こんばんは!


 

今日は蓮田市議会9月定例会の最終日に出席してきました。


市から提出された議案については全て可決・認定となりましたので、詳細は今後ブログでもご報告していきたいと思います!



 

さて、今日も昨日のブログの続きとして、令和5年9月20日に蓮田市議会で質問した、市政に対する一般質問についてご報告したいと思います! 

 

昨日の続きとしまして、2問目の「子ども・青少年向けの公共施設の今後のあり方」のうち、目次の番、勤労青少年ホームの今後のあり方についてご報告しますニコニコ

 

今日でラストですひらめき電球

 

 

目次

 

子どもの熱中症対策

 

1.子育て支援施設での対策

 (保育園・学童保育所等での熱中症対策)

 

2.小・中学校での対策

 (登下校時の携行品削減・中学生の自転車通学・体育館のエアコン導入)

 

子ども・青少年向けの公共施設の今後のあり方

 

3.教育施設の今後のあり方

(児童・生徒数の推移・学校施設の多様な活用)

 

4.学童保育所の待機児童に対する確保方策

(施設別の待機児童数・今後の確保方策)

 

5.勤労青少年ホームの活用

(利用状況・今後の整備予定)



 


 

 

一般質問【39】子ども・青少年向けの公共施設の今後のあり方③

 

 

  勤労青少年ホームの今後のあり方

 

勤労青少年ホームは、勤労青少年を対象にした勤労者福祉施設であり、クラブ活動、レクリエーションなど、働く若者の仲間づくり、教養・スポーツ講座や相談など、勤労青少年の充実した生活を支援する事業を行うための施設となっています。

 

 

 

 

 

 

✳︎蓮田市ホームページ

 

 

 

利用にあたっての市の位置づけ

 

質問

蓮田市勤労青少年ホームの施設としての位置づけについて、市はどのようにお考えですか?

施設の設備や用途も踏まえお答えください。

 

回答

勤労青少年ホームは、働く青少年の福祉の増進及び健全な育成を図るため、また、地域住民の連帯感を醸成し、地域に根ざした新しいコミュニティ形成を促進するため設置されたものです。

 

施設の設備は、軽体育室、集会室、料理教室、和室、音楽室、会議室があり、主に、地域のコミュニティ施設として利用されています。

 

 

 

施設の利用状況

 

質問

現在の利用状況はいかがですか?

 

回答

令和5年度利用者数(8月末現在) 7,859人

令和4年度利用者数 18,304人

令和3年度利用者数 14,025人

 

 

 

今後の整備予定

 

質問

蓮田市公共施設個別施設計画を見ますと、勤労青少年ホームは築50年近く経過する施設であり、近い将来、長寿命化改修の検討も進めなければならない施設です。

 

なお、市の計画の位置づけにおいては、施設の重要度が最も高いランクであり、かつ、施設の健全度が最も低いランクとなっており、改修や建替の優先順位は非常に高く位置づけられています下矢印

 

✳︎ 蓮田市公共施設個別施設計画(72ページ)

 

このあたりを踏まえ、勤労青少年ホームの今後の整備予定についてはいかがお考えですか?

 

回答

勤労青少年ホームについては、昭和47年の建築から50年を経過しています。

蓮田市公共施設個別施設計画において、令和12年度末までに長寿命化を実施する計画となっています。

関係各課と調整しながら、検討を進めてまいります。

 

下矢印

 

再質問(若い世代の活用に資する取組み)

コロナ禍においても年間1万人以上の方々にご利用いただいており、地域に浸透する施設であることがわかりました。

しかし、一方で、令和4年度の決算状況では、施設の位置づけである勤労青少年(働く35歳未満の方という定義)の方の利用は、年間1名という状況でした。

 

施設の位置づけを踏まえれば、若い方が仕事終わりや休みの日に、気軽に遊びに行ける施設として、また、青少年(中学生から大学生までの若者達)が自然に集える施設となるような、そんな工夫も必要であると感じます。

 

具体的には、平日の夜や土日も使える公共施設という、勤労青少年ホームの利点の1つを生かす方法なども検討できると思いますが、施設の位置づけである、若い世代に活用しやすい取組みはされていますか?

 

回答

勤労青少年を対象にした「勤労者福祉施設」という位置づけとなっており、平日の夜、土日祝日も利用ができます。

現在は勤労青少年だけでなく、様々な方や団体が施設を利用しています。

また、働いている35歳未満の勤労青少年の方は、施設利用料を減免とさせていただいています。

 

下矢印

 

提案

施設利用料の減免については、もう少し周知してくださればと思います。

また、私としては、ヘルシーロードに面しているという立地を生かし、屋外に気軽に立ち寄れるオープンスペースを設置したり、親子で遊べるようなスペースや、若い世代がリフレッシュできるような娯楽を取り入れたり、気軽に入りやすい明るい雰囲気があれば良いと感じますので、このあたりご検討をお願いしたいと思います。

 

 下矢印

 

再質問(施設活用に係る市の方針)

勤労青少年ホームについては、「令和12年度までに長寿命化を実施する計画」とのことでしたが、今後の施設整備に向けた市の方向性として、本来の目的に沿った勤労青少年向けの施設とするのか、あるいは、多世代が使う公民館のようなスペースとするのか、市のお考えはいかがですか?

