直接的な脊髄腫瘍の痛みの話しではないのですが、たまたま携帯(iPhone)のアルバム画像を見てたら興味深いものがあったのでご紹介しますね。
(資料の提供先)
大阪公立大学医学部附属病院の麻酔科。先生に許可をもらって携帯で撮影させてもらいました。
(痛みとつきあおう)
痛みが慢性の場合は、いろいろ治療を行ってもなかなか治りにくいことがあります。
痛みの存在を周囲の人に告げるあらゆる行動を「痛み行動」と呼びます。慢性疼痛の「痛み行動」は多種多様です。
・痛いと叫ぶ
・顏をしかめる
・体位を変える
・特殊な姿勢をとる
・薬を飲む
・痛みについて話したり、ほのめかしたりする
・医者を訪れる
・仕事を休む
・労災保険を請求する
・裁判で訴える
痛み行動によって、慢性の痛みの患者さんは社会、家族、仕事から離れていきます。
目標は、自覚症状の痛みの「量」を減らすことではありません。「痛み行動」を減らすことです。
①痛みを人生の一部として受け入れ適応すること
②痛みを人生の伴侶とすること
③痛みにもかかわらず充実した人生を楽しむことです
(管理人の脊髄腫瘍の痛み)
もちろん管理人も患者本人なので強烈な痛みを味わいました。脊髄刺激療法(SCS)は事情があって受けませんでしたが、薬ならほとんど試したと思いますし、ブロック注射(麻酔)も点滴もやっていました。脊髄腫瘍の痛みの話しもしたいなぁとは思いますが、脊髄腫瘍の患者さんからの相談が途切れない日々で、手が回らないという状況です。