札幌の

脳にアプローチする治療家

ブレインコントロールコーチ

の荒井隆秀です。

 

 

先日30年ぶりに昔の仲間に会いました。

こんなだったのが、

 

30年も経てば、

皮膚の皮が変わり、髪の毛が変わり

お腹の状態も変わります(笑)

 

 

でも友人は人生を変えてくれる力を

持っています。

 

 

 

さて、前回お話ししましたが、

 

小学校の4年間、

僕が気配を消して生きてた場所は

 

「闇」でした。

 

僕の世界観

まだ読んでない方は、こちらを先にご覧ください。

『第1話:愛が欲しくて自分をつくろって生きてた』

『第2話:人の迷惑にならないように生きる』

『第3話:じっと気配を消して生きる』

 

 

小学校5年になったとき、

そんな僕に転機が訪れました。

 

ある日、

クラスに男の転校生が入ってきました。

 

 

その彼は、笑顔が爽やかで

目がパッチリして、

 

すぐに女子の間で人気者に

なりました。

 

 

もちろん友達のいない僕には

そんなこと関係ない話しでは

ありましたが…

 

 

 

なぜだか、その彼が、

僕によく話しかけてくれたんです。

 

 

そしていつしか2人は野球をやったりして、

遊ぶようになっていきました。

 

 

センス良い服を着た、

みんなが羨むようなかっこいい男の子と、

 

袖口にはカピカピになった鼻水がついた

暗い、ダサい僕が遊んでるんです!!

 

 

凄くうれしかった。

 

 

たぶん4年ぶりに思い切り笑えるように

なれた。そんな感じだったと思います。

 

 

彼が一緒だとなんでもできる!

 

そんな気持ちで

毎日が輝き始めました。

毎日が楽しくなりました。

 

 

大好きな友達に信用され、

自分に少しだけ自信が出てきたのかも

しれません。

 

それからというもの、

僕は今まで失っていたものを

取り返すかのように、

 

自分でも驚くほど行動的になって

いきました。

 

 

学級委員長になったり、

中学では野球部に入って毎日泥まみれに

なったり、

 

生徒会長に立候補したり。

弁論大会で全校生徒の前で話をしたり。

 

 

彼が現れて、彼と知り合えて、彼に心が開けて、

僕は「闇」の生活から脱出することができました。

 

 

僕自身は

以前とまったく変わっていないのに。

 

 

彼は友達が全くいない僕、

誰にも愛されていない僕に

 

愛をそそいでくれた

のだと思います。

 

世界中で誰にも愛されていない

と思っていた僕に。

 

そして多くの友達ができた。

 

 

彼はそののちまた転校していきましたが、

その後も僕は以前の闇に戻ることは

ありませんでした。

 

陽のあたる場所に出られたのは、

飛び切りの友人ができたことで、

 

 

 

自分の存在は他人に迷惑では

ないのかもしれねいと、

 

今までの自分を少し許すことが

できた。

 

自分のことに少し自信がついたのかも

しれません。

 

 

自信は自分が何かで満たされていると、

何の証拠もないのに、やってくる。

 

他人にどうのこうのしてもらって

自信がつくものではない

 

ということを感じます。

 

 

ここまでお読みいただき、

ありがとうございます。

 

~つづく~

 

次回:『第5話:体裁をつくろう生き方』

 

 

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