「親には感謝しなきゃいけない」
そう言われたこと、ありますか？
親から直接「感謝しろと言われた」
ってケースも、あるんですよねぇ。
どう思いますか？
こんにちは、ますこゆかりです。
あるクライアントさんは
幼少期にお母様と別れました。
そして、また何年かして
お父様との別れも経験されました。
祖父母のサポートを受けて大きくなったものの
人生ずっと生きづらさを抱えていたと言います。
それを誤魔化すかのように…でしょうか。
ずっと仕事、家事、育児
やるべきことに追われて
生きてきました。
両親と早く別れた自分は
満ち足りた存在ではないと感じていたけれど
親にネガティブな感情を持つことは
イケナイことだと考えていた。
「感謝しなきゃいけない」と言われていた。
産んでくれたから感謝しなくてはいけない。
でもね、今回、彼女は講座の再受講をして下さったの。
そして、前回は直視しきらなかった
自分の根っこになるテーマを
見つめることにしました。
そして、
ネガティブな感情を持つ
自分にもOKしていい
と許可をした。
早く逝ってしまった親に対して
なんでだ！！このヤロー！！
もっともっといろんなことをして欲しかったのに。
記憶のないうちに居なくなるなんてひどい！
私の記憶の1ページは絶望から始まってる。
無責任だ！親の務めを果たせてないよ！！
そう恨みに思ったっていい。
だってそれだけ
一緒にいたかった裏返しですよね。
そう許可を出したあとに見えてきたのは
どうして本当のこと言ってくれなかったの？
という裏切られた気持ちでした。
もし、私が余命いくばくもないと知らされて
まだ幼子がいるとしたら…幼い子どもの気持ちも自分の胸中も想像するとやるせなくてたまりません。
私、問いかけてみました。
詳しくは割愛しますが
お母様、言う選択もあったけれど
あえて言わなかったんじゃないかな？
と、しばし母に想いを馳せ
捉え方を変えてみたら
彼女の口から
お母さん、すごい
って言葉が出ました。
母が偉大な存在に変わりました。
もう「感謝しなきゃいけない」存在じゃなくて
自然と感謝が湧いてきたって。
「誰も、悪くない」
「感動です」とおっしゃっていました。
感情をタブー視して見てみぬふりしてたら
得られなかった感謝。
だからね、ネガティブにこそOKを。
感謝しないをあえて選択したら
感謝が沸いてきたっていういい話です♡笑
クライアントさんの長年の辛さが
捉え方で溶けていく
あ… って瞬間がたまらなく幸せです。
お読みいただきありがとうございます😊
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