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イラストレーター マルオユキヒロのへや

イラストの仕事をしていますので、その作業工程アップや日記、映画等の批評、またジャンルにとらわれない日々の事柄を書いています。

10年ぶり位で同人誌を制作し、コミティアに出展してきました。

 

今までは「誘われたからやってみよう」という受動的な参加をしていたのですが、今回は自分から参加をする事が出来ました。

 

机の前に「やってみたいこと一覧」を貼ってみたら、これが自分には効果てきめんで、8個のやってみたいことの内、5個が実現しました。「同人誌を作ってイベントに参加」はそのうちの1個。

一番簡単そうに見えた「痩せる」はまだ実現せずですが・・。

 

最近3ヶ月ほど、今まで経験していなかったような絵仕事ラッシュになり、有難いとともに、考える暇も無く仕事をしていました。毎年恒例だった夏の川遊びやキャンプも、偶然皆の予定が合わず行けなかったので残念だったのですが、その反面何とか仕事間に合ったのかも。

 

地方住みなので、当日着では間に合わず、前のりしました。

東京タワーの近くのホテルに泊まったので、夜中にタワーの足元まで散歩しました。もう9時だというのに賑わっていて、外国の人がガンガン音楽をかけていて、観光客もたくさん集まって話をしていました。ワンピースグッズ屋さんもあり、お祭りのようでした。普段なかなか外出をしない自分としてはとても珍しい光景で、東京でトータル3万歩も歩いていました。

 

当日は、不安だった暑さもほとんどなく、涼しい朝になりました。

コミティア会場内も結構涼しく、「夏のビッグサイトは戦場」という噂も、どうやらコミティアでなくコミケに限られた話なのかもしれません。水蒸気の雲も全然発生していませんでした。

奥さんが設営のほとんどをやってくれて、悪いなと思いつつ会場をグルグル見て回りました。

皆のぼり旗やパネルを飾っていて、一目で内容が分かるようなブースになっており、参考になりました。今回はほぼ間に合いませんでしたが、次回参加する際には後ろ側にのぼり旗を立てるなど、ブース設備を考えてみようと思いました。

以前からTwitterなどで気になっていた、イラストレーターのショースケさんと羽山さんのイラスト集を買いました。それほど手持ちが無かったので、1冊ずつしか買えず、だんだんとそろえていけたらなと思いました。ドラゴン、モンスターやカードイラスト仕事絵やメイキングなどが載っていて、市販のイラスト集以上の情報量があり、なるほど、皆コレクションする訳だと納得しました。何度も読み返しつつ、描き方の参考にしたいです。奥さんもお気に入りのキリスト教聖女のイラスト集を買ってきて、じっくり読んでいました。↓家に帰ってから棚に飾っています。

 

 

ショースケさんにブースに立ち寄って頂き、同人誌お買い上げ頂きました。急ごしらえの同人誌でお恥ずかしいながらもとても嬉しかったです。

 

ほぼ初参加ながらお客さんに来て頂けたので、次回参加できた時には新刊を出せるようがんばりたいと思いました。

 

また、帰ってきてからpixivのBOOTHでの同人誌販売も始めてみました。今まで描いて来たドラゴンやファンアート、バディファイトの仕事絵などが載っています。よろしくお願いします!

https://dragonmaruo.booth.pm/items/983838

こういう通販も初めてなので新鮮な刺激でした。

 

東京でイラストの新年会があり、その前に上野で博物館や美術館に行ってきました。

 

丁度TVで「大沢たかお インカ帝国隠された真実に迫る」を観て、行ってみたいな、と思っていたので渡りに船(失礼)と、最高のタイミングで東京に来ることが出来ました。以前「描く!マンガ展」もいいタイミングで東京に行く用事が出来たので、思っていることが結構実現するのが嬉しいです。

 

まだ雪が残る上野国立科学博物館に到着。

リャマがお出迎え。

かわいい。

 

かわいいのに首切り。

でも、凄惨な感じではなく、神さまに首を捧げる感じですね。

 

