発達障害がある方の起業をサポート
自信を育てる共感コーチ
りょうえ(真鍋良得)です。
発達障害特性の程度・原因、脳の処理速度を客観的に目で見て分かるように検査できる「QEEG」という検査があります。
QEEGとは、Quantitative Electroencephalography(定量的脳波検査)の略で、脳波の特徴を解析し、総合的に発達障害を診断するものです。
自分の脳の状態がどんな感じなのか、発達障害の程度はどんなものなのか、興味があったので受診してみました。
大阪にあるブレインクリニック大阪院という所で検査を受けました。
受付をしてから検査を終えるまでに2~3時間かかる場合があるということでしたが、今回の私の場合は1時間半で終わりました。
最初にカウンセラーの問診があり、受信した理由や、困っていること、これまでの経緯などを聞かれました。
その後、頭に電極をつけて脳波を測定する検査へ。
たくさん電極のついたネットのようなものをかぶっての検査です。
目を開けたまま、ぼーっと前を見ておいてくださいと言われます。
「ぼーっと」と言われると、かえって肩に力が入って緊張するし、力を抜くと寝てしまいそうになるし、リラックス状態になるまで少し試行錯誤しました。
検査時間は20分程でした。
その後、医師から検査結果の説明がありました。
私の場合、脳の左側の理性をつかさどる部分の働きが活発なことに比較して、右側の感性をつかさどる部分が働いていないということでした。
平均に比べて脳の回路が混戦している状態で、ASD(自閉症スペクトラム)とADHDの特徴が現れているということでした。
特に、理性>感性という状態はASDに見られやすいものです。
診断結果はASD(自閉症スペクトラム)の傾向が顕著に表れているものの、日常生活や社会生活に大きな困難を感じていないのであれば発達障害と診断するには至らない、と言われました。
このクリニックでは「TMS治療」という、脳の回路の混戦状態を改善する治療を行っています。
TMS治療を行うことで「こうあるべき」という思考が改善できるということです。
私は4年前から思考のトレーニングやカウンセリングで「こうあるべき」という思考を相当改善することができているので、治療の提案はお断りしました。
提案と言っても、無理に勧める感じは全くなく、今すごく困っていて何とかしたいなら、こういう治療方法もありますよ、くらいの感じでした。
「TMS治療」を行うのも心屋で「前提をひっくり返す」のも結局は同じことなんじゃないかと思います。
「観念を修正する」「ビリーフチェンジ」も同じことです。
「発達障害がある」という状態を変えることはできないけれども、そのことで社会生活に困るのか困らないのかは考え方次第なのです。
「こうあるべき」という思考を改善できれば生きづらさはなくなっていきます。
私も、4年前までは社会生活において困難さを感じていたので、脳の特性が社会生活の上での「障害」となる「発達障害」の状態でした。
でも、自分の頭の中にある思い込みに気づき、それをなくしていき、「こうあるべき」という思考を減らしていくことで、言葉のキャッチボールがぎこちないことは変わらなくても、自分の意志を伝え、相手の意志を理解することができるようになりました。
その結果、ASD(自閉症スペクトラム)の特性があることが社会生活においての「障害」ではなくなったのです。
自分の特性を知り、「こうあるべき」思考を改善し、自分にできるコミュニケーションの方法を学べば、人間関係が楽になります。
何ができてもできなくても、どんな自分でも大丈夫なんだと、自分の存在価値を認めることができれば、どんな特性があっても、むしろ多くの人が持っていいない特性があるからこそ、自分らしさを生かして幸せになることができます。
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