発達障害がある方の起業をサポート
自信を育てる共感コーチ
りょうえ(真鍋良得)です。
有名人の方が脳波を調べて発達障害の診断を受けたということについて、Youtubeに投稿したことについて否定的なコメントが集まっています。
私は前回のブログで、その方と同じクリニックで脳波の検査を受けたことを書きました。
医師による発達障害の診断は『DSM-5』というアメリカ精神医学会の基準に当てはまるかどうかということが根拠になります。
私の場合も「発達障害」という診断を受けたわけではありません。
医師からは「社会で立派に活躍されているのですから、発達障害と診断するための検査を受けたりする必要はないでしょう」と言われました。
発達障害かどうかということは、脳波で調べようが、心理検査で調べようが、自己診断だろうが、自分が「発達障害だな」と思ったら「発達障害」なのです。
自分にはこんな特性があるんだということを自分自身が理解し、自分の得意なこと、苦手なことを上手に生かすことが大事です。
どんな方法で診断しても、自分の特徴を知り、それで生きづらさを解消する方法が見つかればいいわけです。
「発達障害」と正式な診断を受けるためには、現在の診断基準から言えば、脳波の測定で行うことはできません。
かの有名人も「発達障害と診断された」とは言ってなくて、自分を知るために検査を受け、その結果、ADHDに特徴的な脳波の動きがみられると医師から伝えられたことを公表しただけです。
発達障害の診断は何のために受けるかというと、公的な支援を受けるためです。
日常生活にも困難を来たしているような方は診断を受けて療育手帳や精神障害者保健福祉手帳を取得すれば支援を受けられるため、取得した方がいいわけです。
実際には、発達障害があっても、周りの人がみんなやさしければ、診断を受ける必要も特別な支援を受ける必要もないんです。
自分の特性を生かせる仕事についていれば、発達障害があっても大きな実績を上げることもできます。
ですから、発達障害があるとかないとかこだわらず、自分がやりたいことやって、好きなように生きましょう。
世の中で大成功を収めている人たちの多くは「変わった人」と言われています。
人と違ってもいいのです。
誰が何を言おうが、何をしようが、「そうなんだー」と受け入れて、お互いにやさしくなりましょう。
セミナー・セッション
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)