先日のボクシング世界戦
そして、その後の対応について
亀田一家の言動が注目されていますね
これまでのビッグマウスや反則のことは
個人の見方や感じ方次第だと思うので
それは、さておいて・・・
私が注目したのは
昨日のTV番組での
テリー伊藤さんのコメントです
一昨日の謝罪会見の態度や言葉が
昨日のニュースなどで一斉に取り上げられ
「謝罪の言葉がない」
「あの態度、反省が感じられない」
と厳しいコメントが続く中
最後には
「お辞儀の仕方が悪い」
「座っている姿勢が悪い」
「言葉遣いがなっていない」
というコメントまで出てきたのですが・・・
これを聞いたテリー伊藤さんの言った一言が
心に残ったのです
「今回の件の善悪は別として
皆さん、何か間違った批判になっていませんか?
“亀田家の言葉遣いや態度がなっていない”
なるほど、そうでしょう
でも、あれは元々の彼らのスタイルです
そして、それが人気の元であったことも事実です
彼らがサラリーマンなら、そういう批判もアリでしょうし
言葉遣いや態度についても
それなりの教育は受けるはずです
でも、彼らはサラリーマンじゃありません
私達“一般の社会人”の常識を
彼らに押し付けて、何の意味があるのですか?」
なるほど~!本当にそうだと思いました!
自分の常識を人に押し付けない
これは、とても大切なことだと思うのです
私が「マナーを教える仕事をしている」というと
よくこう聞かれます・・・
「マナーの先生だと
日常生活でも、周りの人の色々な
言葉遣いや態度やマナーが
気になって仕方ないのではありませんか?」
答えはNOです
私がマナーを学んだのは
「自分自身がTPOに応じて
正しく振舞えるようになるため」
それを伝える仕事をしているのは
「私のように、自分のために
マナーを身につけたい人へのお手伝い」
なので、マナーに興味のない方へ
その話をすることはナイですし
・・・というより
人と一緒のときは、会話に夢中で
マナーのことなんて、忘れてしまうし・・・
ここだけの話
「自分と、そして一緒にいる人が楽しいならば
言葉遣いも態度も、多少悪くたってOK!」
くらいに思っていますし
私自身もアルコールが入ると
カラオケルームのイスの上で踊ったり
てやんでぇベランメェ調になりますから(笑)
ビジネスマナーにしても
立居振る舞いや食事のマナーにしても
マナーの話をする時に必ず最初にお話しするのは
◆マナーは
人と人とがお互い気持ち良く生きるための
“配慮”から発展したものであること
◆“自分”が“一緒にいる相手”に不快な思いをさせないように
というのが、一番のベースになること
◆自分がベースになるので、これを相手に押し付けることは
かえってマナー違反であること
です
・・・実は、マナーを学ぶと
それを出来ない人が気になってきてしまって
ついつい
「それは間違ってるわ、こうするのよ!ヾ(。`Д´。)ノ」
と、教えてあげたくなるという傾向があるのです(^▽^;)
例えば、皆さんがお友達と食事をしていて
「お箸の上げ下げが違うわよ」
「お椀のフタはこっちにおくのよ」
「手皿は間違ったマナーなのよ」
などと言われたら・・・
楽しくお食事が出来ませんよね(笑)
もちろん、ご家庭でのしつけで
または、マナーに興味のある方が
それを望むのであれば
存分に学んだことを周囲の方へ
伝えていっていただきたいのですが
相手がそれを望んでいない場合は
その親切心こそが「マナー違反」に・・・
マナーは
お互いが気持ち良く生きるためのものなのに
相手にそれを押し付けた途端に
不快なものとなってしまう可能性があるのです
だから今回の亀田家報道で
内藤チャンピオンや応援したファンの方々が
「不快だ!」
と謝罪や真摯な態度を求めるのは良いのですが
縁もゆかりもない方々が
ヤァヤァ言うのを見るのと
かえってこちらが不快になります(-_-;)
もちろん
こうして大勢の人の前に出る仕事をしている以上
「公人」扱いになることもあるでしょうから
そこには、人としての最低限の礼儀は
必要だとは思いますが・・・
マナーは自分のためのもの!
自分の常識を相手に押し付けず
必要な時に、必要なだけ
必要なものを持っている人が
さりげな~く提供するのが、ステキなマナー
だと思います