（脊髄腫瘍の自称？日本一）
私はよく自分の脊髄腫瘍の手術時間が12時間だと言ってます。この手術時間は管理人の知る範囲では日本一の手術時間なんですね。手術時間以外でも脊髄腫瘍の自称？日本一と思う事を書いていきます。
「いやいや、我こそが日本一です！」という猛者（もさ）からのご連絡をお待ちしております。
①脊髄腫瘍の手術時間
閉鎖循環式全身麻酔（伏臥位）11時間50分。
脳神経外科病棟をストレッチャーで出発してから、ICUで母と面会するまでの時間を考えたら約14時間近くになります。
これはあくまでも脊髄髄内腫瘍の上衣腫を全摘した手術時間です。手術前に先生から特には説明はありませんでしたが、放射線治療の型取りまでしていました。なので、手術はするんだけど部分摘出で、その後に放射線治療が待っているんだと思っていました。
②脊髄腫瘍の手術創の長さ
A．手術創の長さは、宇田先生によると「30とちょっと」だそうです。
スキンステープラー（医療用ホッチキス）の正確な数を数えていなかったのでしたが、宇田先生に尋ねたところ上記のような返事でした。「表面（の皮膚）よりも皮下内でたくさん縫っているよ」とも言われました。
B．排輸液のドレーン（チューブ）を抜去後1針。
麻酔なしで縫われました。
C．メイフィールド頭部固定器のヘッドピン（ネジ）
不明ですが数か所あり。スキンステープラーで留められていました。
手術創の長さは、だいたい（上）目尻の高さ～（下）肩下までです。
美容室で手術創の写真を撮ってもらったので、またアップしますね。
③完全還納式椎弓形成術で外した背骨の数
頚椎の3・4・5・6番目の背骨です。4個背骨を外しました。椎間でいうと5椎間分を外した計算になります。
脊髄髄内腫瘍の上衣腫は頚椎の5番目で、縦・横１センチでした。たった1センチのために大きな代償を払いました。
これも先日レントゲン撮ったので、またアップしますね。
④脊髄腫瘍の手術で使った人工骨、チタンプレート、ネジの数
A．人工骨・AB-13（アパセラムコツ補填材）8個
B．固定用内副子・F2-a-1（TiMeshチタンミニプレート）8個
C．固定用内副子・F1-a（セルフドリリングスクリュー）21個
D．固定用内副子・F1-a（TiMeshチタン丸皿頭レスキューネジ）2本
先生がせっかく椎弓形成術をしてくれたというのに、数年後にチタンミニプレートは折れたりネジは外れたりしている事が判明しました。
⑤脊髄腫瘍の手術後の体位変換
ICUで手術後6時間後に仰臥位（ぎょうがい＝あお向け）から、側臥位（そくがい＝横向き）にしてもらいました。
⑥脊髄腫瘍の手術後の歩行とトイレ
手術の翌日の午後３時頃にNRCU（脳神経外科のICU）で、点滴スタンドを持って自力歩行と自力トイレできました。
⑦脊髄腫瘍の手術後の自転車
手術後23日、午前に退院して、午後に自転車に乗って友達の家に遊びに行きました。
1月7日手術、1月30日退院。
⑦脊髄腫瘍の手術後のお箸とボールペン
手術の翌日の昼ご飯で普通にお箸を使い、その後メモ帳にボールペンで字を書いていました。
ちなみに昼ごはんは全粥でした。お腹が空いていたので完食しました。
⑧脊髄腫瘍の手術後の自動車の運転
特に日付は覚えていないのですが、車（AT）の運転も早かったと思います。
距離的に車でないと無理なところだったので、「じゃあ車で行くわ」という感じでした。事前練習はなかったです。