絵の材料になりそうな造形物がたくさん。

ユーモラスな人間や動物が描かれ、生き抜くのに大変だった時代でも魂は穏やかだったんじゃないかなと感じました。

1番目のはジャガーの擬人化だそうです。人間は、古代から「けものフレンズ」的なことをしているんですね。

昨今の擬人化ブームも納得です。

 

終わりの方にVRでウユニ塩湖を体感できるスペースがありました。

VRウユニ塩湖

4人まで一緒に出来るので、これは家族や友達で体験するのがお勧めです。私の他の3人は夫婦と子供の3人家族だったのですが、自分の「願いごと」が何なのかが分かる心理ゲームみたいなのがあり、その家族のお父さんが「お金」を集めまくっててすごく盛り上がっていました。私は「お金」と「車」でした。車買い替え時期の悩みがしっかりと出ていました。

 

今度は上野の森美術館で「生頼範義展」に。

実は行くまで大変失礼ながら「スターウォーズやゴジラの映画ポスターの画家さんなんだな」という位しか認識が無かったです。

 

が、入ったとたん圧倒・・。

圧倒感が1/1000も伝わらない・・。バカな事にカメラの充電が足りずほとんど撮れなかったのです(トイレにあったコンセントで充電したい欲を何とか抑えました)。

昔の新聞広告のスターの肖像画(写真にしか見えなかったり、写真を超えてたり)から、映画ポスター、小説表紙、企業広告、壁一面の大絵画まで、所狭しと絵が陳列してありました。

美女から老人に至るまで一人の人間が描いたとは到底思えない量と、一作一作の緻密さ。頭をフライパンで殴られたぐらいの衝撃がありました。自分は似顔絵を描いたりもしてたのですが、究極を観た気がします。

 

映画の「スターウォーズ」や「ゴジラ」も、実物は大きい絵画を縮小しているのかと思っていたのですが、ほぼポスターサイズで描かれていました(写真は映画ポスターですが、もっと中に原画があります)。細かく見ると荒く見える塗りがあるのですが、引きで見ると無駄な塗りは一切無かったです。自分だと石膏像を滑らかな塗りで描いてしまいそうですが、生頼氏の塗りは点描で、それがよりリアルさを引き出していました。

 

 

他に、生頼氏のイラストを立体化した迫力のある「ベガ」も展示されてました。

 

ラフ?と、完成作品や

製作途中で絶筆になった作品も観られて、やはり一作一作丁寧に「人間の手で」描いているのが分かりました。

 

そして、ゲームの「真・女神転生4」のような大絵画。

こちらは仕事でなく個人で描いた絵らしいのですが、私がこれを描く能力があって描いたら途中で発狂すると思います。

とは言え、生頼氏は描きたい衝動に駆られて描いたのでしょうから、戦争など、自らや隣人が受けた理不尽な暴力の恐ろしさを絵にぶつけ、その中で自分も観る人も癒しているのではないでしょうか。

 

その後、良い興奮状態のまま新年会に行ったので、いつもより積極的に動く事が出来ました(失礼のあった方がいらっしゃったらすみません!)。この日の体験を脳に焼き付けて今後はもっといい絵が描けるようになりたいと思います。

忘年会で久々に東京に行ったのですが、大学の頃住んでた街に立ち寄ってみたら、バイトしてたミスドや、朝まで呑んでた居酒屋が別の店になっていて、毎日寄っていたコンビニは潰れていました。

 

 

色々変わるのは切ないですが、新しい世代がまた新しい店でバイトしたり呑んだくれたり弁当を買ったりするのですね。でもショック。

 

途中池袋にも寄ってみた所、駅前にニコニコ本社が出来ていて、執事カフェがあったりアイドルイベントを開催してたりして、またジェネレーションギャップを感じました。

 

そんなセンチメンタルな気持ちのまま池袋のジュンク堂と三省堂にも、やはり大学の頃ぶりに立ち寄ってみました。が、その頃は無かったであろう「マンガの生原稿展示」や「マニアックな新刊書籍の品揃えの豊富さ」で、すごくいい刺激をもらう事が出来ました。ここなら食料さえあれば1ヶ月閉じ込められても大丈夫です。書籍が、アマゾンや電子書籍の影響で売れないというのは事実なのでしょうが、デジタルでは感じられない、本に囲まれて選ぶ喜びをここでは感じることが出来ました。「アオイホノオ」等、最新刊だけでなく、その1巻前も一緒に並んでたりする心遣いが嬉しかったです。

