パソコンを使った勉強eラーニングが普及しています。僕の勤務する会社でもeラーニングが運営されていて、会社から強制的に受講させられるもののほか、自主的に選択して受講できる科目も多く用意されています。


そんな中から、今日は4つ学びました。


「ファシリテーション」

メンバー全員でチームの課題を発見、共有し、解決策を導き出す手法。

アイデアを引き出し、合意形成し、自発的に取り組むように導くスキルがファシリテーションの技術です。批評や検証の会議、アイデアを募る会議、解決策を考える会議に有効です。組織の方針を検討するにあたり、有効だと思うので、もう少し深く学んみたいと感じました。


「しかる技術」

ポイントは「影響の小さいうちにしかる」「自分を客観視する」「“FOR YOU”でしかる」「課題の特定と解決への合意」の4つ。特に「自分を客観視する」については反省するところが多いです。過去に後輩指導において、「しかる+自分の感情=怒り」となり、怒鳴り散らしたことが何度かあります。あとから自分でも反省するのですが、これは単に自分の感情を発散させただけ。後輩にとって効果的な指導にはなっていませんでした。しかる技術の4つのポイントは覚えておこうと思います。


「ほめる技術」

ポイントは「観察する」「変化に気づいて伝える」「2つのほめ言葉(You messageとImessage)」の3つ。相手をきちんと観察しておいて、変化に気づいて、それを具体的にほめる。なるほど。そういうほめられかたをするとうれしいだろうなぁと思います。身近な後輩で練習してみようっと。


「フィードバックの技術」

メンバーが無意識に行っている悪い行動を、フィードバックして改善を促す。周りは気づいているのに本人が気づいていない領域についてフィードバックすることで、メンバーが成長する。ポイントは「まず良い点を認めてフィードバックする」「因果関係を説明してフィードバックする」「具体的に変えられることをフィードバックする」の3つ。これも後輩で練習(実験?)してみよう。


ここまで書いてふと思い出したことがあります。カリスマ体育教師・原田隆史氏の「夢を絶対に実現させる方法!」の中で氏が話していた、「コップは上を向いているか」です。


つまり、こちらがいくらほめたりしかったりフィードバックしたりしても、相手がそれを聞く心の準備、受け入れるだけの信頼関係がないと、そもそもその言葉は届かないということです。水をいくら注いでもコップが下向きだったら水はたまらないですもんね。コップを上向きにさせるような信頼関係がすべての土台ですね。さて、後輩は僕に対してコップを上向きにしてくれてるのでしょうか。

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iPhoneで勝間和代さんの電子書籍が10日間限定で115円で売られていました。

内容よりも、まず「電子書籍」というものに触れてみたくて購入。


「女に生まれたら、コレを読め~○活必勝法~」


実は以前はかなりの勝間和代信奉者でした。勝間さんの影響でロードバイクも購入し、著書も多数読みましたが、少し食傷気味というか、一気に読みすぎたというか、他のさまざまな自己啓発本に触れてきて、勝間さんだけでもないなと思っていたところです。


まずは電子書籍としての感想。


文字の大きさは、iPhoneではデフォルトが一番見やすい。フォントも読みやすく、ページもサクサクと動く。ただ、読みやすい表示のため、1画面あたりの文字数が少なめになっていて、かなりの頻度でページをめくるためのタップをしなければならないのはストレスでした。これはもう少し大きな電子書籍端末ならクリアできそうです。


マーカー機能は充実しています。本文を指でさっとなぞると色が反転し、蛍光ペンの色を選択してすぐにマークできる。これは便利。本を片手に持ちながらペンでマークするよりよっぽどやりやすい。また、読んでいる途中にしおり機能でしるしをつけておいて、簡単に目次やマークした箇所に飛べるので、読み返しにも便利。こうやってブログに書くためにポイントを抽出するにも、簡単に呼び出せて便利。


電子書籍って、単に画面上に文字が並んでいるだけじゃないんですね。初体験でした。


さて、次は内容です。人活、エコ活というように、10個のテーマを○活という形で並べて、女性の視点で勝間さんの主張が展開されます。おもしろいなと思った表現を中心にピックアップします。


「自分の長所を伸ばし、すばらしい相手のいるコミュニティへの参加資格に、毎日わずかでもちかづいていく」
「少子化問題の最大の敵は、長時間労働を信仰するオヤジたち」
「年配の男性だけが意思決定に関わっていると、とくに育児や家庭の問題に関する決定がしにくくなる」
生殖年齢だけで「美しさを考えない」→「年齢別美の偏差値60~65を目指す」


これらはなるほどと納得できる部分でした。特に女性は、若いころの「若いから美しい」という状態から、年齢を重ねるにつれて美しくなくなっていくことは仕方ない、というのではなく、「年齢なり」に周りから「美しい」と思われるように努力するという部分は納得です。年を取るから美しくなくなるのは仕方ない、ではないんですね。


僕は男ですから、女性の美に対するこだわりというか、そういのはわかりませんが、男としても、年齢が上がったから見た目もオッサンになっていく、というのでは駄目だなとは思っています。なので、とりあえずできることからやってます。たとえば、ゴルフのときに必要以上に日焼けしないようにきちんと日焼け止めを塗ることや、風呂上がりにメンズローションを顔に塗って必要以上の乾燥を避けることなどです。僕ももう30歳ですから、いつまでも若いと思わずにやれることからやっていこうと思います。


