プラネット・グーグル/ランダル・ストロス
¥2,100
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http://maps.google.co.jp/maps?cbp=1,458.6816720257233,,0,2.3954983922829554&cbll=48.861382,2.333661&ll=48.861382,2.333661&layer=c

@フランス


地図の利便性と機能を、まったく新しいかたちで提案して話題を呼んでいるグーグル。

そのユニークで壮大な構想と、アルゴリズムの限界への挑戦がよくわかる本です。
“検索” から、“情報提供” へとスケールを広げていく企業として、細胞分子から宇宙まで、今あるあらゆる世界の情報を伝達してくれる期待感があります。


プライバシーや著作権とどう折り合うのか?

会社の理念はとても情熱的で夢があり、善意的であるだけに、現代の、そしてこれからの企業論を考える上でもとても面白い本でした。



マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった/ジョン ウッド
¥1,680
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心から欲しいものを100人に聞いたら、きっと100通りの答えが返ってくるかもしれません。

別の本でしたが、こんなことが書いてありました。

例えば 『病気から回復したい』と答えた人に、“なぜ病気から回復したいのですか?” と聞くと、

『もし良くなれば仕事に戻ることができて、もっとお金を稼げるようになります』 と相手が答えます。

“なぜもっとお金を稼ぎたいのですか?” と更に聞いてみると、相手は

『なぜなら自分の息子を良い大学に入れたいからです』 と答えました。

“なぜ息子を良い大学に入れたいと思っているのですか?” と問うと、

『私は息子に良い教育を受けさせたいのです。 そうすれば、彼は成功へのキャリアを築けるからです』


こんなふうに、“なぜ?” “なぜ?” と質問をし続けた末に、相手はこう答えました。

『なぜなら、私は幸せになりたいからです』


ほとんどの人々の欲望をつきつめていくと、結局は『幸せになりたい』 という目的に辿りつくようです。

幸福は、すべての目標の中の目標のように見えますが、それにもかかわらずほとんどの人が幸せを求めるのに回り道をします。


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『マイクロソフトでは出会えなかった天職』 という本は、まさに本能に従って幸福への道を選んで生きた人の実話です。

地位、名誉、財産、プライベートな時間、そういった自分を温かく包み込むブランケットから自ら飛び出して、自分以外の恵まれない環境に暮らす子供達や女性たちのために貢献する世界へと人生の梶を切りなおした人の迷い、苦難、熱意、喜びが真から伝わってくる一冊です。


ボランティアという言葉はもう使い古した感がありますが、彼から学ぶことの一つは、 『経営として持続していく』 という徹底したビジネスモデルを持っていたことです。

そして世界を変えたいのなら大きく考えること。

基盤のどっしりとした絶えることのない援助を続けること。

同時に現地の人たちの意識をも変えていくこと。

マイクロソフトで活躍をしてきたブレインと熱意を持つ彼から学ぶことはとても大きく、説得力がありました。


そして同時に彼の葛藤や迷いなども行間から強烈に伝わってきて、人間らしさを感じました。

多くの人が実行に移そうと思っても、なかなかできないこと。。。

筆者ジョン・ウッド氏は、気持ちの熱いうちに熱意のこもった支援依頼のメールを同僚、友人・知人、家族、ありとあらゆる思いつく人に送信し、後に引けないところに自分を持っていくことでスタートを切りました。

そして実行に継ぐ実行。 やはりその行動力と冷めない心には感服します。


読めばきっと勇気をもらえる本だと思います。

素晴らしい本です。

金曜日の仕事帰り、渋谷で配られていたTOKYO HEADLINEには、その夜から一部映画館で解禁となる映画、“ハプニング ”が特集されていました。

電車の中で読んでいるうちにどうしても観たくなり、その夜観に行ってきましたカチンコ


竜巻、津波、異常気象、昆虫の襲来、エイリアン、小惑星の接近などをテーマに地球滅亡を描いたハリウッド映画は多くありますが、今回の敵はさらに抵抗不可で恐ろしく、これからの未来に充分起こりうる科学的根拠を踏まえた内容だっただけに、“そうきたか”と思わざるを得ない脚本でした。


