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SELF SUPPORT STUDY

Hello,everybody!
There are my self support study’s notes.
I rescue myself.I support my fellow.

10月20日から10月22日まで、浦河を防災モデル地区として、障害者などの災害弱者のための防災を研究している、河村宏先生が、浦河の当事者メンバーや自治会や役場の方々やインドのNGOの職員の方を連れて、被災地宮城を視察に訪れて下さいました。

その中で、私が最も印象深かった議論は、
いざ避難する、と言うときリーダーは強くあるべきかという命題でした。
自治会長の方々は、自治会のリーダーシップは強いリーダーを常に必要としていると、
意見を交換していましたが、
私は、ずかっと、手を挙げて、
「リーダーは弱くても良いんです」
と発言しました。
リーダーこそが、自分が弱くて一人では出来ないという情報を発信していると、
リーダーの周りに人が集まります。そして、手分けして避難所は運営出来ると思います。
リーダーにこそ、弱者の視点による「弱さの情報公開」(べてるの理念)が必要です。
と、私は発言しました。
河村宏先生にも、一番良い発言だったよ、とお声がけ頂き、嬉しかったです。
でも、これは、仙台での家族会運営をされているリーダーの方の実践を見て来たからこそ、実感として自信を持って発言出来たことです。

福祉避難所の運営経験をご講話いただき、議論をしましたが、一番タジタジだったのは区役所の方だったかも。。。。
自治会の皆さんが活発に、日頃から緩やかなつながりを作っている事に、感心いたしました。

更に、被災地も視察し、荒浜地区や南浜へ行き、南浜中央病院(SOSという屋根の文字で孤立を伝えた映像を覚えてらっしゃる方も多いかもしれません)でご講話をいただきました。
南浜中央病院は復旧も迅速で、地域の病いを持っている方を勇気づけました。

すこしだけ写真に残して来ました。


荒浜地区の住宅街だったところです。


荒浜海水浴場には慰霊塔が建っています。


これからも、復興は形はまだ分からないですが続きます。
それは、「まちづくり」でもあり人の「つながりづくり」でもあります。

(katsuko.)

We have the strength of the weakness.「弱さの力」を持つ。

「無知の知」が智慧であるような流れで生まれるものとして、「無力のちから」がストレングスだと定義するとして、という考えの続きです。
それは大きな存在としての「弱さ」の中にポツンとあるのではないかと思います。まず、大きな存在というもののイメージは、「無常」(永遠に変わらない、というものなどないという常に流動的な大きな運命の流れ。)であって、絶望的な程に立ちはだかる、「人生からの問い」としての実存的な迫り方をする大きな流れであると考えています。そのような圧倒的な「弱さ」(weakness)の中を漂う私たちが持つものはstrengthという強みであると思う。いや、思いたいと、希望を持って人間を見たいのです。

その「無力のちから」という強みを持っている私たちは一人一人の全ての時間の流れつまり人生が「社会」であると言えると思います。
社会的包摂つまりインクルージョンが叫ばれますが、「社会」に「包摂」されている「(弱い)私」では、決してないと、私は不服を感じています。
最初に話したような入れ子構造の中で、「私」たちの人生が「社会」“を”「包摂」しているのだと、今私は考えています。
「社会」の歯車やネジ一本の「私」では決して無い、「私たち」イコール「社会」が、「弱さ」に内包されて「無力のちから」を持っているのだという理解が、今薄いと思っています。
何かに内包されていると気づいていない現時点での社会と、いかに「対話」し「和解」するかが、「私」という体験文化を持つ人間存在の課題だと思います。
ただし、「場」には「無常」「人生への問い」と表現したパワーがあります。「人間」には「無力」というストレングスがあります。それしか持っていないと言えます。
現時点での社会と和解した先には、パワーの中で漂流するストレングスという模索が待っています。その模索が、「無力感」というものではないでしょうか。

でも、ここで「無力」の持つちからに戻ることが人間には出来ます。
べてるの家で言われる「弱さの力」や「場の力を信じる」という理念は、このパワーとストレングスを眺める視点の、卓越したセンスの高さではないかと考えます。

長くなるので、パワーとストレングス、それぞれへの視点のセンスについては、改めてそれぞれに話したいと思います。
場のパワーについては、「黒土の発酵」のようなものと言える、ということを詳しく日を改めて。
また、弱さのストレングスについても、「安心して絶望する人生」というキーワードと共に、また話します。

(katsuko.)