ときどき、どうすることもできない辛い現実が起きることがあります。

  • 大切なものを失う
  • 評価が得られない

といった不運や

  • 裏切られる
  • 理不尽な扱いを受ける
  • 誰かのミスの巻き沿いを受ける

といった腹立たしいことです。

 

このような現実にどのように向き合えばよいのか、考えてみましょう。

 

このよう辛い現実を受けいれられるまで、思い出すたびに苦悩モードになるきっかけとして働きます。

 

 

辛い現実の影響

 

辛い現実が起きた時、どのようになるでしょう?

多くの人は以下のようになります。

  • 打ちひしがれる。(すくみ)
  • 現実を認めない(逃避)
  • 誰かに怒りをぶつける (戦い)
  • 自分を責める (戦い)
  • 現実を変えようとあがく (戦い)

()の中は、脅威に面したときに生まれる freeze(すくむ)、flight(逃げる)、fight(戦う)反応を当てはめています。

 

これは偏桃体の働きによりるものですから、こうなると理性的・創造的な機能は低下します。

 

つまり、良い判断ができなかったり、効率が上がらない状態になっています。

 

まずは、偏桃体を鎮めて、理性的・創造的な部分の活動を取り戻す必要があります。

この時、RAIN が有効です。

 

関連記事:

RAIN:偏桃体を鎮めるエクササイズ

 

 

正論は有効か?

 

この時、以下のような疑問が上がる人は多いと思います。

  • 人の間違いを正したり、責任を取らせるべきだ
  • 現実を変えるように何かすべきだ

これらは妥当でしょうか?

 

妥当な場合も、そうでない場合もありますが、多くの人は理性的な脳の活動が低下するために冷静に吟味することなく、このような考えに駆り立てられてしまいます。

 

本来は、以下のような観点で冷静に考える必要があります。

  • その人は間違いを認めるでしょうか?
    認めない人だから理不尽ではないのか?
  • その人に責任を取らせると、自分は幸せになるのか?
    ただの怒りをぶつけたいだけで、誰も幸せにならないのでは?
  • その行動は、本当に有効か?
    まずは、有効な方法を吟味すべきでは?

感情や衝動が強い場合は偏桃体が活発な状態ですから、理性的・創造的な部分の機能が落ちていて、適切に考えることができません。

 

「冷静に、客観的に考えよう」と言われても、「でも、でも!」「だって、だって!」と感じて、非生産的なことや破壊的なこと考えたり実行に移したい衝動にかられるのは、このためです。

 

 

そして上手いかず、泥沼にはまっていきます。

典型的な「苦悩モード」です。

 

関連記事:

心の「幸せモード」と「苦悩モード」

 

認めないことは有効か?

 

つらい現実が起きた時、人によっては以下のような状態になる人もいます。

  • 「そんはずはない」と、なかなか現実を認めない
  • 「たいしたことはない」と軽く扱おうとする

これは、有効でしょうか?

 

「イヤなことではない」と思い込むことで、偏桃体の活動を抑えようとしているように見えます。

ですが、そもそも「現実を認めない」という態度そのものが偏桃体の働きによるものです。

つまり、理性的な脳は働かず、適切な対応ができません。

 

 

また、現実を正しく把握しようとしないで、上手くいくはずがありません。

 

 

対処方法

 

RAIN で偏桃体を鎮めて、理性的・創造的な脳の機能を呼び起こす必要があります。

 

つらい現実を思い浮かべても、偏桃体の影響が起きないようになることを目指します。

 

手順

  • つらい現実を思い浮かべた時に、思い浮かぶ考えを書き出します。
    例:「あいつのせいで、xxだ」「このままじゃ、xxになる」
  • その考えごとに、RAINの要領で感情や体の変化を観察していきます。
  • 体の色々なパーツで感じる感覚を観察したり、考えを見直したりを繰り返すと、心が穏やかになってきます。
  • それぞれの考えについて、これを行います。

 

これらで、心がクリアになってから、対策を考えてみましょう。

 

一回取り組んだだけでは、対策を考えようとすると、また偏桃体が騒ぎ出すかもしれません。そうしたら、またRAIN を行って心をクリアにします。

 

このとき、焦りや「でもでも」という気持ちがでることが多いですが、それも偏桃体の働きですから、RAIN で解消を目指しましょう。

 

最初は難しいですから、何日か繰り返すことになるかもしれません。

 

 
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