「考えが変わる」とは、どういうことなのか整理しておきましょう。
「私は不幸だ」と思う人が、「私は幸せだ」という考えを頭に浮かべるだけなのと、そのように考えが変わるのとは、どんな違いがあるのでしょう?
「私は幸せだ」という考えを信じて、その良い影響を受けるためには、それに適した幸せな気持ちが広がる必要があります。
- 不幸な気持ちが際立つ
- 「何とかしなきゃ」感が湧いてくる
どうすれば良いかの前に、「考えが変わる」ということを整理しておきましょう。
「考えが変わる」というのは、「考えの中身が変わる」というよりも、考えにまとわりつく感情が変わるということです。
「私は幸せだ」と信じている人が、「私は不幸だ」と考えてもネガティブな感情は動きません。
むしろ、「私は幸せな気持ちでいられて、幸せだ」という気持ちが際立つくらいでしょう。
新しい考えに変えるためには、「何度も思い出す」とか「強い意志を込める」、「決意する」というより、セットになる感情を変えなければなりません。
「私は不幸せだ」と信じてしまっている人が、「私は幸せだ」という考えを自分に刷り込ませようとしても上手くいきません。
刷り込ませようとすると、上で書いたように不幸感や「なんとかしなきゃ」感が強くなるだけです。
「私は幸せだ」と考えたときに、ピリピリしたりズーンという気持ちが湧いてきているとすれば、それは「なんとかしなきゃ」感です。
刷り込ませようとせずに、「私は幸せだ」という考えを頭に浮かべたときに出てくる感情や、体に感じる感覚をしっかり観察しましょう。
心に「この考えを頭に浮かべると、私はこんなふうに感じてるよ」と伝えます。
心が指示した結果の感情を、心にフィードバックして吟味させて、指示を見直させるということです
心が言葉と感情の齟齬に気づくと、適切なものに変えていってくれます。
