子供に勉強をさせようとすると、子供の意欲を損なってしまう場合があります。
本来は、「勉強させる」のではなく、「勉強への意欲を上げさせる」スタンスが必要になります。
「勉強させる」スタンスだと「意欲を損なう」ことになることを考えてみましょう。
大人が新しいスキルを学ぶ時の意欲と基本的には同じですので、部下など指導する時にも参考になるはずです。
「成長意欲が湧くときのポイント」で、成長意欲が上がる条件を以下のようにあげました。
- 適切な目標設定
- 成長の実感
- 成長の方法が明確
- 新しい体験
- 自発的な取り組み
これらの項目当てはめて考えてみましょう。
勉強をさせようとする人は、自発的な取り組みを損ないます。
例えば、以下のような叱責です。
- なんで、勉強しないの?!
- あなたはやる気あるのか?!
この方法では、「自発的な取り組み」ができ無くなります。
また、「勉強すること」と親の怒りが結びつくことがあり、こうなると勉強は忌み嫌うものになってしまい、自発的な意欲は起きなくなります。
では、「1時間は必ず勉強する」と決めて、それを守らせるのはどうでしょうか?
これも、親が決めてしまうと、自発的な取り組みでは無くないので、意欲には繋がりません。
ポイントは、本人が興味を持つようになることです。
勉強の面白さ、興味深さを教えるといいうことです。
そもそも、新しい知識や新しい考え方を学ぶのは、人にとっては面白いことです。
でも、勉強の面白さは気付きづらいこともあるので、最初は教えてあげる必要があるかもしれません。
この興味を持たせる方法として、私の親がとった方法がうまい方法だと思いますので紹介します。
私の親は、子供の宿題の問題を面白がって解こうとしていました。
例えば算数の問題をみては、
もう、こんなのやってのか!
どうやるんだっけなぁ。えっと、あーして、こうして、
あっ、思い出した!
教えてやろうか? ニヒヒィ
などと言って、まるでパズルかなぞなぞを解くように、関わってくることがありました。
こうされると、「ちょっと待った!俺が解くまで黙ってろ!」となったり、自分が先に解き方を覚えると、「では、問題です!」と出題したりしてました。
社会の歴史などでも、
子供:なんで、この時代の人は、xxなんてしたんだろうね?
親: そりゃ ●●が△△したからじゃねか?
子供:それは、■■がしたっ書いてあるから、違うでしょ
親: えーっ!!、どれどれ・・・ホントだ、なんでだ?じゃ、◎◎ってことかな?
などと、まるで刑事ドラマの犯人探しを一緒に考えるような調子です。
私の親は純粋に面白がっていただけですが、親が「興味を持つ」「面白がる」というのは、子供の興味を引き出すのには、一番良い方法だと思います。
子供が興味を持てるようになれると、取り組みそのものが新しくて面白い体験になり、自発的に「もっと知りたい」となります。
教えようとすると、どうしても支配的になって、自発は意欲は生まれづらくなります。

