私はフェイスブックもしているのですが、
フェイスブック上でお友達になった方
（会ったことも話したこともないのですが）
の奥様が亡くなられたと書かれた記事を
見ました。
まだお若いふたりで
普段から仲良さそうな写真が載せてあったり
この前は結婚式の写真が載せてあって
本当にふたりとも幸せそうで
美しい顔をしたふたりで、まぶしいぐらいでした。
今がいちばん楽しくて幸せな時なんだろうな、と
見ていたのですが、
ある日、彼女が癌で入院したと書かれていました。
かなり状態が悪く、結婚式も癌と判明していたから
急いで挙式したそうです。
いつも笑顔の彼女が写真に載っていたので
まさかこんな早く亡くなられるとは
記事を見た時、言葉を失ってしまいました。
数日前に見た記事には
ふたりが手を繋いでいる写真が載せてありました。
まだ結婚式にした素敵なネイルのままで
美しい手でした。
最後の彼女の言葉は
「抱きしめていて」
だったそうです。
どんなに生きたかっただろうと思うと
胸が苦しくなりました。
そして、まさに命とは与えられているのだということが
まざまざとわかりました。
決して自分のものではない。
与えていただいているのだから
大切に大切に生きないといけないと。
以前聞いた言葉をふと思い出したのですが
しっかり憶えていなかったので
自分なりの言葉になってしまいますが
あなたが愚痴ばかり言っていた一日は
誰かが必死で生きたかった一日だったかもしれない。
あなたがため息ばかりついていた一日は
誰かが必死で生きたかった一日かもしれない。
身近な方の死から
多くのことを学ばせていただいたと思います。
毎日を大切に精一杯生きたいと思いました。