実心はどこに存在するのか昔そんなことをたまに考えていた心臓か脳にあるだろうと結局適当に結論付けたっけ私の心は旅をする腕に眼に骨に血に臓器にそしてたまに家出もする今の心はみぞおちがお気に入りらしく随分長いこと滞在している甘ったるい私の想いに比例してみぞおちで重く鈍くのたうち回るお陰で近隣の胃腸が被害被り私の食欲が削がれていく凍った巨峰をゆっくり食べる生の果肉は喉が焼けるほど甘かったから