コラム概要
うつ・不安症・パニック症がなかなか改善しないと感じていませんか?
本記事では、精神的不調の背景にある「扁桃体の過活動」と「未処理の感情」に焦点を当て、根本から整えるための感情消化メソッドを解説します。
読者の方には、うつ、不安症、強迫症、パニック症などの精神疾患が治らなくて苦しんでいたり、
診断を受けていないけど、「そうかもしれない」と思って調べているの方もいるかもしれません。
不調を抱えながら調べ、考え、治療を受けるのは、なかなか大変だと思います。
感情消化メソッドは、それらの改善に役立つ可能性があります。
というのは、これらの精神疾患に関係する偏桃体の活動を
鎮める効果があるからです。
治療けている方は、医師に相談してからが良いと思いますが、
一度検討してみると良いと思います。
感情消化メソッドは、精神疾患の改善として勧められることが多い、
瞑想やACTと同じ位置づけとなるセルフワークです。
精神疾患は、一定の診断基準を満たした場合に下されるものです。
しかし実際には、症状の強さや現れ方には大きな幅があります。
- 診断基準には当てはまらない
- けれど、〇〇症にかなり近い感覚がある
といういわゆる「グレーゾーン」の状態にある人は、決して少なくありません。
私自身が苦しかった頃も、
うつ、不安症、強迫症などを疑いながら、さまざまな情報を調べていました。
その結果、多くの症状が自分に当てはまると感じていました。
未処理感情が蓄積していくと、
このような精神疾患の予備軍のような状態になることは、珍しくないようです。
多くの精神疾患には、扁桃体の活動が深く関係しています。
精神疾患は合併症が多いことで知られていますが、
その背景には「どれも扁桃体の過活動が関係している」という共通点があります。
また、未処理感情が多く残っている状態では、
扁桃体は些細な刺激にも反応しやすくなります。
その結果、精神的な不調が起こりやすくなります。
実際に、
「家庭や仕事で強いストレスが増えたことをきっかけに、パニック症を発症した」
といった話は、珍しいものではありません。
扁桃体の過活動が原因の一つとなっている精神疾患には、
以下のようなものがあります。
- うつ
- 不安症
- 強迫症
- パニック症
医療機関では、主に薬物療法が行われることが多いと思います。
これらの薬は、症状を軽減する効果を期待して使われるものです。
ただし、多くの場合、
薬そのものが精神疾患を「治す」わけではありません。
精神疾患の多くは、
脳や神経系の誤った学習が関係していると考えられています。
そのため、再発防止や根本的な改善という観点では、
心理療法のほうが効果が高いとされることもあります。
症状が強い状態では、
心理療法に取り組むための余裕すら持てないこともあります。
そのため、薬と心理療法を併用することが望ましいケースも少なくありません。
一方で、日本では多くの心理療法が医療保険の対象外となっており、
費用の問題から、投薬が中心になりやすいという現実もあります。
感情消化メソッドでは、
不安や恐れを感じた「きっかけ(トリガー)」を意識的に扱います。
そして、そのトリガーによって再び立ち上がった
未処理の感情や身体の反応を、最後まで収束させていきます。
このプロセスを繰り返すことで、脳は次第に、
- この刺激は命の危険ではない
- 過剰に警戒する必要はない
ということを学習していきます。
結果として、
扁桃体が過活動しにくい状態へと、少しずつ変化していきます。
補足でお伝えしておきたいこと
この後の本編でも詳しく説明していますが、
感情消化メソッドは、
- 無理に前向きになる
- 不安を消そうとする
- 自分をコントロールする
といった方法ではありません。
神経と感情が自然に落ち着いていくプロセスを、邪魔せずに進める
という点に特徴があります。
今後の記事として検討させていただきます。
