんだよね」
「うーん…わからん」
そうしてるうちに思い出しました
「あ~、あんた何年か前にナンパしてきたっしょ」
「え、、、てか俺たくさんナンパしてたからわからん w 何か悪いこととかしたっけ?こえ~
」
「あたしは悪い事されてないよ てかあんたの連れにホテル連れ込まれそうになったけど」
「じゃあ俺はそん時何してたんやろ?」
「あんたはあたしの連れとホテル行ったの 私は●●●あたりであんたの連れと別行動して… もぅ…あん時にうちの連れを●●町まで送っていったはずだけど?」
「ん~…なんとなく思い出したかも w てかなんでホテル行ったとか知ってんの?」
「そら連れやもん 色々聞きましたけど
」
「げ~!それ以上言わんで 頼むわ w」
「まあ黙っといたるわ そのかわりここ奢ってね w」
まあこんな感じで再会し、その時に私の勤めてる店にも遊びにくると言うことで携帯番号の交換とかしました
後日、Ⅰは一人で本当に店に遊びに来ました
前にも書いたけど、Ⅰはそこそこのイケメンさんでしいていうなら大澄賢也を若くして髪型もスパイラルパーマでパっと見はほんとかっこいいと思う
気も使わなくていいし、その日はⅠのおかげで結構楽な仕事でした
その時に連れのティクビが切れた話とかしてⅠは苦笑してましたが、私はゲラゲラ笑っておちょくってました
店の帰りも送ってもらって、また遊ぶ約束なんかしてその時はそんだけ
それから数日後、最初に乱入してきた中の一人S君から連絡があって食事に行きました
この子もなかなか男前 しかも結構な坊ちゃん
顔は私のタイプではないけれど袴田吉彦風味で、Ⅰとは一味違う紳士風な扱いがちょっとドキドキさせてくれる子でした
結構きちんとした店を予約してくれててビックリしたんですが、その時に軽く告られて…
「今付き合ってる人が居ないんなら俺が立候補していい?」
嬉しいような困ったような…て感じでした
皆で居る時には気づかなかったけど穏やかな話し方や、くすぐったくなる様な気遣いが心地よい
多分こんな子と付き合ったら落ち着いて過ごせるんだろうなって…ちょっとだけ思いました
返事は先延ばしってことでS君ともまた遊ぼうねって別れました
そうこうしてるうちに借金大王 との一件がやっと片付いて、ホっとしながら私って何してんねやろ…と自分なりの反省とかして少し凹み気味の夜がありました
その時にタイミングよくⅠから電話があり、暇だったらちょっとドライブでもいかない?と誘われました
なんとなく一人で居るのが辛くて二つ返事でいいよって言って迎えに来てもらいまいした
別に借金男と別れたことが淋しいとかじゃなくってKが居なくなってから自分が誰も好きになれないんじゃないか、とかこの先の自分がどうなるかってことに不安を感じたりして一人で居たくなかったんです
迎えに来たⅠの車に乗り込んだ瞬間、耳を疑いました
かかっている音楽がシブガキ隊のNAINAIシックスティーン![]()
「あんた何て曲聴いてんのよ w」
「俺さぁ、カラオケでシブガキ隊歌うのがマイブームなんだよね」
「バッカじゃねー w でもおもろいからこのまま聞きたいかも」
「オ~ケ~ィ
じゃあ俺ら世代の懐メロ全開でいっちゃいますか」
てなノリで車を走らせました
Ⅰはとにかく元気な奴
黙っとけば男前なのになって思ってたけど w
あてもなくブラブラと色んなところを走って少し空が明るくなりかけた時に
「やっべー 俺このまま仕事やし
」
も少し早く気づけよって突っ込みたかったけどそこはスルーしました
帰り道の途中のファミレスで、眠気覚ましのコーヒー飲もうかって話しになって人影もまばらな店内でボケーっとしてた時にボソッとⅠが話しかけてきました
「少しは元気になったか?」
え? こいつ私が凹んでたの気付いてた?
「あ、、、てゆうか何が?」
「さっき電話した時さ、なんか様子がちょっと違った気がしてさ 俺の気のせいかもね」
なんだ…こいつ、いい奴やん![]()
「ありがとね」
ひとことだけお礼を言った Ⅰはそれ以上何も聞かずにまたいつものバカっぽいⅠに戻った
このコトで、私のⅠを見る目が変わった
普段はバカっぽいけどちゃんと結構気を使ってるんだ。優しい奴なんだなって