本記事は以下の詳細説明になります。
私たちは、考えや感情に大きな影響を受けます。
人生に良い影響があるものにも、人生を邪魔するものにも影響を受けてしまいがちです。
心の仕組みを知り少しコツを覚えると、その影響を適切に選ぶことができるようになります。
考:
考えを作る部分です。
未来を推測したり見えないことを類推したり、「次に何をすべきか?」のアイデアを出すのが役割です。
感:
感情や感覚を作る部分です。
私たちが見たり聞いたり触ったものが、「良いか・悪いか」を判断して感情や感覚でおしえてくれます。
また、自分が生んだ考えや動きについても、自分にとって「良いか・悪いか」を判断して、感覚を通して教えてくれます。
動:
話したり動いたり、外の世界に働きかける言動を作る部分です。
受:
見たり、聞いたり、触ったりする部分です。
外の世界の情報を受け取る部分です。
この図を使って、いくつかの心の状態を図示してみます。
〇の大きさは、活動量の多さや影響力の大きさと思ってください。
どれもバランスを崩している状態を表しています。
瞑想やゾーンの状態は、あるシーンではとても有益な状態ですが、一般的な場面ではバランスのよい状態だとは言えない特殊な状態です。
それぞれの機能は、私達の人生にとって重要な役割があるので、それぞれがバランス良く働いて連携する必要があります。
それでは、これらの機能のバランスを調整する機能はどこにあるのでしょうか?
このバランスを決める機能が、最も人生に影響があるはずです。
実は、バランスを整える機能は、考・感・動・受とは別にあります。
そして、私を私らしくしているのはこの部分です。
言い換えると「本当の私」の部分です。
そこで、ここでは「私」と書きます。
考・感・動・受はそれぞれ影響しあいますが、直接影響するのではなくて「私」が介入します。
影響の仕方を図にすると以下のように表現できます。
これを「統制」という観点で図示すると以下のようになりますね。
このように「私」はとても重要な働きをしています。
でも、この重要な「私」の存在は、直接感じることはできません。
「私」の仕事ぶりは、考・感・動・受の仕事ぷりでしか知ることができません。
考・感・動・受のバランスの悪さや機能不全は、「私」の力の低下や混乱が関係します。
本来は、考・感・動・受に影響を与え調整するはずの「私」が、逆に考・感に翻弄され、人生を委ねようとしている状態です。
考・感が優位になり過ぎると、「私」はバランスを調整できなくなります。
考も感もバランスを取る機能はなく、逆にバランスを偏らせるように働きます。
では、「私」の力を取り戻すには、どうしたらよいと思いますか?
本来サポート役である考・感・動・受をしっかり観察すると、あるべき状態に戻ることができます。
「私」の意図通りに働いているか否かを把握できるようになるからです。
意図通りに働いていない部分は、「私」が調整します。
部下から信頼をえて統率するには、部下の活動をしっかり観察して理解する必要があるのに似ています。
特に、クーデターを起こしやすい考・感はしっかり観察する必要があります。





