確か、10, 11月あたりから一人暮らしの計画を立てていたが、ようやく昨日より一人暮らしを開始した。
そもそも、一人暮らしを始めた動機は、孤独になる事でより人付き合いに積極的になり彼女を作る事だった。
孤独は想像していたはずだった。
だが、想像を絶するレベルの、これまで体験した事のないレベルでの孤独感に苛まれ、非常に辛い。
本当に辛い。今までこんなに孤独を感じたことはあっただろうか。間違いなくない。
修学旅行に行った時も、フィリピンに2ヶ月留学した時も孤独というのはほぼ感じなかった。
フィリピンに2ヶ月親元を離れて暮らし、最高の毎日を送っていた経験があったので、甘く見ていた。
その頃は、毎日朝から晩までフィリピン人の先生と英会話をし、授業終わりは同期の日本人とずっと一緒にいたので、誰かと一緒にいないということはなかった。
だが、今は違う。
文字通り、独りだ。
俺は、自分は孤独には強いタイプだ、一人でいる事を苦にしない、そういう心の強いタイプだと思っていた。
それは、やはり実家でトレードの勉強をするために友達と一切遊ばずにいても平然としていられたからだ。
だが、それは飛んだ思い違いだった。
同じ家にいる事で、頭の片隅のどこかで、親という存在が近くにいる、兄弟という存在が近くにいる、自分の居場所があるという安心感をたっぷりと感じていたのだ。
自分の居場所がある、自分は必要とされている、そういう無意識の感覚があったわけだ。
だが、今は完全に独りだ。
朝から晩まで会社に行って帰ってくるという生活であれば、そこまで孤独は感じないのかもしれない。
だが、俺はリモートワークなのでずっと家で仕事をする。
その為、自分から何か行動を起こさなければずっと独りである。
俺と同じように、一人暮らしでリモートワークの人は孤独で辛くないのかと甚だ疑問に感じてしまう。
昨日の夜から一人暮らしを開始したわけだが、特に昨日の夜は地獄だった。
新居までの道のりで沢山泣き、着いた後も沢山泣いた。
寝床に着いた後は、寂しくてひもじくて震えていた。
睡眠薬を服用し、何とか2時頃に寝る事ができたが、途中3,4回目を覚まし、起きたのは7時頃だったのであまり寝る事は出来なかった。この間に実家のベッドに戻りたいと何回思ったことか。
今日朝起きた後、色々と買い出しなど歩き回ったりなどしている間は精神は比較的安定していたが、疲れて帰った後は孤独感で涙が止まらず本当に気が狂いそうだった。
気を紛らわそうと普段は楽しんで観ていたyoutubeやバラエティを観ても全く面白いと思えない。
今こうやってブログを書いている最中も、両親の事を想うと涙が止まらない。
28歳の男が情けない話である。
自分はこんなに弱いのかと、思い知らされた。
このたった2日で、何度もやっぱりやーめたと購入したもの全てを引き払って実家に戻ろうかとも考えた。
今日の夜も非常に辛いものになるかもしれない。
だめだ、今こうやって書いていると本当に心が折れそうだ。
孤独とはこんなにも辛いものなのか、この世にこんな劇毒があっても良いものなのかと衝撃が走る。
流石に今週の土日は実家に帰らなければ精神が持たないので、帰ろうと思う。
だが、かろうじて自分の中にこの孤独と戦わなければならないと踏ん張っている自分がいる。
今日の午後、気が狂いそうになった時になんとかホリエモンの記事を読んで心を落ち着けることができた。
そもそも、俺は孤独を自ら望んで一人暮らしを始めたのだ。
これは、孤独という魔物への挑戦なのだ。
孤独という魔物以上にこの世に怖いものは存在しないだろう。
つまり、孤独に打ち勝つことができれば、人生における最難関をクリアしたということになるだろう。
そしてこの孤独をエネルギーに変換する事ができれば、彼女を作るための原動力になるだろうし、よりトレードへ心血注ぐこともできるだろう。
なんたって、実家のような安心感は皆無なのだ。安心感という点で言えば、職場と同じである。
いや、職場の方が他にも人が沢山いたという点で、まだ安心感があった。
このような環境で自身を律する事は、実家に居た時よりも遥かに容易である。
また、もしやっぱりやめたと言って実家に戻った場合、再度一人暮らしが出来るのだろうか。
そうなってしまった場合、結婚相手が見つかるまで、あるいは同棲相手が見つかるまで実家を出る事ができないだろう。
遅かれ早かれ来る地獄なのだ。
兎に角、1年間限定だと思って、一人暮らしを本気で続けてみようと思う。
何か新しい世界が見えるかもしれない。
見えるものがなかった、何も得るものがなかったと思えばその時に戻れば良いのだ。
今は我慢の時だ。あと、1ヶ月もすれば孤独と真っ向から打ち合える、コントロール出来る様になると期待したい。
ここ数日間は、恐らく非常に情緒不安定になるだろう。
一人暮らしに前向きになれる時もあれば、家族と過ごしたあの日々を思い出し、もうあの時には戻れないのかという気持ちになり悲しみに暮れる時間もあるだろう。失ってから初めて気づくとはこのことなんだろう。なんて馬鹿な生き物なのだろうか。
この2日が本当に、本当に長く感じた。実家に帰れるまでまだ4日も残っていると考えるだけで地獄だ。
思いのままブログを書いたが、ここまでまとまりのないブログを書いたのは初めてかもしれない。
一日一日を精一杯、何とか生き抜きたい。