 

回答

勤労青少年を対象にした勤労者福祉施設という側面がありますが、現状に合わせて、勤労青少年のためだけではなく、世代にとらわれない広く一般に開放された施設を考えています。

 

下矢印

 

お願い

現状、蓮田市勤労青少年ホーム設置及び管理条例では、「働く青少年の福祉の増進及び健全な育成を図るため、また、地域に根ざした新しいコミュニティ形成を促進するために設置する」と規定されていますが、施設の活用に関する、市の方向性が曖昧になっているように感じます。

今後、整備を検討する過程で、市の方向性をしっかりと定めた上での整備をお願いします。

 

 

 

再質問(施設の整備・運営・管理の手法)

今後、施設の利用価値を高めるためには、行政だけではなく、民間事業者の集客力や企画力を活用できると思いますが、PFIによる施設の整備・運営・維持管理を検討されてはいかがですか?

 

✳︎ PFIとは、公共事業を実施するための手法の1つであり、民間の資金と経営能力・技術力を活用し、公共施設等の設計・建設・改修・更新や維持管理・運営を行う公共事業の手法です。

 

回答

整備、運営、維持管理の仕方として様々な手法があるかと思います。

運営については、指定管理による運営もありますので、費用対効果も含め検討していきます。

 

下矢印

 

要望

PFIの課題として予算の問題があると思いますが、私としては、単年に市の財源で整備する手法よりも、PFIの手法で複数年にわたり、整備から維持管理まで一貫して行った方が、負担の公平性という観点でみると適していると考えています。

公共事業におけるPFIの活用の必要性は高まっていると思いますので、ご検討お願いします。

 

また、手法は多少異なりますが、コミュニティセンターは民間の事業所運営によって、施設としての利用価値が高まっているとのお話も伺います。

勤労青少年ホームについても、官民連携によって、より良い施設となるようご検討お願いします。

 

また、「勤労青少年ホーム」というネーミングが、時代とあっていないようにも感じますので、施設のあり方と併せてご検討お願いします。

 

 

 

再質問(全天候型の集いの場づくり)

今回の質問では、子ども達や青少年に関する熱中症対策と公共施設の活用について、質問させていただきました。

この質問に至った背景として、今年の夏休み期間、災害級とも言われる暑さの中、屋外の公園で遊ぶ子どもは少なく、「きっと、多くの子ども達は自宅で過ごしたのかな」と想像しながら、そんな、子ども達やその上の世代の方々、そして、子育て世代が過ごせる施設の必要性を感じ、今回の質問に至りました。

 

そうした意味では、今回スポットをあてた勤労青少年ホームの改修時であったり、別の場所の活用も含め、屋内の公園のように、多様な世代が気軽に集い、ゆっくりとおしゃべりしたり、体を動かしてリフレッシュできる、そんな、全天候型の施設整備を検討していただきたいと思いますが、市長のお考えはいかがですか?

 

回答(市長)

勤労青少年ホームについては、昔は、テニスやスキー部の活動を楽しんだり、様々な活用がされていました。

今は、35歳以下の勤労青少年に該当する方の利用が1名という状況ですが、子ども達が卓球をするために来てくれたりもします。

ご指摘のあった施設の「目的の明確化」については、名前とともにしっかりと検討していきたいと考えています。

 

また、公園については、今年のような猛暑が来年以降も続くのであれば、本当に考えなければならないと思います。

今年の夏休みは、外に出られない状態であり、子ども達が家の中に居るのではなく、健全に外に出るにはどうするべきなのかということを考えていました。

全天候型の遊び場や居場所というものを考えなければならないのではないかと思っています。

 

8月末にイイナパーク川口(川口PA)に行った際、ハイウェイオアシスの中に子ども達の大きな遊び場があり、利用料金を支払って屋内の遊び場(ASOBooN アソブーン)に子ども達は集っていました。

 

今年のような夏が続くのであれば、こうした全天候型の遊び場や居場所を自治体として考えていく日が来るのではないかと思っています。

 

 


 

 

以上が、2問目の「子ども・青少年向けの公共施設の今後のあり方」のうち、目次の番、勤労青少年ホームの今後のあり方についての質問です。

 

 

この質問では、子どもや若者向けの公共施設のあり方として、学校施設、学童保育所、勤労青少年ホームに着目し、それぞれの今後のあり方を質問・提案しました。

 

始めに、学校施設については、5年先、10年先を見据えていく中で、"住環境の整備が進行する状況における学校のキャパシティ確保"の課題を感じ、駅東口の住宅開発の状況を踏まえ、今後の学校施設の運営について問題提起しました。

 

また、それに付随する問題として、学童保育所の定員確保や早急に取り組むべき待機児童対策、更には、子どもの人口が少なくなっている地域や先々の対応として、公共施設としての学校施設の有効活用(集約化・複合化)についても提案しました。

 

これらの問題に対する私の考えとしては、学校の施設・設備を充実させながら、他の公共施設等との複合的な利用も検討し、"限られた予算の中で学校施設と他の公共施設との共存を図り、子ども達にも地域の方にも喜ばれるような施設運営をしていただきたい"という考えです。

 

 

そして、最後に子どもや青少年の遊び場・居場所に関する質問として、勤労青少年ホームの活用・整備を含めた、全天候型の施設に関する提案をさせていただきました。

 

質問の中でも申し上げましたが、今年の夏の猛暑を振り返り、気候変動に対応する子どもや若者の遊び場・居場所を創造することの検討が必要であると感じ、全天候型の公園のような屋内施設の整備について、市長の考えを伺いました。

 

直ぐに答えが形になる問題ではないかもしれませんが、先々の明確なビジョンがあれば、今の利用方法を見直したり、今後の改修時に少し工夫することが可能ですし、そのことが市民の皆様のためのより良い公共施設のあり方につながると思います。

 

 

ということで、以上が令和5年9月議会での市政に対する一般質問のご報告です。

 

5日間に分けてご報告しましたが、最後までご覧いただきまして、ありがとうございましたキラキラ

 

 

 

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