皆さま
お久しぶりです
大変ご無沙汰しておりました
実は私
6ヶ月入院しておりました
退院して約2ヶ月経ったところです
正直入院生活は大変でした
当初はまさかこんなに長く入院するなんて
想像もしていなくて
病気というわけではなく
怪我の悪化でした
車いすで生活している私にとって
太ももの後ろに傷が出来てしまったのですが
ずっと座っているので
血流が悪くなかなか治りませんでした
そのうち細菌感染を起こし
菌が血液に入ってしまい全身にまわって
本当に危ない状態でした
なんとか持ち直したけど
細菌感染によって
傷はかなり悪化してしまい
結果的に6ヶ月も入院することに
なってしまいました
こんな体でも
健康には自信があって
すぐ治るだろうと思っていたのですが
入院してから
何もかもが悪い方向へ転んでいって
一体この先どうなるのか
怖くて仕方ありませんでした
正直心理の世界にはいって
本来の自分というものを
しっかり見てきたつもりだったし
向き合ってきたことに
自負がありました
この先はきっと
良い方向にいくだろうと思っていただけに
この展開は受け入れ難いものでした
これだけ向き合ってきて
それでも悪い方向にいくのなら
これはもうきっと
私の無意識は死に向かって
動き出しているのかもしれないと
感じていました
でもなぜそんなに死に向かいたいのか?
私はまだまだ生きていたいし
やりたいことだってある
どうしてなんだろう?
ずっと自問自答していました
傷の状況はなかなか
良い方向にはいかないし
医師の説明も深刻な内容で
とにかく長丁場でゆっくり治していきましゃう
と言われるだけ
良くも悪くもならない状況が
かなり長く続きました
このどちらにも状況が変わらない
というのが
とても苦しかったです
何より自分で自分を
苦しくさせていたのは
心理の世界で学んできた
この内容でした
その内容とは
「現実は自らが選択している」
ということでした
ずっと自分を見つめて
セッションの度に
望んでいなかった現実の出来事が
実は深い意識のところでは
望んでいた
ということに気付いてきました
その度に無意識の想いに
驚かされ
そして囚われていた想いが
一瞬で解放され
自分がより好きになって
信頼出来る経験をしてきたけれど
今回のこの苦しいだけの展開は
自分が望んでいるとは
到底思えなかったし
受け入れ難いものでした
でも2ヶ月ぐらい経ったある日
病室で目を覚まして
ベッドから起き上がった時
読もうと思って持ってきていた本が
目に止まりました
本を読む気にもなれなかったのに
その朝はふいに本をとって
何気にページを開けてみると
この言葉が目に飛び込んできました
私たちの苦しみのほとんどは
実は自分でつくっているものなんです
「いまこの瞬間」をあるがままに
受け入れるほど痛みや苦しみはなくなる
という内容でした
この文章がとても心に染み入って
きたのです
先のことを思えば思うほど
心配で怖くなっていた私にとって
今この瞬間しか存在出来ないことに
あらためて気付かされました
未来は今しか作れないことを
忘れてしまっていたのです
つい不足や不安にまみれてしまって
悩みや苦しみを自分で作るけど
今の大事さを忘れてしまっていた私に
本を通してギフトが来たような
気持ちになりました
恐怖にまみれていた私でしたが
このことで
少し客観視できる自分には
なれたのですが
それですべて良い方向に向かったかといえば
そうではありませんでした
毎日何かをするわけではなく
座ることも禁止だったので
横になるだけ
時間がどんどん経ってしまって
焦る気持ちばかりでした
退院したい
家でゆっくりしたい
自由に出かけたい
大した願いでもないのに
なぜ叶わないのか
そんな自問自答を繰り返してましたが
私は逃げていたんだと思います
本当の自分と向き合うことが
怖いから
でも少しづつ
見えてきたものがありました
どれだけ治したいと思っても
大学病院に入院していて
最高の治療をしてくれる
医師や看護師さんがいてくれても
最後のところは
自分しか治せない
ということが
ものすごくわかったんです
なんだか当たり前のような内容に
聞こえるかもしれないけど
私の深い意識のところで
誰かに助けてもらえる
そう思っていたことに
気付きました
自分では出来ない
だから誰かに助けてもらおう
そう思っていたことに
びっくりしました
そりゃそういう現実を創り出すわけです
自分で解決出来ないと
思っていたら
誰かに頼ろうとするし
あてにします
それって主体的じゃないから
いつも不安になるわけです
だって他人をあてにするって
全然確実じゃないから
自分で出来るんだったら
こんなに確実で安心なことは
ないわけです
あ〜こんな生き方してたのか。。
こんなことでさえ
新たな気付きだったのです
長くなったので
また次回続き書きます
最後までお読みいただき
ありがとうございます