言靈 祝詞 魂のヒーリング  せきれい庵

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コトタマの幸わう国へ
自らの声をとおして自らの魂に触れる旅

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いざ建長寺!

鎌倉五山第一の建長寺。

 


五山第一の名に恥じぬ立派な山門。

 


こちらのご本尊は地蔵菩薩だそうです。

本殿の仏様はお釈迦様だと思って見ていましたが、

帰ってから改めて調べてみるとお地蔵さんでした。

この地は処刑場であったらしく元々あったお寺のご本尊がお地蔵さん。

それがそのまま建長寺のご本尊となったそうです。

禅寺でお地蔵さんはめずらしいのでは。

鎌倉国宝館でも地蔵菩薩座像に引きつけられていたので呼ばれたのでしょうか。

実は30年前のハイキングのスタートが建長寺。

お寺の一番奥からハイキングコースに入れるようになっています。

その一番奥に半僧坊大権現という天狗さんがいらっしゃる。

そこまで行ってみよう、ということで奥へ奥へ。

途中に鳥居がありその先はお堂まで200段ほどの階段。

もうこの辺りは風と鳥の声しか聞こえません。

階段をのぼり、少し息が切れてきたかなというところでお堂に到着。

 


最後の階段を上るところにたくさんの天狗さんがいらっしゃいます。

人も少なくていい感じです。

 


天狗というと何か荒々しいイメージがありますが、ここの氣は爽やかです。

見た目は、、、

 


谷間に建長寺のお堂をみおろし、晴れていれば富士山も見えるらしい。

曇ってた~( p_q)

黒アゲハが舞うなか、しばし半僧坊さんに意識をあわせてみる。

もちろん鼻がどうなって、、、じゃなくてどんなお姿かな~と。

ん~天使?

天狗というよりは、まんま天使のよう、、、ちょっとかっこいい。

まあ感じ方は人それぞれでしょうが。

しばらくウロウロしてから下山。

 


途中にあるお堂を見学しながら山門まで。

 

樹齢750年のビャクシン

 

入り口にある売店で2人組のが外人さんがTシャツを購入中。

『これはなんて書いてあるんだ?』(英語で)

『ゼンマスターネーム』

『オー ゼンマスター OK』

なんていう会話をしていました。

外人さんは間違いなくその手のTシャツ大好き。

、、、偏見かな。

あーたのしかった。

めでたしめでたし。

 

その1へ

その2へ

いざ明王院へ。

バイクで5分ちょっとでしたが空いていたので結構距離はありました。

ここまでくると観光客はほとんどいません。

新緑が美しく、とても静かでウグイスの声がキレイに響いています。

 

五大堂明王院

 


中に入っていくと茅葺き屋根の本堂が。

やはり撮影禁止なのでお見せできないのがおしい!

すてきお願い

決して大きくも広くもないのですが(失礼)何とも言えない素朴さといいましょうか。

お寺と思って見るとだいぶイメージが異なります。

すてきラブ

こちらは五大明王がお本尊。

不動明王、大威徳明王、降三世明王、軍荼利明王、金剛夜叉明王。

お線香をあげ境内をひと回り。

御朱印ともう一つの目的、腕輪守をいただきに。

腕輪守はひとつひとつに違うメッセージがついています。

おみくじというよりはオラクル的な。

対応していただいたご住職?(お若い)にお願いするとすぐに準備していただけました。

準備していただいているあいだ、本堂の縁側に腰掛けていましたが、、、何やらバチバチ。

お線香をお供えするところの容器に入れた油に火が灯してありました。

それがバチバチ音を立てながら炎メラメラ煙モウモウ。

なに?だいじょうぶ?お不動さん来た?


普段は本堂の扉は閉まっているので小さな穴から覗いてしか中をみられません。

腕輪守はご祈祷してからいただけるので中に入ることができます。

『どうぞこちらにおかけください』とご本尊の目の前の椅子に!

ここ?と思いながら腰掛け、ご住職はどちらにお座りになるのだろう?

『ではこれからご祈祷させていただきます』と後ろから。

神社でもお寺でも祈祷者は前に陣取るようなイメージが、、、

胸の前で合掌し読経の声に耳をすませる。

さすがにいい声だな~と聞き惚れていると、、、ん?

、、、龍さん?

なんとなく控えめな感じで。

、、、はっ!もしやクリカラさん?

そう不動明王が持つ剣を倶梨伽羅剣といい、その剣に巻き付いている龍さん。

本名、倶梨伽羅龍王!

いや、まさか、そんなに控えめにお出ましなさるとは、、、

龍王さまなんですから、もっとド~ンと、、、

もしかしてさっきのバチバチもクリカラさん?

まあ、そんな感じもありつつご祈祷終了。

三方というのでしょうか、お供え物をするときに使う台に袋に入ったお守りが20個くらい。

『どうぞお好きなものをお取りください』

直感まかせに迷わず一つ。

その後、ご住職から丁寧な説明がありました。

お守りはどういうものか、ご本尊はどういった存在かなど。

そのときに聞いた仏像あるあるを。

昔は家も仏様も木造だったため一番怖いのは火事。

火事になった場合、一刻も早く運び出さなければ燃えてしまう。

小さい仏様なら良いが、大きいもととなるとそうもいかない。

なので大きな木造の仏様は寄木で作られていて分解できる構造になっている。

緊急の場合は頭だけでスポっと外してもって逃げるのだそうです。

頭部は鎌倉時代、身体は江戸時代みたいな仏様は結構あるそうです。

なるほど!よく考えられている。

そしてそして、いただいたお守りを!