逆に、ここはどうなんだろうと思った部分もあります。


「自走式の男を見つけること」
言われなくても洗濯がたまっていたら洗濯機を回す、終わったら干す。こういうことを自発的にできる人を見つけよということです。これは女性視点でいえば確かにそういう人の方がいいと思います。自分の身の回りの世話ぐらい自分でできないと、ということですよね。でも、男の立場から言えば、自分が自走式であるメリットって何なんでしょうか。メリットなんてなんだか嫌な表現ですが、なんかそんな風に少し「女性にとって都合のいい人」を探せというようなメッセージはひっかかりました。ちなみに僕は家事はある程度は自主的にやりますから、勝間さんの言う「自走式の男」側だと思います。食器も洗うし、洗濯ものを取りこんでたたみます。風呂掃除だって言われなくてもやります。でもそれは相方とのその日の役割分担の雰囲気や残っている家事の量、疲れ具合なんかを考えて、どっちが絶対やるべき、とか、なんでも男が自走式でやるべき、なんてものでもないと思うんです。


また「住活」パートでは、「所有か、賃貸か」というよくある比較論が出ていました。勝間さんの言うメリット・デメリットは以下の通り。


住宅を買う場合

メリット
余計な資本コストを払わなくていい
デメリット
ローンの金利がかかる。不動産価格が下落すると大きく損をするリスクがある


賃貸の場合

メリット
不動作価格の変動リスクを払わなくていい
デメリット
家賃を支払わなくてはならない


そして、月15万のローンで買える家と借りられる家を比較。同じ「月15万」なら、借りた方がよりいいグレードの家に住めるという理屈。ただしデメリットも。30年ローンだとすれば、30年後からは住む家がタダになる。税金とかはかかりますが。これが賃貸だと、30年経ってもやはり15万毎月払い続けなければならない。この点はクリアになっておらず疑問が消えないまま。たいていの人は老後に安定的な収入を得る手段はなく、またそのときに家賃を支払い続けるだけの資産なんか若いうちに形成できません。老後はどうすればいいんでしょう。

この論争、ホリエモンこと堀江貴文氏は「新・資本論」で「地震リスク」を言います。地震保険に入っていても都市部で大型地震が発生した場合に本当に保険金がきちんと全契約者に対し全額支払われるかに疑問を投げかけています。たしかに、地震は大きな損失となるため、いくら国の制度とはいえそれを盲目的に信じるのは危険かもしれませんね。さらに、地震保険は建物の価値の50%までしか加入できない。つまり、地震がおきて家が倒壊したら、基本的には資産の持ち出しが必ず発生するということです。そういう意味では、賃貸の方がいいのかもしれません。賃貸であれば建物はまた借りればいいんですもんね。・・・・でもなぁ。ここは正解はないのだと思います。


久しぶりに勝間さんの本を読みましたが、いつもの「勝間節」で読みやすく、説得力のある断定的な表現で読み物としてもおもしろく読めました。この本の内容自体を盲目的に信じて全部実行するのは疑問ですが、一つの、比較的ためになるアドバイスとして意見を聞いてみるというスタンスで読むとおもしろいと思います。

女に生まれたら、コレを読め ~○活必勝法~/勝間 和代
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伝統的な日本の大企業で昇進するために必要な能力は、以下の二つだそうです。

・社内人脈、根回し力、飲ミニュケーション力、社内政治力などの対人感性力

・特殊な社内ルールへの精通、これまでのビジネスモデルにおける実績、業界事情などの知識・記憶力


うちの会社、まさにこれだと思います。僕は会社に入ってもうすぐ8年ですが、これらの能力がずいぶん鍛えられてきたと自信をつけてきたところでした。でも、どうもその手法で出世してきた先輩方や経営陣を見て、もう少し上手な営業推進や営業施策はないものかと思う場面もあり、問題意識を持っていました。


だって、販売推進キャンペーンやって、販売店に報償を用意して、「さぁ売ってください」ではあまりにも芸がないと思いませんか?取ってつけたような「この商品の必要性」を説明することや、最悪の場合、「この商品を顧客にはめ込む」といった本末転倒な戦法ばかり出てきます。


ではどうするのか。


そんな問題意識から、「問題解決」についての本として購入したのがこの本です。


地頭力を鍛える 問題解決に活かすフェルミ推定/細谷 功(東洋経済新報社)


地頭力は「考える力」の基礎となるもので、以下三つの思考力と三つの力で構成されます。

三つの思考力

・結論から考える「仮説思考力」

・全体から考える「フレームワーク思考力」

・単純に考える「抽象化思考力」

三つの力

・論理思考力

・直観力

・知的好奇心


そして、この地頭力を鍛えると、ものごとを「圧倒的に」効率よく進めることができるようになるそうです。

なんだか極端な主張のような気もしますけどね。


インターネットが普及し始めたころは、ITを使いこなすスキルや技術などの情報リテラシーや技術インフラの有無による二極化「デジタルデバイド」があった。しかし、技術進歩や普及によりデジタルデバイドが解消してくると、それらを使いこなすだけで情報依存になり、思考停止をしてしまう人と、膨大なインターネットの情報を最適に活用して「自分の頭で考え抜いて」新しい知識を生み出せる地頭型多能人との間で「ジアタマデバイド」が発生するという主張です。


この部分は非常に納得しました。インターネットにあふれている情報をただ「検索」するだけでは、自分の頭は使っていません。その情報から「新しい知識を生み出す」ことが大事なんですね。というか、コピペだけではだめだってのはみんなわかってるんでしょうが・・・。


では、その地頭力を鍛えるためには。

詳しくは本を読んでください。


ブログタイトルの「日本全国に電柱は何本あるか?」といった、考えてもわからない謎かけのような問題を考える力が例題や手法をもとに学べます。


すべてこの地頭力で解決して、対人感性力は不要になるか?と言われれば全くそうではないと思います。うちの会社でも社内根回し力は依然非常に重要な能力だと社員みんなが認識していると思います。


もちろん、単純な興味で読む分にもおもしろいと思います。

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