本記事は以下の詳細説明になります。
考えを使って自分をコントロールしようとすると、上手くいかなくなります。
考えが私たちを動かしいてるように感じられがちですが、実はそうではありません。
つまりは、こうはなりません。
この形を意識して、考える部分の力を強めようとすると、上手く動けなくなっていきます。
「本番で力が発揮でない」と言う人は、この状態を目指している場合が多いと思います。
3つの例でこのことを説明してみましょう。
何かを持ち上げる例で説明します。
深く考えずに、以下をやってみてください。
とりあえずペンを持ち上げる例で書きますが、なんでも良いですよ。
- 手を動かさず、頭の中で「ペンを手で持ち上げる」と考えてみてください。
- 手を動かさず、頭の中でペンを持ち上げるところをイメージしてみてください。
- 実際にペンをもちあげてみてください
さて、どんな感じがするでしょう?
実際にペンを持ち上げるときに、考える部分が直接指示していないことにきづけましたでしょうか?
1.で考えただけでは体は動きません。
2.でイメージしても動きません。
3.の時、考えでもイメージでもない何かで体が動きます。
考える部分とは別の何かが、ペンを手にもって持ち上げるように指示をしています。
それは、私の図の中では「私」の中にあります。
ゴルフのスウィングで説明します。
ゴルフの練習をするときに、「テークバックは、xxで」「xxで、コックを開き」などと、色々と考えるとスウィングが、おかしくなってきます。
スウィングする前には色々と考えても、実際にスウィングをするときは、クラブの重さを感じたり、クラブを振ったときに手に伝わる感触を感じたりする方が、スウィングが安定します。
これは、ゴルフでなくても、似たような経験をしている人は多いのではないでしょうか?
私は以前プレゼンが苦手でした。ハウツー本などを読んだり、事前に緻密に準備したりして、「考」の力でどうにかしようとしていたからです。
ここで書いているような仕組みに気づいてからは、プレゼンが得意になりました。
このように考える部分の力で、自分をコントロールしようとすると上手くいきません。
何かに没頭している時、考えがあまり湧いてきません。
そして、没頭している時のほうが、物事が上手くいきます。
やはり、考える部分が私達を動かしているわけではないことがわかります。
私は趣味で音楽をやっています。アドリブ・ソロもやります。
アドリブ・ソロをやる時、どんなフレーズにするか考え過ぎると上手くいきません。
全てフレーズを作っておく方法もありますが、聞く人が聞くと「アドリブではない」ことは分かりますし、あまり盛り上がりません。
その場の雰囲気というか流れに、どこかしっくりこないからだと思います。
でも、音楽からしばらく離れていると、アドリブ・ソロが上手くできなくなります。
「フレーズが降りてこない」といった感覚になります。
このようなときは、その音楽を聴いて鼻歌でアドリブ・ソロをいくつかのパータンでイメージしたり、少し練習をするとアドリブ・ソロができるようになったりします。
考える部分で「どう動くか?」を何通りかイメージした後、実際に動く時は「私」と「動かす部分」に任せたほうが上手くいきます。
「考える部分」と「動かす部分」の関係はこのようになります。
「燃えよドラゴン」での名セリフ「Don't Think! Feel!」(考えるな!感じろ!)というのは、こういうことを言っているのだと思います。


