札幌の

脳にアプローチする治療家

ブレインコントロールコーチ

の荒井隆秀です。

 

 

前回は

 

 

まさにアメリカンドリーム!!

 

 

夢は叶うんだ!!

俺はこんなに多くの人に愛されてる!

と、心の中で声高らかに叫んでいたのです。

 

 

というお話でした。

 

※まだ読まれていない方はこちらからどうぞ。

『第35話:5万人の愛』

 

 

刺激的で順風満帆な生活が始まり、

 

 

毎日楽しかった。

 

 

世界トップタイトルを取った方の教えは、

陳腐なスキルやノウハウではなく、

人としての「あり方」でした。

 

 

 

その「あり方」のお手本として

紹介されたのがキング牧師

「 I Have A Dream」(私には夢がある)

 

 

人の話を漏らさず聴く

自分の考えを入れずに聴く

とことん聴く

 

 

人を動かそうとしない

人の考えを変えようとしない

まずはまるごと相手を受け入れる

 

 

自分が動き、

背中を見せ続ける

 

 

こういったあり方は、

 

 

その後の僕の人生に

今も大きく役立っています。

 

 

 

そんな幸せな日々を

送っていたある日、

 

 

ご夫婦で経営されていた

MLMの会社が、

 

 

夫婦離婚という

愛の崩壊をきっかけに

経営が一気に悪化していきました。

 

 

特に僕ら日本人にとって、

ご夫婦で「こだわり製品」を作り上げ、

ご夫婦で夢を語り、

 

 

家族が仲良く

夢を切り開いていく姿が

崩壊することは大きなショックでした。

 

 

アメリカ人はビジネスにおいては

ドライらしく、こんなことは一切関係ない

のかもしれませんが、

 

 

僕ら日本人は、

やはり「愛」という基盤が無ければ、

気持ちが離れていくように思います。

 

 

理屈ではなく、感情。

 

 

当然ビジネスにも大きな影響が現れ、

グループもガタガタと崩れていきました。

 

 

母体の会社が右往左往してしまっては、

そこに属する僕たちに打てる手立ては

無く、なすすべもありません。

 

 

ただただ傍観しているしかなかった。

 

 

この経験と、

かつて広告業をしていた時の

メインクライアントの撤退の経験は、

 

(※まだ読まれていない方はこちらをどうぞ。

『第32話:そしてすべてを失った』

 

 

「自分の力が及ばないビジネスはしない」

 

 

という僕の基準になり、

その後色々なMLMの誘いを受けても

お断りしました。

 

 

そして、

 

 

起きた問題に対して、

自分の力を尽くしてどうにもならないなら

それは仕方ない。

 

 

自分の力量で招いた失敗は、

自分で振り返り、経験として活かせる。

 

 

ただし、相手に振り回されて、

その相手の大きな影響で運命を左右される

人生は歩みたくない。

 

 

そういった軸が出来上がりました。

 

 

 

さて、話は戻りますが…

 

 

そうなると当然収入が一気に減ります。

 

周りにいた人たちもどんどんいなくなります。

 

 

 

いつしか、

 

 

「あの話を持ってきたやつが悪い」

「あの荒井ってやつが悪い」

「荒井の話は本当に眉唾だった」

 

 

そんな噂が飛び交います。

 

 

ある日ファミレスで偶然僕の背中に

陣取った5人ほどのグループリーダーが

 

 

「そもそも荒井のやり方が悪いんだ、

 俺のやり方でやればもっと結果出るから

 みんなついて来ればいい」

 

 

そしてみんな盛り上がる光景。

 

 

僕の向かいにいた仲間は、

 

 

「向こうは気づいていない。

 荒井さん、無視無視」と。。。

 

 

「やり方」ではなく「あり方」

そう伝えていたはずが、

きちんと伝わっていなかった。

 

 

なにより僕自身がその「あり方」を

示せていなかったんだという、

現実をつきつけられました。

 

 

目の前には借金として残る

豪邸と高級外国車。

 

そして僕を大きく包んでくれていた

たくさんの愛の崩壊。

 

 

「愛」の底知れない力を

感じさせる出来事。

 

 

心は、あのどん底にいた時の、

 

 

恐怖にまみれた生活の再現に

震え始めたのです。

 

 

今日もここまでお読みいただき、

ありがとうございます。

 

~つづく~

次回:『第37話:ココロが映し出すもの』