突撃★手帖レポート5 セツナさん編  | あたらしい自分になる手帖ブログ

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浄化のガイドブックとして大好評のエッセイが手帖に


あけましておめでとうございます!

年末年始、いかがお過ごしでしたでしょうか?
私は、ずっと課題だった「部屋の大浄化作戦」を実践し、
モノの処分をずっとしていました。
びっくりするほど、いろいろなものを溜め込んでいるので、
長期的に取り組んで行こうと思っています~(今年の抱負)。

さて、昨年より公開している読者モニターさんのレポートですが、
今年も引き続き、ご紹介していきます!

今週のモニター、セツナさんは、公務員として働く20代の女性。
仕事が大変な時期、自分自身を見失いかけたとき、
偶然に『あたらしい自分になる本』と出合ったのだそう。

さらに『あたらしい自分になる手帖』を使うことで、
もっと自分と仲良くなって、人生をより楽しみたいという
強い思いから、モニターにご応募くださったそうです。

自分の内面を掘り下げつづけた、セツナさんの記録、
ぜひ、ご覧いただければと思います。

***


◎マンスリーカレンダー


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セツナさんは、マンスリーカレンダーは、
大きな、ほぼ動かない予定を
ぱっと見て把握できるようにすることを意識して、
確定した大きな用事のみ、仕事もプライベートも区別せずに
記入しているそうです。



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月名(「11」)の下には、その月のうちに済ませることを書いて、
忘れずに、予定をどこかに組み込むようにしています。



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そして、「今月のことば」には、
その月はじめのアファメーションを書いています。



◎ウィークリーカレンダー


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こちらには、日々のこまかな用事などを記入。
セツナさんは、仕事の上ではTo doリストも重要なので、
スケジュールと別に、毎日の空きスペースに書き込んでいるそうです。



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右上の空きスペースには、その週取り組みたいことや、
どんな週にしたいかを書いています。

仕事や勉強にきちんと取り組みつつ、
自分をゆるめるオフの日もちゃんとつくるように
工夫している様子が伺えますね。


◎わたしノート


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わたしノートには、とにかくその週思いついたことを書くことにした、
というセツナさん、
内面が、ダイレクトにぶつけられていて、圧倒的なものを感じます。
場所が足りないときは、エムエム・ブックスで販売されている
「わたしノート」を使って、さらに書き出していったそうです。

わたしノートの欄をどう使ったらいいかわからない、とか、
忙しいと書けなくなってしまう、という声もたまに聞くのですが、
セツナさんのように、とにかく心に浮かんだことを書き記してみると
何かが見えてくるかもしれませんね。



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セツナさんは、なにかいいこと欄も、最大限に活用。
毎日1個以上書いて、横に日付をつけています。



◎カスタマイズ


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セツナさんは、カバーに、
好きな写真家さんのポストカードを入れているそうです。
手帖のピンクと、シンプルなモノクロのポストカード組み合わせが、
大人っぽいですね。


◎月の終わりのメモ


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すごかったのが、このページ。
毎月のはじめに収録している服部みれいさんのエッセイのテーマや
トライを実践した結果が、びっしりと書き込まれています。

じつは、セツナさんには、ずっと悩んでいることがあったそうです。
セツナさんはある国家試験を目指していたのですが、
途中で受験をやめて、現在の仕事につきました。
その試験の受験資格には年数の制限があり、
来年が最後の受験のチャンスなのだそうです。
そこでセツナさんは今年の春、もう一度、試験勉強を開始したのですが、
仕事との両立は厳しく、勉強そのものもつらくなってきたのです。

ただ自分自身が怠けているだけなのか、
それとも自分がその道に向いていないから
やめた方がいいというサインなのかがわからず、
悩みながらも勉強を続けてきたセツナさんですが、
11月に手帖を使い始めたとき、一度その不毛な状態をやめようと、
勉強の手をあえて止めたそうです。

その上で、そもそもなぜ気が進まないのか、
そのくせ、試験を受けるのをやめようとすると抵抗を感じるのか、
心の奥にあるものを突き止めることを、
11月の最大の目標にしました。

そして、11月のテーマ「すべてはわたし」に沿って、
かつてないほどホ・オポノポノを繰り返す中で、
ずっと自分の中で悩んでいたことについての、
意外な答えが、突然見つかったのだそうです。
少し長いですが、セツナさんの言葉を、そのままご紹介します。

『はじめの頃は、その試験の受験資格を得るために
これまで投じてきた大量の時間やお金がもったいないということや、
かつて親の反対を押し切って今の職業についたこと、
職場の元上司から、この試験を受けることについて応援を受けていることなど、
抵抗の要因は外的なものにあるかのように感じていました。

しかし、1か月をかけて私が得た結論は、
「誰よりも、私が私自身を許していなかった」というシンプルなものでした。
どうやら私は、かつてその試験を受けなかったことで、
自分に激しく裏切られたと感じていたようなのです。

ずっと、「なんであの時試験を受けなかったのか」と自分を責めていて、
その結果、
「結局、お前には勉強を計画通りになんかできない」
「落ちこぼれの自分にもう一度期待するだけ無駄」
「この道になんか向いていないんだよ、昔もそうやって逃げたのだから」
といった心の奥底から聞こえてくる非難を体現するような生活を送っており、
受験をやめるにやめられなかったのも、その状況を私が私自身に見せて、
更に責めたてるためだったのだと理解しました。

11月の終わり頃のある日、わたしノートに向かおうとしたとたん
とつぜんその答えが天から降ってきたように感じて、
私は、もう自分自身を責めたてるのをやめよう、
もっと、ありのままの自分をていねいに愛していこう、と心に決めました』



◎あたらしい自分になる手帖を使って変わったこと


『まだまだリハビリの途中ではありますが、
今は、当時に比べるとずっと自由な気分で、
自分自身のことも好きになれています』
と、セツナさん。
1か月、自分と向き合い続けた結果、
完璧主義な自分を許して、もっと自由に、もっと楽しく
生きていってもいいんじゃないかという気分になれたと言います。

また、今年の手帖で紹介している数秘術も
参考になったそうです。

『私は数秘術での誕生数が「9」で、
人に比べて自分のことが相当わかっていないフシがあり、
そこがずっとイヤだったのですが、
そんな部分も含めて、自分って悪くないんじゃない? と、思えるように。
それだけでも、自分の中では大進歩です』

***

ウィークリーカレンダーなどからは、
仕事はしっかり、プライベートも充実している様子が伺えるセツナさんですが、
内面でこんな葛藤を抱えていたというのが、驚きでした。

去年の手帖インタビューで、服部みれいさんは、
こうおっしゃっていました。
「みんな、一番ぼんやりしてわかっていない、
把握できていないのが、自分のこと」
ほんとうに、そのとおりなのだと思います。

自分の内面に真摯に向き合うことの大変さ、つらさ。
そして、その先にある、おだやかで澄みきった世界。
そういったものを、セツナさんの手帖から見せていただいたように思います。

あたらしい年のはじまりに、
もう一度、自分を見つめ直してみてはいかがでしょう。
心に引っ掛かっていることの答えが、見つかるかもしれません。