『人の脳に流れるイオン電流に自殺志向のウィルスが発信されて侵入してきたらどうだろう?』

『少なくなっていく植物が種の保存の手段として、脳神経に作用する毒素を排出するように進化したらどうなるだろう?』

『宇宙が1つの乱れもない正負の法則で構成されているとしたら、“集団自殺”が記録されているというタビネズミやゴンドウクジラ、そしてトルコの羊約1500頭が崖から次々と飛び降り、その内約450頭が死亡したと伝えられたニュースもある理論で腑に落ちるところがある。 それが人間に起こらないという保証はどこにもない。』


私にとってこの映画は、そんなことを考えさせてくれるものでした。

そして映像がとても不気味で怖かったです。 不可解な言葉を話す人、次々に自殺を図る人々、敵対心を隠さず激怒する人、そして突然DOLBY SOUNDの大音量で驚かされることも度々でした雷 あれは心臓に悪いですあせる


自分をコントロールできなくなることの恐怖に着目したシャマラン監督の思想と、その得体の知れない新しい恐怖の描き方が面白い映画でした。

映画の中に出てきたアインシュタインの言葉も印象的でした。


"If the bee disappeared off the surface of the globe then man would only have four years of life left. No more bees, no more pollination, no more plants, no more animals, no more man."
- Albert Einstein


“もし蜂が地上から消え去ったら、人類も4年しか生き延びられないでしょう。 1匹の蜂もいなくなり、受粉もされず、植物は消えて動物も死に絶え、やがて

人間もいなくなるだろう”


アメリカ各地ではミツバチが一斉に死骸も残さずにいなくなった現象が起こっています。

この映画のタイトルどおり、何かがもう起こっているのかもしれません。

ザ・シークレット/ロンダ・バーン
¥1,890
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この本は去年の10月から書店に並びだし、クリスマスの頃にはベストセラー本に入っていました。

ずっと気になっていたのですが、ようやく読み終えました。


人生は自分の気持ち次第で変えられる。 悪いことは思念にいれず、希望、理想だけを思い、もう手に入れているかのように信じる波長が宇宙に繋がって実現化しているのだという『秘密』について、綺麗な装丁の中にわかりやすく記されています。

笑うこと、感謝することの大切さ、心に抱く思いにネガティブな要素を少しも取り入れないことの重大性など、こういった本が好きな方ならさして目新しい内容があるわけでもないのですが、思念がエネルギーであり、自分を囲む世界が宇宙の法則に照らし合わせて具現化しているもの以外の何ものでもないのだというメッセージを、複数の奇跡の体験者の報告を元に強く伝えています。


マザー・テレサは、『戦争反対の集会には出席しません。 平和のための集会を開くのでしたら、私を招待してください』 と言ったのだそうです。


この本に書かれている『秘密』について、よく表している言葉だと思います。


サイエンス夜話 不思議な科学の世界を語り明かす [サイエンス・アイ新書]/竹内 薫
 
¥1,000
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“相対性理論” だとか “超ひも理論” という言葉をこれまで何度か耳にして、それを熱く語るアンシュタインやリサ・ランドール女史の頭の中に繰り広げられる世界に憧れはしても、なかなか理系とは程遠い私の頭で理解することは難しいものがありました。

一方的な数式や説明を並べた本を読んでいても納得などできないし、理解する以前に拒否反応が起こってくる始末ショック!


ですがこの本は、飲み屋に毎週来る文型の叔父の質問に、理系の 甥が答える、というシチュエーションで書かれていて、これがなかなか難しい問題を解り易く頭の中に滑り込ませてくれるのです。

そしてその内容がとても面白い!


科学者の理論の立て方についても書かれていて、本質を見失わずして合理的にまるめて考える“くりこみ計算” の考え方はなるほどなぁと思いました。

また、「物理学の方程式」は決して画一的で絶対的なものではなく、「文学の詩」と同じく、受け手の人間のイマジネーションや感性に任せた広がりを持っているものなのだということに、私は驚き、納得しました。


“宇宙の始まりと終わり” についてや“重力”についての会話も、気の遠くなるような時間と空間、そして調和で構成されているこの不可思議な世界について思いを広げることができました。

人間は知ろうとすればするほどに、まだどれだけ未知の分野があるのかということだけを知るに終わります。

次元を超えた世界を、人はどれだけ理解できるのでしょうか?


それでも科学の話は面白い。

あれこれと理論を立てて挑んでいる人間が面白い。



ところでこの本の中にはもう一人登場人物がいて、二人の話を聞いて

“つぶやいて”います。

賛否両論あるのでしょうが、私はどうもこの“つぶやき”が最後まで苦手でしたべーっだ!


そういった要素も含めても、興味深い一冊でしたアップ