こんにちは
最近は梅雨らしい天気が
続いてますね
早速ですが
前回の続きを書いてみようと
思います
入院生活も長引いて
年内にはなんとしても帰りたいと
思っていましたが
時間はどんどんと過ぎていき
結局お正月も病院で過ごすことに
なってしまいました
嫌だな
寂しいな
惨めすぎる
いろんな思いを想像したけど
実際お正月になると
いつもと変わらない日常が
淡々と過ぎるだけでした
年が明けて
2月になった時に
主治医の先生から突然
来週手術をしましょうと言われました
この言葉は待ちに待った言葉でした
かなり損傷した傷は
自然治癒で治るには
あまりにも時間がかかりすぎるので
手術で筋肉移植と皮膚移植を
してもらった方が
かなり早く退院できるからです
手術自体は想像するだけで
怖くて仕方なかったけれど
このままずっと何もしないまま
入院生活が長引く方がもっと嫌でした
やっと前に進める
それが本当に嬉しかったです
でもね
術前の説明を聞くと
そんなに良い状態ではないと
言われました
骨髄炎の傾向が見られるので
手術をしても
もしかしたら高熱が出て
大変な状況になるかもしれません、と
それでも
早く手術して対応しないと
いかないみたいで
術後どっちに転ぶかは
誰にもわからない状況になりました
怖さがどっと襲いかかってきました
ただでさえ手術が怖いのに
術後もどうなるかわからない
また細菌感染したら
一からやり直し
あるいは命も危ない
手術は明日
パニックになりそうでした
どう考えたらいいの?
ポジティブに?
あるいはネガティヴに?
何を感じればいいのか?
何を考えればいいのか?
自分の気持ちなのに
わからなくなっていたのです
先輩に話を聞いてもらううちに
大切なことに気付いたんです
口があんぐりするぐらい
え!?
私、今まで何してきたの?
というぐらい
驚く気付きでした
長い長い旅が
やっと終わったような
感覚でした
その気付きから
どんどん紐づくように
自分のことが理解出来ました
私はがんばる方向が
完全に反対に行っていたということ
信じられないぐらい
常に自分を否定していたということ
この気付きによって
心が完全に自由に
なれた瞬間でした
よかった
ここに気付けたのは
本当によかった
大変な経験だったし
命と向き合うぐらい
ギリギリなところにいったからこそ
気付けたのだと思います
痛感したのは
私は自分の人生を
まったく生きていなかった
ということでした
このことに気付けたことで
心は今まで感じたことがないぐらい
穏やかで安心に包まれました
何も状況は変わってないけど
心は穏やかになれたのです
そして
術後もきっと大丈夫だ
その確信ができました
無事手術は終わり
管だらけで確かに大変でしたが
常に今に心があったように思います
先のことを思って
不安になったりとか
憂鬱になったりしたことは
全然なくて
穏やかに時間が流れていったように
思います
無事1日を過ごせたことが
本当にありがたくて
術後は座ることが禁止で
ずっとうつ伏せ
食べる時もずっとです
トイレにも行けず
毎日ベッドの上で過ごす生活が
1ヶ月
あの時の気付きがなければ
とても耐えられなかったと
思います
常に今に心があると
ごはんが美味しく食べられるだけで
幸せだなぁと
しみじみ感じることが出来ました
自分の中でも
きっと良くなるだろうという確信
がありましたが
現実もその通りに
どんどん良くなっていきました
あんなに危険なことも
言われていましたが
術後熱が出ることもまったくなく
傷もどんどん治っていきました
そしてやっと
退院することが出来ました
振り返ってみると
本気で自分と向き合うまでは
状況が全く動かなかったのですが
気付いたら
一気に治癒の道を辿ることが出来ました
入院して
逃げることも出来ず
強制的に自分と向き合うしかない
状況になって
我ながらなんてスパルタな無意識
なんだろうと思いましたが
やはり大切なことに気付けたのは
本当によかったと思います
これですべて
本当の自分を知れたわけではなく
退院してからも
現実はいろいろ教えてくれてますし
気付くこともいっぱいです
また生き直し出来た私で
ブログ書いていこうと思います
皆さま
よろしくお願いします