 

さらに、その近くにとてもレトロな「古書往来座」という古書店を見つけました。

ここは打って変わって、古書や古い映画のマニアックな世界でした。

そういう世界に興味はあるものの深くは入っていけない、浅い世界の自分ですが、昔のレタリング文字や活字のデザインが好きなので、そういうもので埋め尽くされたこの店を気に入ってしまいました。古書店ながら、「一見さんお断り」では全然ない、とてもフレンドリーな雰囲気も魅力でした。

 

古いものも新しいものも、体験したり買ったりして、自分の糧にしていきたいです。

 

100時間位かけてドラクエ11クリアしました。

ゲームにこれだけ熱中したのは15年ぶりくらいかも。

 

まだ隠しボスや隠しキャラがいるみたいだけど、とりあえずしばらくは余韻に浸る感じです。

ドラクエは、

1・・挫折

2・・挫折

3・・クリア

4・・挫折

5・・3回位クリア(はぐれメタル以外のモンスターを集めてLVをMAXにしたくらいハマッてた)

6・・クリア

7・・挫折

8・・挫折

9・・クリア

10・・やってない

と、ほとんど途中でやめてしまっていますが、今回の11は最後まで全く飽きることなくプレイ出来ました。

王道のストーリーながら、飽きさせない展開とキャラクターに惹きつけられて、寝落ちするまでやってました。

何だか先が気になる本を、読みかけで眠れないのと同じような。

 

これだけドラクエを挫折している自分でも、随所に出てくる各ナンバーのドラクエのオマージュには楽しませてもらいました。

 

ここからネタバレ感想・攻略法あり↓(最後までクリアしてる人以外は見ないほうがいいと思います)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・ドラクエをクリアしないで積んできた自分でも、エンディングでは「そこにつながるのか!」と思いました。3の勇者は元祖ロトでなく11の勇者の名を継いだということなのかな?まぁパラレルワールドではあるのかもしれないけども。

 

・最終ボスにはバイキルトや分身で押していくしかないかと思いきや、「仁王立ちのグレイクに、順番の遅い仲間がベホマをかける」「2ターン溜めてから500くらいのダメージの攻撃が来るので、直前に死んでる仲間3人と勇者にいれかえして勇者はアストロン」などの戦法が使えたので、かなりギリギリではあったけど勝てました。他にも色々な攻略法があるんだろうな~。

 

・表クリアの時に別れた仲間たちとはお別れなのかな?と思うと少しさみしい・・。「ドラえもん のび太の魔界大冒険」みたいに別れた仲間が助けにきたりする展開を心待ちにしてました。

 

・作り出した勇者の剣が魔王の剣になったり、また別のを作り出したりして、頭の整理が難しいところはありました。でも、勇者が一人になったり魚になったりした時の絶望感や、その分仲間やエマ達と再会する嬉しさで、細かいことはいいや!となりました。

 

・エマとの結婚は、ドラゴンボールのチチ並みにあっさり感が・・。

 

でもこれらも不満ではなく、それぞれが感慨深い思い出になりました。

次は積んでしまっているFF15をやろうかな。

秋に入り、久しぶりにのんびりした日曜日を過ごしています。

 

最近描いていたキャラをひとまずの完成として載せます。

途中経過をpixivにアップしてたら完成まで進んだので、ちゃんと途中経過をアップしたほうがいいんだな、と思い、描き始めたメカもアップしようと思います。

「魔神英雄伝ワタル」より、「黒龍角」です。まだラフから進めている最中ですが、好きなメカです。

 

余談ですが、近所のおもちゃ屋でワタルシリーズのプラモやフィギュアが大量に入荷されているのを発見してテンションが上がりました。昔のアニメながら、いまだにファンがいるのは嬉しいです。