服部みれいさんインタビュー「エッセイ&ワーク」 | あたらしい自分になる手帖ブログ

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浄化のガイドブックとして大好評のエッセイが手帖に


日中は半袖で過ごしていますが、朝晩はだいぶ涼しくなりましたね。
朝の足湯を再開した今日このごろです。

10月3日、青山ブックセンタ―本店で『あたらしい自分になる手帖』
サイン会が開催されました。
たくさんのお客さまにご来店いただき、ありがとうございました!!


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サインの最中、お客さまと著者・服部みれいさんがお話されるのですが、
変わり目にあるという方が、ほんとうに多い!
うれしい結果報告なども相次ぎ、
お手伝いしている私まで元気になるような会でした。

『あたらしい自分になる手帖』を素敵にカスタマイズされている方もちらほら。
その方々のお写真は、また別の日のブログでご紹介させていただきますね。

***

先々週より告知させていただいたモニター募集ですが、
今年も多数のご応募ありがとうございました!
10月4日で募集を締め切り、抽選させていただきました。
当選者の方には、10月10日(木)までに私からご連絡させていただきます。
(当選者の発表は、このご連絡をもってかえさせていただきます)

そして今週も、先週に引き続き、
服部みれいさんのインタビューをお送りします。

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◎自分を変えるワークショップ手帖

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編集N 先週は、表紙まわりが変わった! というお話をしましたが、中のエッセイも、去年とまた違う雰囲気になったな、と思います。

服部 そうですか! Nさんはどんなところが変わったと思いますか?

編集N 2013年版よりもワークショップ的な雰囲気を強く感じたというか……目の前で授業を受けているような気持ちになりました。

服部 へぇー! たとえばどんな項目がNさんの印象に残りましたか?

編集N わたしは「たっぷり受け取ろう」です。苦手としていることなので。

服部 2014年1月のテーマですね。

編集N 今回のエッセイでおもしろいのは、「受け取る」月があれば「さしだす」月がある、というふうに月ごとに呼応しているところなんですよね。「しないことを決める」翌月は、「したいことをする」というように……。

服部 陰陽のように、外に向かうと今度は内に向かう。呼吸しているみたいな感じですよね。わたし自身もそういったバランスについて意識して書いたので、気づいてくださってうれしいです。

編集N わたしはたっぷり受け取るのが苦手だし、さしだすのも苦手だなあと、あらたな発見がありました。

服部 違う角度から見るみたいな。

編集N はい、いろいろな角度から自分をふりかえるのがおもしろかったです。

服部 1年連続してエッセイを読むことで、セットで自分を知るワークを行うような構成ですよね。わたしもゲラを読み終えたときに、今年の手帖、ほんとにいいなって自分で素直に思えました。もちろん毎年そう思っているんですけど(笑)。「ジブンジマン」が甚だしいですが(笑)、でも、今年は特におもしろかったです。

編集N エッセイには、例年どおり「いますぐできること」「近いうちにできること」といった課題が設けられているんですが、これもたのしいですよね。

服部 ありがとうございます。これを実践することで、自分のいいところを、もっともっと見つけられるんじゃないかな、と思います。逆にやってみないとわからないこともあるかもしれない。

編集N やれるところからでいいから、とにかくトライしてみるといいですよね。わたしも今回の手帖のゲラを読みながら、「自分のバッグを観察して客観的に書き出す」という課題をやってみたんですが、ものすごく身につまされるものがありました。「このバッグ、まさにわたし……」みたいな。

服部 わたしもこの間、待ち時間があって、2013年版の手帖を開いたら、9月のエッセイが「努力しよう」になっていて(笑)。そこに書かれているワークをあらためてやってみたら、すごくよかったです。自分で言うのもあれですが、いろいろな気づきがあって……。そういうわけで、毎月のエッセイをご自分にあてはめて、ぜひやってみていただけたら。自分を知るワークショップとして、この手帖をぜひ活用してほしいです!

編集N また、あたらしい試みとして、月末のメモ欄に一言メッセージを入れていただいたんですが、それもまた、背中を押す感じで、いいですよね。

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服部 もともとは、わたしがエムエム・ブックスで制作している『わたしノート』にこの一言メッセージを入れているんですが、Nさんがそれをとても気に入って、今回の手帖にも入れたいとおっしゃってくださって。

編集N 読者モニターさんからも、ご要望があって、今回手帖にもお願いをしました。毎月末に入っているんですが、それがその月のエッセイと微妙につながっていて、なんかおかしいんですよね。

服部 そうそう。一方で、「そう来るかい」みたいな月もあったりして(笑)。これは読んだ方のおたのしみですが!