愛!

 


そして裏には、、、ぶたさん?

どういうメッセージなのだろう?

お顔をよく見ると大きく開いた口がハート型で笑っているようにも。

笑顔で愛を語れ!という感じでしょうか?

愛、、、大切です。

良いメッセージをいただきました。

感謝。

さてさて、本来の目的も果たせたしどうしようか、、、

ちょっと普段行かない裏の方に行ってみようか。

バイクを走らせて住宅街へ。

とはいっても山の斜面に家が建っているところだったので、まあ急坂!

 


少し上っていくとトンネルが。

 


う~ん軽自動車一台分ね、、、いや?

車は通れないとは書いてなかったな〜。


近くに八雲神社があるみたい。

 


行ってみるとなかなか雰囲気のある良い神社です。

 


素戔嗚尊と奇稲田姫命がお祭りされています。

 

静かにお祈りを、、、と思いきや、、、

 

境内には何やら熱く語り合う男2人、、、ボリューム大きめ。

 

まあいいですけど、、、もう少し小さい声で、、、

 

なんて言えるわけも無くひと回りして神社をあとに。

 

本殿の脇にはハイキングコースの出入り口があります。

鎌倉はあちらこちらにハイキングコースがあり、わたくしも歩いたことがあります。

30年くらい前に。

さて帰ろうか、、、と思いきや。

帰り道少し渋滞している、、、どうしよう?

違う道にするか、、、目の前には建長寺が。

そうだ!建長寺に行こう!

いざ建長寺!

 

その1へ

その3へ

そうだ!鎌倉行こう!

ふっとそう思って日曜日に鎌倉に行ってきました。

最近、軍荼利明王が気になって、いろいろ調べてみたら鎌倉に五大堂明王院というお寺が。

ん~気になる、、、よし行ってみよう。

愛車のシグナス君を駆って、いざ鎌倉へ。

鶴岡八幡宮に10時着。

まずはバイクを置くところを、、、と思って見渡すとバイクOKの文字が。

何も考えず近いしココでいいや、と思いバイクを止めて料金所へ。

『2時間千円です』

『はい?なんです?』

『2時間千円です』

『は?』一瞬思考停止

『イヤイヤそれ1日の値段でしょう?百歩ゆずっても2時間て何?』(心の声)

最終的に出てきた言葉が

『いや、たいしたもんだ!』

そう言いながら千円出すと、係の人が苦笑いしてる。

どうやら通じたみたい。

『あなたが値段を設定した訳じゃないだろうけど、思わず出ちゃったのよね』(心の声)


さあ、気持ちを切り替えて。

いざ鶴岡八幡宮へ。

 


鳥居を入ってすぐにある『太鼓橋』
子供の頃は渡れたけど、いまはダメみたい。

 

 


たくさんの人が参道を歩いている。

そして目立つのは外人さん。

アジアの人もいるのだろうけれど、白人さんが目立つ。

英語だけじゃなく、フランス語?ロシア語?何語?

すごいです。


ご神前へ。

人がたくさんいてごちゃごちゃしています。

だけど少し意識を奥にあわせると凛としたご神氣が感じられます。

いちどそこに意識が合わさると、どんなに人がいても気持ちよくなってくる。

とはいえ、人が多くてゆっくりできず。

そそくさとご神前をあとに。

 

 


敷地内を散策していると鎌倉国宝館があり、鎌倉の仏像を展示してあると。

『これは面白そうだ。時間があったらみていこう。なにせ2時間だから、、、』

 

 


ふらふらと歩きながらまた正面に出ると、結婚式の行列が進行してくる。

普段はお神楽の舞台になるところで式を挙げるらしい。

雅楽が演奏される中、神主さん巫女さんに続いて新郎新婦。

 


舞台なので四方から丸見え。

外人さん大喜びで写真取りまくり。

神主さん巫女さん白無垢の花嫁さんがいれば『THE NIPPON』

この時の花婿さんの存在感の無いこと、、、トホホ

やっぱりお嫁さんが主人公なのね。

 

 


祝詞、巫女舞、雅楽、いいですな~

最後までみている時間も、もちろん無く。

それでもあと1時間あるので仏像展へ!

残念ながら館内は撮影禁止。

阿弥陀さま、観音さま、お地蔵さん、韋駄天さんも。

あと初めて見ましたが、十二支の神様が並んでおられました。

 

中央に薬師三尊、その周りに薬師十二神将。

 

その12人の神様が十二支に当てられているようです。

 

わたくしは未年なので、未神のところへ。

 

調べてみると頞儞羅大将(あにら)という風の神様らしい。

 

眼をカッと見開き髪の毛は逆立ち、筋骨隆々。

十二支の神様はどの方も強そう、、、武神ですからね。

むむ、これはいかん!ということで途中お腹が痛くなり退場。

『すいません、トイレ行ってたんでもう一回入っていいですか、、、えへへ』

結局ぐるぐる3周くらいしました。

あ~満足!

さてお時間となりました。

 


まだ2時間しかたっておりませんがだいぶ楽しめました。

いざ明王院へ。

 

その2へ