仲間の存在 | 歩こう~♪前向いて!

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発達に凸凹があったっていいじゃぁないか!
みんなちがって みんないい。
前向いて歩こう♪

花学級の個人面談での事。


以前にも
くぅは、新入り君のリラックス(笑顔)を引き出す癒やしの存在だと言われた事を記事にしましたが…


2年間ずっと同じ曜日でペアを組んで課題をしていた りょう君(5年生)

聴覚過敏、超真面目、様々な特性から、 イライラ、怒り、パニックを起こしやすく、しんどさ満載の りょう君。

不思議と くぅとの関わりではイライラすることもなく、穏やかに過ごせ、ペアでの課題では先生のフォローなく二人で話し合って互いを認め合い意見を言い合い、
課題をやり遂げたり、給食の時間は楽しく会話が弾む関係でした。
くぅは、りょう君のパニックもイライラ、怒りも知ってても、怖がりもせず仲間として自然体。特に気を使う事なく。いつも通りに過ごしただけ。

りょう君は成長と伴に集団の中でもイライラを抑えて平常心を保つ力を少しずつつけています。

どの5年生よりも彼は感情を抑えて大人な雰囲気を持っていました。
それが彼が習得しようとしている【生きる力】
今は、まだ…ぎこちないけど
いつか、完璧に身につける外モードの姿。

どことなく、生き方が、くぅに似てるんだよね。


そんな、りょう君が
うー先生に話したのは、


【僕は今まで、卒業生に対してなんの感情もなかった。どうでも良かった。だけど…くぅちゃんが卒業してしまうのは。。。寂しい。悲しい。これからどうしたら良いんだろう。。。すごく不安です。】



くぅが
誰かにとって、大きな存在になっていたなんて。。。

くぅは自分がリラックスする為の場所として花学級に通っただけだけど

知らぬ間に、

誰かの役に立ち、存在が大きくなっていたのです。



仲間の存在の大きさ

りょう君は今、噛みしめている。



くぅに伝えても、
ゲームに夢中!
「うん。。。うん。。。」
頷くだけで………

まだ、りょう君の気持ちは理解出来てないみたい。


いつか、
仲間の存在の大きさ、大切さ、
別れの寂しさを感じる日がくるかな?



私は、
りょう君の話を聞いて
涙が溢れてしまいました。



りょう君は、沢山の感情と向き合って
コントロールして集団の中で一生懸命!生きている男の子。

りょう君にとっても花学級での時間は唯一リラックス出来る場所だったのでしょう。

特性は違えど、
くぅも、りょう君も花学級が唯一のリラックス出来る場所なのは同じ。
自然と互いに求め合い、より自然体でいられた。仲間として認め合えたのだと思います。

特性故に?
くぅは、
次のステージを楽しみに♪
あっけなく去っていきます。




くぅが去った後

りょう君に幸多かれ!


願わずにはいられないのでした。