「心が「苦難モード」から抜けていく日課 」に慣れてきたら、「幸福モード」の時に、どのように感じ、考え、振る舞うかをイメージしてみましょう。
これを日課にすると、「幸福モード」に入りやすくなったり、「苦悩モード」になったことに気付きやすくなっていきます。
でも、「幸福モードの時の振る舞い」といっても、「よくわからない」という人もいると思います。
今日の記事では、「幸福モード」の時の振る舞いを考えます。
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簡単に言うと、平静、クリア、強いこだわりがなといった、感情としてはフラットな状態です。
強い衝動もありません。
自分の価値観は明確ですが、それに合わないことや、都合の悪いことが起きても、許せる状態です。
目的や願望は明確ですが、自分の望まない結果も許せるような心の状態です。
このような状態ですから、不安や動揺、強い拒絶もありません。
そして、無駄なことも考えません。
こういう心境の時、私たちは、何に関心を持ち、何を考え、どんな言動になるでしょう?
「偏桃体が働いていることに気付くリスト 」などを参考にしながら、考えてみましょう。
例えば、他人から文句を言われたときを考えてみましょう。
普通は腹が立ったり、不安になり、偏桃体が優位になり、苦悩モードに心が変わっていきます。
そうならずに、幸福モードつまり心がフラットだと、どのように言動になるでしょう?
色々なケースがあるとは思いいますが、一つの例として書いてみます。
まずは、「何が起きているのか?」を探るかもしれません。
「なぜ、怒っているの?」
「相手は、何を勘違いしているの?」
「自分に勘違いあるのか?」
そんなことを探るための質問を、普通の顔で聞くかもしれませね。
相手の勘違いに気付いたら、それを気付かせる質問をしたり、ちゃんとした説明をしたりするかもしれません。
そえでも、勘違いが変わらなければ、「不愉快な思いをさせて、すみません」とだけいって、話を切り上げるかもしれません。
交渉をするとき、多くの場合は会社や依頼主からのプレッシャーを感じています。苦悩モードです。
何も考えなければプレッシャーを感じないかもしれませんが、それは逃避でやはり苦悩モードです。
それでは、幸福モードの人はどうするでしょう?
目的意識は明確にありますが、プレッシャーを感じることなく、交渉の材料を探したり、作戦を考えるでしょう。
- 相手はどういえば、納得するのか?
- こちらの弱点は何か?強味は何か?
- どのようなトーンで話せばよいのか?
- 誰に誰から交渉するのが、得策か?
このようなことを、冷静に考えるはじめ、テキパキと情報を集め始めるでしょう。
交渉が思ったとおりに進まない時はどうするでしょう?
多くの人は、焦って多くを語ったり、イライラしたり、会社や依頼主から叱責されることを想像して困ったりしていしまいます。
このとき、幸福モードの人はどうするでしょう?
- 妥協すべきか?中断すべきか?
- 会社や依頼主に説明できる材料を取れないか?
- 次の交渉のために必要な情報をとれないか?
そのようなことに考えをめぐらして最善を尽くすでしょう。
幸福モードの人は、辛い過去を思い出しても苦しくありません。
ですから、愚痴る必要も、誰かに話を聞いてほしいと思うこともありません。
誰かに話をする必要ができても、淡々と他人ごとのように話をすることができます。
感情が高まることも、熱くなることもありません。
おせっかいな助言を人に聞かせることもありません。
何かを無理に隠そうとすることもありませんし、無理に多くを語ろうともしません。
相手が欲しているであろう内容を、淡々と話せます。
「幸福モード」の言動をイメージできそうでしょうか?
現実は他人ごとのようにフラットに受け入れらるけど、自分の目的は明確な状態での言動です。
このエクササイズで重要なのは、「何をするのが正解か?」を考えることではありまさん。
そうしてしまうと、「正解が欲しい」という衝動に振り回されて、思考がグルグルしてきます。
目的は明確だけど、細部への執着がない。
残念な現実は理解しているけど、がっかりしていない。
感情や衝動に振り回されてもいない。
その時、何に着目して、どんな言動をするか?ということです。
これらをイメージできるようになると、その言動を邪魔する感情や衝動にも気付きやすくなっていきます。
気付いたら、感情や衝動を RAIN で鎮めると、幸福モードを実行しやすくなります。
そして、これを日課にすると、幸福モードの言動を脳がクセとして覚えて、実際の場面で自然と増えていきます。