◎もっと自分を見つめるために

編集N 手帖の形式自体は、2013年版のように大変化があるわけではないんですが、細かい改良を加えています。

服部 手帖の形式には、いろいろな意見がありましたね。

編集N そうですね。これは悩ましい問題でした。

服部 2012年版のバーチカル形式がよかったという方もいらっしゃるし、2013年版の形式がいいという方もいらっしゃる。また、日曜日はじまりがいいという方もいるし、ほんとうにいろんな意見があって。その中で、わたしたちが一番いいかな、と思うところを話し合って、少しずつみなさんの意見を取り入れて改良したのが2014年版です。

編集N はい。基本的な形式は2013年版と同じですが、モニターさんのご意見から、ウィークリーカレンダーにTO DO欄を設けたりしました。


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服部 TO DO欄、いいですよね。ふつうにその日の宿題や課題を書いてもいいし、あらかじめその週にやるべき目標を書いておいて、そこから予定を組み立てるのもおすすめです。自分の優先順位の整理に役立ててもらえたら。その日の予定のラストのところに「TO DO」があるのは、「アファメーション*」の意味合いも込めて、そのようにしています。ずっと好評の「わたしノート」と、「なにかいいこと」欄も健在です。この欄の使い方は、去年のインタビューを参考になさってください。

服部みれいさんインタビュー「ウィークリー&マンスリーカレンダー」
http://ameblo.jp/selfcleaningdiary/entry-11383775499.html


編集N あと、月末のメモ欄、2013年版はページが余ったところにつくっていたので、メモ欄がない月が2カ月ぐらいあったんです。でも、あの欄が意外に活用されているんだな、というのをモニターさんのレポートから知って反省しまして。

服部 そうなんですよね。その月に感じたことだったり、毎月のエッセイに載っているワークをやってみたり、みなさんいろいろな使い道を考えてくださっていて。

編集N なので、2014年版では、毎月末にメモを入れられるように、総ページ数を増やしました。あと、服部さんのご提案で、年間アファメーションとふりかえりのページというのをあたらしく入れました。


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服部 実はそれ、うちの母のアイデアでして(笑)

編集N あっ、そうだったんですか?

服部 うちの母もこの手帖を使っているんですが、「1年の最初にアファメーションをしたいし、最後に1年をふりかえりたい」といわれたんです。

編集N えー! ありがたいご意見でした。

服部 アファメーションのページとふりかえりのページが隣り合わせになっているから、ちょうど1年前にアファメーションしたことを見ながら、ふりかえって書けますよね。

編集N そうです。対比ができるというか。

服部 で、そのときに、ぜひみなさんにお願いしたいのは、減点方式で「あれができなかった」「これができなかった」と思うのではなくて、あるものを数えていただきたい、ということなんです。「ここもできた」とか「こんな思わぬことがあった」とか、そういうふうに加点方式で自分のことをふりかえってほしいなあって。まだ2014年もはじまっていないのに、こんな話をするのは気が早いんですけど。

編集N たしかに、つい「何々ができなかった」と反省してしまいがちですよね……。

服部 そうですね。みなさん、やっぱり自分に対しては厳しいから。もちろん反省すべきことは反省して、次に生かせばいいけれど、それだけじゃなくて、「こういうことができた」「ああいうことができた」っていう視点も大事にしてほしいですね。

*アファメーション:肯定的に自分の願望を宣言することで、望みを叶えていく方法。


◎自分を見つめ直すきっかけに

服部 毎週の「わたしノート」や「なにかいいこと」、毎月末のメモ欄、1年間のアファメーションやふりかえり……etc. この手帖では、あちこちに自分で書き込める欄をつくっていますが、区切り区切りで自分の整理をするっていうのは、ほんとうに大事ですよね。「今週はこういう週だったな」とか「来月はこういう月にしよう」とか、自覚するのに利用してほしいですよね。

編集N そうですね。そうしないと、あっという間にもう半年過ぎて、1年過ぎたみたいな。

服部 ほんとにそう。いまは時間の流れ方も早いですからね。同じことばかりいっていますけど、みなさん、実は自分のことをないがしろにしがちなんですよね。主婦の方は「ああ、あそこを片付けなきゃ」とか、「子どもを迎えに行かなくちゃ」とか、そういうことで毎日、毎日が終わっていってしまうし、会社に行っている方は、「会社が忙しい」とか「明日は会議がある」とか――毎日あわただしく過ぎていっちゃって、意外に自分のことを見る時間って持ちづらい。

