金魚・ブリストル・自由研究? -362ページ目

グアニン結晶の変化


墨が抜けたり、墨が朱に変化したり、紅白更紗の鹿の子柄の朱が抜けて
白くなったり等の色柄変化は、割と経験したことがあると思います。
それではグアニン結晶が同一個体上で増えたり減ったりする事例に
遭遇したことがあるでしょうか?
金魚の鱗の下部にグアニン結晶があると光を反射する光彩になります。
光彩があれば普通鱗で光彩がなければ光を反射せず透過する透明鱗です。
同一個体に普通鱗と透明鱗が混在すれば
モザイク鱗体(モザイク透明鱗の個体)です。
ほぼ透明鱗だった個体がいつの間にか、ほぼ普通鱗になってしまったり、
逆にほぼ普通鱗だった個体がいつの間にかほぼ透明鱗に
なってしまった経験はあるでしょうか?
私の場合は後者のほぼ普通鱗だった個体が
ほぼ透明鱗になったパターンを経験しました
beforeとafterを画像で比べて下さい。

15gre001b.-mo 孔雀扇(普通鱗が80%以上)として導入
beforeの左側面 GREENさん撮影
イメージ 2



afterの左側面
イメージ 3




beforeの右側面 GREENさん撮影
イメージ 4





afterの右側面
イメージ 5






beforeでは、ほぼ普通鱗のモザイク鱗体の孔雀扇でしたが、
afterでは、普通鱗が減ってほぼ透明鱗のモザイク鱗体に変化しています。
どうして?どのように?変化したのか分かりません。
とにかくグアニン結晶による光彩がなくなり透明部分が拡大しています。
この逆パターンの普通鱗が増えた事例を”270”さんの
ブログ”鮒尾和金”(15年11月18日)で紹介されています。
GREENさんも普通鱗が増えた事例を知人の画像で見たそうです。
この現象を科学的に私は理解できませんが、千葉大学の研究で”魚類のウロコのキラキラ光反射の原因であるグアニン結晶の磁気応答の解明に成功!”という
論文がありました。
その論文自体を私は良く理解できてないのですが、
もしかするとグアニン結晶が減少したり、増大したりするのではなく、
ブラインドの開閉のように、グアニン結晶の配列などの変化によって
光を反射したり光を透過したりするのでは?と妄想しています。
afterの上見画像です。 
イメージ 1




透明鱗の青い網目を”青影鹿の子”と呼んでみようと思います。