それではまた、1人の母親のしてのお話に戻ります。
前回のお話はこちら

2017年5月12日金曜日
旦那と2人で羊水検査の最終結果を聞きに行きました。
いつも通り、体重と血圧を測り、受付を済ませます。
私は普段は、低血圧気味ですが、イブちゃんを身ごもってからは、急に血圧があがり、上は120から130台をうろうろしていました。
でも、その日にかぎって、上は108。
あれ… 血圧、下がってる。
受付のあとは、担当医の部屋の前で名前が呼ばれるのを待ちます。
しばらくして、名前を呼ばれ…
担当医の机には、22対の遺伝子の写真の紙が置かれていました。x.yの遺伝子は空欄になっています。
18番目だけは3つありました。
お腹の子はエドワード症候群であることが確定したことを伝えられ、エドワード症候群についての説明がありました。
先生の経験上では、仮に無事に生まれても1歳まで生きれたケースは、99パーセントなかったそうです。
その次に今の赤ちゃんの状態を見てみましょうと、診察室に移動しました。
モニターには見慣れたいつもの赤ちゃんの姿。
テキパキと身体の大きさを測定し、推定体重を出していきます。
そして心臓…
もうほとんど動いていませんでした。
心臓の弁か膜がよく分からないですが、あるにはあるけれども、正常に機能していないレベルのものだと言われました。
脳にも空白部分が見られ、ほぼ死産になるであろう、無事に生まれる可能性はほぼないと言われました。
お母さん、お父さん、どうされますか?
病院側からは、先に何かを進めることはしません。
お二人の意思をお聞かせください。
私たち夫婦の意見は…
"この子を諦めます。"
翌日の入院が決定した瞬間でした。
帰りがけに、遺伝子の写真の紙を渡されました。
x.yが空欄になっているのをまた見た瞬間、思わず聞いてしまいました。
先生、お腹の子は男の子ですか?女の子ですか?
先生 "お母さん、もう未練は持たない方がいいですよ。"
このお話の始まりはここからです。

