コラム概要

うつ・不安症・パニック症がなかなか改善しないと感じていませんか?
本記事では、精神的不調の背景にある「扁桃体の過活動」と「未処理の感情」に焦点を当て、根本から整えるための感情消化メソッドを解説します。

 

 

感情消化メソッド
コラム

目次

シリーズの概要

第1部:心の仕組み

 苦しさと解消の仕組み

第2部:感情消化メソッド

 未処理感情解消の考え方と手順

第3部:未処理感情の影響

 未処理感情の体調・欲求・人生への影響
 未処理感情をためやすい人の特徴

第4部:人生の問題の解消 
 問題を作っている未処理感情の働き

 トリガーのヒント

 

 

読者の方には、うつ、不安症、強迫症、パニック症などの精神疾患が治らなくて苦しんでいたり、
診断を受けていないけど、「そうかもしれない」と思って調べているの方もいるかもしれません。

 

不調を抱えながら調べ、考え、治療を受けるのは、なかなか大変だと思います。

 

感情消化メソッドは、それらの改善に役立つ可能性があります。
というのは、これらの精神疾患に関係する偏桃体の活動を
鎮める効果があるからです。

 

治療けている方は、医師に相談してからが良いと思いますが、
一度検討してみると良いと思います。

 

感情消化メソッドは、精神疾患の改善として勧められることが多い、
瞑想やACTと同じ位置づけとなるセルフワークです。

 

 

 
 


 

グレーゾーンにいる人は、とても多い

 

精神疾患は、一定の診断基準を満たした場合に下されるものです。
しかし実際には、症状の強さや現れ方には大きな幅があります。

  • 診断基準には当てはまらない
  • けれど、〇〇症にかなり近い感覚がある

といういわゆる「グレーゾーン」の状態にある人は、決して少なくありません。
 

私自身が苦しかった頃も、
うつ、不安症、強迫症などを疑いながら、さまざまな情報を調べていました。

その結果、多くの症状が自分に当てはまると感じていました。
 

未処理感情が蓄積していくと、
このような精神疾患の予備軍のような状態になることは、珍しくないようです。

 

精神疾患の共通点

 

多くの精神疾患には、扁桃体の活動が深く関係しています。
 

精神疾患は合併症が多いことで知られていますが、
その背景には「どれも扁桃体の過活動が関係している」という共通点があります。

 

また、未処理感情が多く残っている状態では、
扁桃体は些細な刺激にも反応しやすくなります。
 

その結果、精神的な不調が起こりやすくなります。

 

実際に、
「家庭や仕事で強いストレスが増えたことをきっかけに、パニック症を発症した」
といった話は、珍しいものではありません。

 

扁桃体の過活動が原因の一つとなっている精神疾患には、
以下のようなものがあります。

  • うつ
  • 不安症
  • 強迫症
  • パニック症

 

症状を「軽減する」と「治す」の違い

 

医療機関では、主に薬物療法が行われることが多いと思います。
これらの薬は、症状を軽減する効果を期待して使われるものです。

 

ただし、多くの場合、
薬そのものが精神疾患を「治す」わけではありません。

 

精神疾患の多くは、
脳や神経系の誤った学習が関係していると考えられています。

 

そのため、再発防止や根本的な改善という観点では、
心理療法のほうが効果が高いとされることもあります。

 

症状が強い状態では、
心理療法に取り組むための余裕すら持てないこともあります。

 

そのため、薬と心理療法を併用することが望ましいケースも少なくありません。

 

一方で、日本では多くの心理療法が医療保険の対象外となっており、
費用の問題から、投薬が中心になりやすいという現実もあります。

 

 

感情消化メソッドは、扁桃体を鎮める

 

感情消化メソッドでは、
不安や恐れを感じた「きっかけ(トリガー)」を意識的に扱います。

 

そして、そのトリガーによって再び立ち上がった
未処理の感情や身体の反応を、最後まで収束させていきます。

 

このプロセスを繰り返すことで、脳は次第に、

  • この刺激は命の危険ではない
  • 過剰に警戒する必要はない

ということを学習していきます。

 

結果として、
扁桃体が過活動しにくい状態へと、少しずつ変化していきます。

 

補足でお伝えしておきたいこと

 

この後の本編でも詳しく説明していますが、
感情消化メソッドは、

  • 無理に前向きになる
  • 不安を消そうとする
  • 自分をコントロールする

といった方法ではありません。

 

神経と感情が自然に落ち着いていくプロセスを、邪魔せずに進める
という点に特徴があります。

 

 

 

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