もう、1月も終盤。
あっというまに過ぎる毎日だからこそ、
日々の「なにかいいこと」を
見落とさないようにしたいなと思う、今日このごろです。
さて、今週のモニターは、岩手県にお住まいの主婦、苺さん。
家事やふたりのお子さんの子育てで、
お忙しい日々を送っていらっしゃいます。
この手帖を通して、自分の意識がどう変わったか、
詳細にレポートしてくださいました。
***
◎ウィークリーカレンダー
苺さんは、時間軸もざっと意識しつつ
ウィークリーには、主に、その日の予定と、
しておきたいことを箇条書きにして使っているそうです。
ウィークリーの欄自体が、to doリストのようになっています。
こうして見ていると、やることが山のようにありますね。
『その日の感想のようなことも書くと、
後からどんな日だったか思い起こせます。
2013年度版のウィークリーは、
横に長く文章が書けるので使いやすかったです』
◎わたしノート
「わたしノート」や「なにかいいこと」は、
ただの空白だったので、自由度が高くてよかった、という苺さん。
日記的なことをつづったり、アファメーションを書いたり、
その時々で書きたいことを、思いのままに記録しています。
もっと余裕があれば、欲しいものとか、
行きたい場所の写真を切り抜いて貼り付けたりして
楽しみたいそう。
これからどんどん、使い方が変わって来そうですね。
また、月末のメモ欄は、日々、気になった言葉を書いて、
今後の行動の指針にしたり、元気をもらったりしているそうです。
◎マンスリーカレンダー
行事や勉強会、誕生日など、
大きな予定はマンスリーカレンダーに。
また、靴をおろす日は大安を選んだり、
新月にアファメーションしたり、
満月にお財布ふりふりしたり(金運がアップするのだそう)、
暦の知恵を日常生活で活用してくださったのだとか。
満月にお財布ふりふり、私もやってみたいです(笑)
◎カスタマイズ
手帖のカバーに入っている絵は、
苺さんの息子さんが描かれたもの。
「虹とフルーツに囲まれて笑っているママ」だそうです。
虹も、フルーツも、笑顔のお母さんも、
全部息子さんが大好きなものなんでしょうね。
いや~、これを見たら、お母さんも自然に笑顔になってしまいますよね!
その他、ブルーとピンクをメインカラーとして、
青いしおりを使ったり、ペン色も濃紺と、ピンクにする、といった工夫も。
今の気分にあわせて色を決めるのは、いいアイデアですね。
◎エッセイやコンシャスプラン
苺さんは、一日の終わりに手帖を開いて、
その日を振り返ってみたり、翌日の予定を書いていたそうですが、
ついでにパラパラとページをめくっていると、
実践してみようと思えるような
コラムやコンシャスプランに出会うことがあったとか。
『具体的には「罪悪感よさようなら」や「すぐにやる」などです。
11月のエッセイの「すべてはわたし」という考え方もそうでした。
この考え方が足りなかったから、ちょっとしょっぱい気持ちなのかな、
などと気づきを得られました。そしてそのことを胸に
翌日の自分をイメージして床につくことができました。
みれいさんよくがおっしゃる「自分が蒔いた種しか刈り取れない」
というのは本当だと実感しています。
自分の言動がよくない種なら生えてくるのは雑草で、
後であくせく雑草をむしらないといけない。
でも良い種を蒔いたら、後で咲いた美しい花を
誰かと一緒に楽しめるかもしれない。そんなことを思いました』
◎この手帖を使って変わったこと
結婚前まで専門職で仕事をしてきたため、
家にいることが少し窮屈で、外で仕事をしたいけれど、
子育てにも専念したいとずっともんもんとしていたという苺さんですが、
手帖に毎日の予定を記入して、それをこなしているうちに
家事と子育てが、しっかりとした「仕事」といえるということが
身に染みてわかるようになったそうです。
『ずっと自分で働いたお金で家賃を払い、好きなものを買ってきたため、
夫の給料で、自分の好みの服を買ったり、自分の物にお金を使うのに慣れず、
少なからず罪悪感を感じていました。
だから、自分の好みではない無難な服を買ってみたり……。
それが、主婦業を「仕事」だと思えるようになったことで、
普段着は仕事を快適に行うための服、
お茶の葉や食器、スポンジ等は仕事用のツールだと、考えるようになり、
私自身が好きで楽しめるものを選べるようになってきました。
エッセイやコンシャスプランを読んで、
意識が変わったことも大きいと思います』
また、手帖を使ううちに、気持ちの切り替えが早くなったと言います。
『例えば、誰かに子供のお弁当を褒められたりすると、
以前はそれをまた持続させようと変に力んでしまい、
かえってうまくいかず、無駄に凹むということになりがちでした。
最近は「今日はお弁当褒められてよかった。
この手帖に記録しておけば、後で見返せるだけでも幸せ♪」で終わり。
さっぱりしたものです』
***
いかがでしたでしょうか?
苺さんの手帖を見て感じたのは、
「自分との対話」がしっかりされているなあということ。
苺さんからお聞きした言葉が素敵だったので、
最後にもう少しご紹介します。
『少し前まで「今の自分は本当の自分じゃない」って思いがちでしたが、
今の自分しか自分はいないのですよね。
そして今の自分を結構気に入っています。
大好きになれるよう、手帖の力を借りて生きていきます。
こうして、今の状況に満足できる気持ちになったら、
自然に周りにも自分が満足できるものが
集まってくるようになったという感じです。
今回手帖を使わせていただき、
私がこれからなる、あたらしい自分というのは
「自由な自分」なのだなと実感できました』
苺さんの手帖と、その使い方には、
「今を生きる」、「自分を生きる」ための
大きなヒントがありますね。
私ももっと、手帖と仲良くなりたいな、と思いました。
***
モニターレポートは今回で終了です。
『あたらしい自分になる手帖』について、
ニュースがあるときなどは、このブログの場で発表しますが、
ひとまず、定期的な更新はこれで終わりです。
ここまでこのブログを読んでくださったみなさま、
著者の服部みれいさん、モニターレポートにご協力くださった方々、
ほんとうにありがとうございました。
モニターさんのレポートを読んでいて、
強く感じたのは、「変わりたい」という気持ちの真剣さ。
いつも身がひきしまる思いがしていました。
また、使い方の面でも、参考になることがたくさんありました!
あたらしくなりたい、そう願うだけで
あたらしい日々ははじまっています。
その道のリが、たのしく、実りあるものとなるように、
この手帖を使っていただければ、とてもうれしいです。
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