シリーズ
人生が輝く心の整え方
目次
はじめに
●心の整え方の基本   
心の仕組み改善方法
●明るい気持ちを取り戻す心の仕組み改善方法
●豊かな人生にする   心の仕組み改善方法
関連情報コラム

心明流三毒(暴欲、嫌怖、固念)について

 

このシリーズで図示できるところを、図示してみました。その記事のカバー画像を変えておきましたので、ご興味頂けたら読んでみてくださいね。


さて、本題です。


ここで紹介するワークは、緊張が強いと上手くできないことがあります。

 

緊張によって感覚が鈍くなったり、偏桃体の活動を鎮めるのが難しくなるからです。

 

ですが、心が苦しい時は体が緊張していることが多いものです。

そこで、今回の記事では緊張を取る方法をいくつかご紹介しようと思います。

 

ワークの前にやるとワークがしやすくなったり、ワークで疲れときに疲れをとるのに使えると思います。

 

もちろん、好みの緊張をとる方法をお持ちであれば、それを使ってもらえればよいと思います。

 

 

 

 

寝たまんまヨガ
 
ただの音声ガイドですが、とても効果があります。
簡単に始められて、効果も高いのでお勧めです。
 
私は、心が苦しかったころ睡眠も上手く取れない日が多かったのですが、そのころネット上で「よく眠れる」「身も心も緩む」と評判になっていたスマホ用のアプリです。
 
それに、「マインドフルに観察する」感覚の練習にもなり、ワークの「感情を鎮める」のコツもわかると思います。
 
好みや目的に合わせていくつかのパターンがありますが、どのパターンにも以下のものが含まれます。
 
斬新的筋弛緩法
一度力を入れてから、力を抜くことで、筋肉の緊張を解く方法です。
そのやり方をガイドしてくれます。
 
ボディースキャン
体の各パーツの状態を順番に観察していく手順をガイドしてくれます。
マインドフルネスのエクササイズの一つです。
 
呼吸法・呼吸瞑想(マインドフルネス瞑想)
等間隔でゆっくり呼吸をするようガイドしたり、自然の呼吸を観察するようガイドします。
パターンによってどちらかが含まれます。
 
イメージング
パターンによっては、過去の良かったことを思い出すよう誘導したり、心を緩めやすいイメージをするようにガイドしてくれます。
 
動作法
 
この本は古い本ですが、その後、動作法・臨床動作法・動作療法などと呼ばれるようになった手法が書かれています。
緊張がどのように生まれるかも理解が深まります。
 
人は、普段の生活の中で何か目的のため力を入れることが多いので、力を入れるのは自然にできます。
ですが、意識的に力を抜くことが少ないので、多くの人は力を抜くのが苦手で、緊張として残ります。
 
それらは、目的の動きに必要の無い緊張を作る癖になって、痛みを生んだりします。
四十肩や腰痛のは多くは、そのような緊張が原因です。
 
ここで紹介されているエクササイズでは、感じ方に注意をしながら少しづつ力を入れたり抜く過程で、無駄な緊張を見つけて解消したり、力を抜く練習をします。
 
私は、肩や背中など特定の部位を緩めるのに、時々実践しています。
 
 
ハンナソマティクス
 

 

 

感覚運動健忘症に着目したエクササイズが紹介されています。

 
感覚運動健忘症というのは、筋肉をしばらく使わないと脳がその筋肉を使うことを忘れて、スムーズな動きを難しくしたり、無駄な緊張を生む現象をいいます。
 
ストレッチに似たエクササイズがいくつか掲載されていますが筋肉やスジを伸ばすものではなく、体がどう反応するかに注意を払いながら、普段使わない筋肉を動かして、感覚運動健忘症を解消していくものです。
 
15分ほどの、日々取り組むべきエクササイズがまとめられているので、活用させてもらっています。
 
 
マントラ瞑想(宝彩瞑想)
 

 

 

上で紹介したものよりは、少し難しいかもしれませんが、時間を許せば瞑想に取り組むのも良いと思います。

 

マントラ瞑想というのは、頭の中でマントラ(意味のない言葉)を唱えながら、変化する思考や感情を観察する瞑想です。

マントラは、変化する思考に気づけるようにする目印のようなものです。

宝彩有菜さんが、著書やネットで詳しく紹介しています。

 

私も一時期取り組んでいましたが、アゴや肩が「グリッ」と緩むのを数度経験しました。

 
最近は趣味が増えて時間に追われることが多くなって、ゆっくり取り組むことができなくってしまいましたが・・・
 
時間が許せば、瞑想もお勧めですよ。
瞑想をしっかり習得できて悟りを開いたら、私が紹介しているワークは必要がなくなるはずです。
 

 

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