編集N はい……。

服部 逆にいえば、自覚的に自分を見るようにすると、ほんとうにフレッシュにいろんなことが動きだすと思うんです。

編集N そのためにいろいろと書き込める欄をつくったということですよね。

服部 そうなんですよね。たとえば、自習室に先生がいるのといないのとじゃ違うでしょ。

編集N 全然違いますね。何の秩序もない、無法地帯になっちゃいますね(笑)

服部 そう。自分の毎日に当てはめてみても、誰も見ていなかったら、そういうふうに生活しがちということですよね。もちろんわたしも含めてなんですけど……。そこで、視線を感じるようにすると、毎日が変わるっていうことですよね。なんてことないんですよ。でも、ちょっとそう意識するだけで違うと思うんですよね。

編集N 自分で自分の視線を意識するための仕掛けをつくるということですね。

服部 そう。その仕掛けをつくるための手帖というか。それをすごくていねいにやってもいいし、簡単にやるのでもいいんですよ。アファメーションも、それがどうなったか点検する必要もないし。とにかくちょっとでも自分にかかわる時間を持てたらいいと思うんです。ほんとうに忙しい方は、1カ月に1回、その月のエッセイを読むだけでも違うはずです。

編集N そうですね。あんまりノルマっぽくなっちゃうと、がんじがらめになりますもんね。

服部 そうそう。ふだんは別の手帖を使っていて、これは日記のように家に置いて自分との打ち合わせ専用に使っているという方も多いし。もちろん、いっぱい読んだり書いたりしてくださるのはうれしいんですが、使い方はあくまでも自由。わたしはそんなにびっしり書き込まないんですけど、月のエッセイを読むたびに新鮮な発見があります。

編集N 自分で書いたことなのに(笑)

服部 そう(笑)。書いたこと、きれいさっぱり忘れてしまうんですよね(笑)。いや、いずれにしても、1年経って読むと、あらたな発見があるんです。大事なのは、この手帖を使って自分の内面を見つめ直す機会をつくるということなので、そのアプローチや、そこについやす時間は、人それぞれでいいんじゃないかな、と。

編集N そうですね。ちょっとの時間でも、自分のことを考えるのと考えないのは、大きく違いますよね。

服部 あと、わたしはマンスリーカレンダーのことわざも気に入っていて。

編集N 月名の上に入っているやつですね。


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服部 ことわざを見て、「この月は実はこういうテーマなんだな」と思ったりしています。

編集N それだって、自分を見つめ直すひとつのきっかけですね。

服部 そうそう。あと、パッと開いたところのことわざに、自分がいま必要なメッセージが書かれていることもあるし。コンシャスプランも同じで、直感的にページを開いて、そこにある文章を読んだりしています。

編集N わかります。わたしもそう。

服部 移動中、暇なときとかにパッと見て、「ああ、なるほど」と納得したり。

編集N そうそう! 妙にいまの自分の状況にぴったりなメッセージと出会ったりするんですよね。

服部 ね、おもしろいですよね。順番に読むといいように考えてつくっているんですが、その意図を離れて使っていただいても、かまわなくて。わたしも実際、そういうふうに使って自分に活かしています。

***

私も3年間、この手帖を使って思うのですが、
継続のコツは、決まりをつくりすぎないこと!
忙しいときは簡単にメモするだけでもいいから、
1日1回手帖を開く、というぐらいのスタンスのほうが
プレッシャーにならない気がします。
そのかわり、時間をかけられるときは、
ぜひエッセイを読み返して、
たっぷり自分と打ち合わせをしてみてください☆

読者モニターの募集は終了しましたが、下記は継続して募集中です。
ぜひ、ご応募くださいね!

***
◎募集 みなさんの手帖カスタマイズ、見せてください!

「手帖のカバーに絵はがきを挟んでいます」
「気に入ったステッカーやシールでアレンジしています」
「市販のペンホルダーシールを貼ってみました」……etc.

手帖をもっと自分らしく使うために、
みなさんがしているちいさなアイデアや工夫を、
このブログでぜひ公開してみませんか?

11月15日(金)までに、「手帖カスタマイズ」というタイトルで
下記↓のアドレス宛に、
selfcleaningdiary@gmail.com
◎お名前(ペンネームで可)
◎カスタマイズしている箇所の画像
◎どんな工夫をしているのかを説明するするコメント
をお送りください。

ご応募された方の中で、抽選で2名様に、
服部みれいさんのエッセイ『自由な自分になる本』を
プレゼントいたします。

また、お送りいただいたカスタマイズアイデアは、
このブログで紹介させていただきます。


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