金魚・ブリストル・自由研究? -375ページ目

キャリコ出目金(三色出目金)


金魚の系統図を一度は見たことがあると思います。
千数百年の金魚改良の歴史を一枚の絵図に纏めてるので
かなりシンプルにしてあります。
その中で私が一番興味あるのがキャリコ出目金(三色出目金)です。
それまで普通鱗体しかいなかった金魚に透明鱗が出現し
モザイク鱗体のキャリコになった最初の金魚です。
そして、キャリコ出目金(三色出目金)を使った交雑で
朱文金、キャリコ琉金、東錦などが作られています。
次世代で東錦から江戸錦、朱文金からブリストル朱文金が作られました。
まさにキャリコ出目金はキャリコ柄のモザイク鱗体や透明鱗体の源です。
何種類かの系統図を見ましたが、どれにも赤出目金から
突然変異でキャリコ出目金(三色出目金)が出来たとありますし、
黒出目金と頂点眼も赤出目金からの突然変異とあります。
黒出目金とキャリコ出目金のどちらが先に出来たかと言うと
私は黒出目金かなと思いましたが、殆ど同時期という説があります。
この黒色も金魚では最初の出現です。
出目金はすごいですね!琉金から出目金に突然変異(中国にて1592年説あり)、
黒色にも突然変異(中国にて1893年説あり)、モザイク鱗体にも突然変異、
同時にキャリコにも突然変異とまさに突然変異の宝庫です。
そこで私の疑問です。
キャリコ出目金が赤出目金からの突然変異となっていますが、
赤出目金同士だけの交配から突然変異で出来たものか?
赤出目金と黒出目金との交配から突然変異し出来たものか?
(赤と黒の単色普通鱗体同士の交配からキャリコ柄モザイク鱗体に)
全く突拍子もない考えですが、野生の鮒にグアニン結晶が欠けた透明鱗を
持つものがいて、それを交配して作ったものじゃないのか?
現在、日本にも透明鱗(グアニン結晶のない鱗)をもつ鮒がいます。
銀河鮒で検索すれば見れると思います。
私のところにも網目鱗体(モザイク鱗体の可能性もあり)と思われる鮒がいます。
これらの鮒が金魚と野生鮒との交雑で出来たのでなければ、
野生鮒が自然界で突然変異したと考えられます。
中国にも透明鱗を持つ野生鮒が存在しても不思議はないと思いますが?
私の妄想かもしれません。
今となっては事実を調べるにはDNAしかないと思いますが無理でしょうね!
もう一つの疑問です。
網目鱗体(網目透明鱗の個体)はどの金魚から出現してきたんでしょうか?
どの系統図にも入っていません。
あの銀河鮒と私の所にいる鮒も網目鱗体と考えられます。
これらの鮒の網目鱗体が金魚からの遺伝か自然界での発生か不明です。
イギリスのブリストル朱文金の協会であるB.A.C.には
選別対象の野生色(wild type colouration)としてbronze色を示していますが、
その画像を見るとフナ色の普通鱗体でなくフナ色の網目鱗体になっています?
下の画像のようなフナ色の網目鱗体です。

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