札幌の
脳にアプローチする治療家
ブレインコントロールコーチ
の荒井隆秀です。
これは治療院入口に飾ってある
自筆の“楽”です。
子供たちを対象にした
こんなアンケート結果が
あるそうです。
Q:「お母さんが楽しそうだと
自分も楽しい?」
「はい」と答えた子供は90%以上。
Q:「お母さんが悲しそうだと
自分も悲しい?」
「はい」と答えた子供は90%以上。
次にこんな質問を
したそうです。
Q:「お父さんが楽しそうだと
自分も楽しい?」
「別に」と答えた子供は90%以上。
Q:「お父さんが悲しそうだと
自分も悲しい?」
「別に」と答えた子供は90%以上。
どうやら子供たちは、
お母さんの気持ちに
大きく影響を受けているようですね♪
(親父としてはちょっと寂しいけど。。。)
僕の世界観
まだ読んでない方は、こちらを先にご覧ください。
僕が中学2年のとき、
教育者である父親は
アメリカ研修に行きたくて
日々英会話のTVを観たり、
試験勉強したりしていたそうです。
その努力の甲斐あって
試験に合格。
3ヶ月間アメリカの
研修に招待される
ことになりました。
僕は特にさみしい
感じもなかったと思う
のですが、
母親は父親が渡米してから、
子供の僕から見ても、
毎日どこかさみしそうで、
郵便配達のバイクが
来るたびに、
「お父さんから手紙来たかな?」
僕に話しかける風を装って
目を輝かせていました。
父親が研修に行って
1ヶ月ほど経ったころ、
学校で「弁論大会」という
行事が催されました。
弁論って何?
「自分の思っていることを
みんなの前で
自由に話せばいいんだ」
って先生に言われて、
みなしぶしぶ書きました。
そしてクラス全員の
前で話すのです。
僕は母のさみしそうな姿が
気になっていたのでしょうか…
「父の存在」
というテーマで書き、
3分間みんなの前で話をしました。
結果、
クラス全員の投票によって
クラスの代表になり、
全校生徒の前で発表することに
なったのです。
帰宅して母親に話すと
今まで見たことがないくらい
興奮して、
「お父さんのいない間、
お母さんがちきんと
隆秀を教育しなくちゃいけない!」
と言って、
その日から弁論の猛特訓が
始まったのです。
帰宅後
声が反響しないようにと、
厚手のカーテンに向かって
毎日3分間の弁論を
何回も練習しました。
「そこはもっと間をあけて」
「もっと気持ちを入れて」
「しっかり暗記して原稿を見ないで」
父親のようなスパルタ?
が続きました。
くじけそうになると
叱咤激励され、
またカーテンに向かう…
星 飛雄馬か?
知ってる人いるかな 笑
でも、一生懸命に
「父親について
その存在がいかに大切なのか」
という弁論を語っている
僕を見て、
母はとても
嬉しそうな顔つきだった。
だから、
全校生徒の前で発表する日まで
頑張って続けました。
結果は「優勝」
そして近くの
10市町村が集まる大会へと
進むことになりました。
・・・
母親が幸せなら何となく
僕も幸せでした。
だから母親が望むなら、
望む結果に向かって、
たんたんと練習できたのだと
思います。
当時は父親不在だったので
僕がしっかりと母親の面倒見なくちゃ!
って少し大人ぶっていたかも。
少しの時間でも、
母親の寂しい時間が、
幸せな時間に変わってくれたら・・・
自分もとても幸せになれました。
大切な人が
幸せを感じてくれるのなら、
何をするのでも
苦痛には感じない。
むしろ、
自分も幸せになれる。
そんなことを
体験できた気がします。
今日もここまでお読みいただき、
ありがとうございます。
~つづく~
追伸:
体を硬くしてしまう繊細な感情を
自律神経を整えながら柔らかくする方法を毎日配信しています。
↓ ↓ ↓
<Twitter>
タカ@自律神経から繊細さを整える
@mind_taka