専門学校生からこんなメールが来ました。![]()
「先生~、こんにちは!
私は希望していたA社に就職が決まって
先日内定式に行ってきました。
思ったとおりの社風で、会社の先輩も
同期になる人もみんなとても良い方で
入社が楽しみです。
でも・・・この間、学校の担任の先生に
『おまえだったら
もっと上の一流企業が狙えたのに
惜しいなぁ』と言われて
とても悲しくなりました。
私が入る会社は、小規模で
知名度も高くありません。
それは自分でもわかっています。
でも、自分にとって魅力があったのです。
それだけじゃいけないのですか?
一流って、何ですか?
規模の大きさ?知名度の高さ?設備の豪華さ?
そんなに大事なことなのでしょうか?
他のクラスメイトも同じようなことを言われて
みんなで凹んでいます(ノ_-。)(:_;)(ノ_・。)」
・・・担任の先生に悪気がなかったのは
確かだと思いますが、なんて無神経な発言だろう!
と私の方が憤慨してしまいました![]()
こんなメールが来るのは、私が以前
キャリアカウンセリング・・・就職活動指導を
していたからです。
過去形なのは、新しい専任の先生がいらっしゃったので
バトンタッチしたから。
当初は、2人3脚で就職指導をする予定でしたが
学校側の「有名企業への就職率を上げる
」という目標と
私の「学生の希望を尊重したい![]()
」という考えがマッチせず
全て新任の方にお任せすることにしたのです。
先日ブログに書いたように
私は「その人が持つ基準」を大切にしたい
と思っています。
こんな考え方を「甘い」と言われることも
少なくありませんし
確かに利益を追求する企業人としては
失格かもしれません・・・
でも、私はこれだけは譲れません。
だって
人生は、その人だけのもの。
他の誰のものでも
誰かが代わってくれるものでもないのです。
だからこそ、自分の考えや判断が重要だと思うのです。
もちろん、人との関わりはとても大切です。
でもそれは多くの人と出会いの中で
助け合ったりぶつかったりすることが
自分の人生をより豊かにする糧になるということ。
基本はやはり「自分」だと思うのです。
こう書くと利己的で冷たい人に思われるかもしれませんが
私は、自分を大切に出来ない人には
本当の意味で他の人を大切にすることなんて出来ない
と考えています。
(↑私もこれが苦手なので、私のテーマでもあります)
だから、本人が一生懸命考えた末の決断なら
迷うことなく、その道を進んで欲しいし
それを他の誰かが無責任に茶々を入れるのは
どうかと思うのです。
私自身、バブルがはじけた氷河期
に就職したので
就職に関しては色々な想いがあります。
恥ずかしながら私も、ご他聞にもれず
誰もが知っている有名企業に就職することを
希望していましたが、結果は・・・![]()
なんとなく聞いたことがあるかもしれない
という企業だけが内定を下さって、そこに入社。
同じ大学の友人たちが
続々と有名企業の内定を獲得している中
とても消化不良感が残っていたのを覚えています。
でもそんな私に、社会人の先輩は、こう言いました。
「大切なことは
一流企業に入ることではなくて
入った会社で一流の仕事をすること
じゃないの?
働くって、そういうことだよ。」
これは今でも私の信条になっています。
だから学生にはこう返事をしました。
「私が大切にしている言葉を贈ります。
『大切なことは、一流の会社に入ることではなく
入った会社で一流の仕事をすること』です。
貴女が獲得した内定やチャンスは
自分の実力で勝ち取ったもの。
それを誇りに、自分の歩きたい道を信じて
進んでください!
担任の先生には
『先生は、一流が大好きなんですね~![]()
じゃあ、私たちの就職先のことより
まずはこの学校を一流にしなくちゃですね♪
ププッ』
とでも、言っておきましょう!」
そして、さっき学生からまた返信が。
「担任の先生がまだなんか言ってるから
先生が伝授してくれた皮肉、言っちゃった![]()
『あちゃー』
→
→
って顔してたよ。」
・・・ウソ![]()
ホントに言ったんだ。
私も『あちゃー』です(笑)



