シリーズ
人生が輝く心の整え方
目次
はじめに
●心の整え方の基本   
心の仕組み改善方法
●明るい気持ちを取り戻す心の仕組み改善方法
●豊かな人生にする   心の仕組み改善方法
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心明流三毒(暴欲、嫌怖、固念)について

 

心が苦しい時、葛藤や迷いが多くなります。これも偏桃体三毒の影響です。

 

「やりたいのに、できない」「A案かB案が決められない」といった葛藤は苦しいものです。

 

その苦しい葛藤や迷いを減らす方法を次の記事でお話しします。

今回の記事で、葛藤はどういう状態になのか整理してみましょう。

 

 

 

 

葛藤と苦しみの悪循環
 
葛藤と心の苦しみはどちらが原因でしょう?
  • 葛藤があるのから、苦しいのか?
  • 心の調子が悪いから、葛藤するのか?
私は、これらは悪循環の関係にあると思っています。
 
偏桃体が脳の機能を下げる
この場合の「苦しみ」は偏桃体の影響によるものです。
偏桃体は、脳の知的な機能を低下させて判断力や考察力を下げるので、葛藤や迷いがしやすい状態になります。
 
三毒が答えから遠ざける
決められない案には、それぞれ三毒の引き金になっていて、これが判断をしづらくさせます。
三毒は、「かたくなさ」「融通の利かなさ」がありますから、ぶつかり合って統一した答えを出しづらくなります。
 
しかも答えを出そうとして、三毒の引き金を何度も思い出しますから、偏桃体が活性化して苦しくなり答えも見えなくなります。
 
「判断できない」が偏桃体の引き金になる
「判断したい」と強く思って暴欲化すると偏桃体の影響が大きくなり、ますます状況が悪くなります。
 
 
三毒が答えから遠ざける
 
三毒が答えから遠ざける構造をもう少し詳しく考えてみましょう。
 
「学校に行きたいけど、いけない」を例に考えてみます。
  • 学校に行きたい
    • 行かないと将来困ることになる(嫌怖)
    • 友達を作らないとつまらない(嫌怖)
  • 学校にいけない
    • 人に声をかけられない(嫌怖)
    • 勉強についていけない(嫌怖)
この例では、二つの案に関連する考えそれぞれが嫌怖の引き金・固念となっていて、がぶつかりあっています。
 
偏桃体の影響が小さくて「まいっか」と感じられると、どちらかを選択したり、「週3日だけ学校にいこう」とか「xx君とだけ話をしよう」と妥協案を見つけることができます。
 
ですが、偏桃体の影響が大きいと、どの考えも深刻に感じられ、固念化した考えは融通が利かず、答えが無くなってしまいます。
 
 
「判断できない」が偏桃体の引き金になる
 
判断できない状態が続くと、「判断しなきゃ」という欲求が強くなり暴欲になります。
 
暴欲と嫌怖の連鎖」でお話した性質で、「判断しないと困る」という嫌怖が強くなり、「判断しないと困る」理由をあれこれ考えます。
その理由はすぐに、嫌怖の引き金になります。
 
 
改善のポイント
 
改善のポイントを書いてみましょう
 
「判断できない」の引き金の無効化
「判断しよう」が三毒や偏桃体の引き金になっているので、無効化します。
これにより、無理に判断しようという焦りが消えて偏桃体の影響が弱まり、心の余裕ができます。
 
各案に関連する三毒の引き金を無効化
各案に関連する考えを書き出して、引き金をみつけて無効化していきます。
詳しい方法は、別の記事でご説明しますね。
 
 

 

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