木ノ下歌舞伎『三人吉三』本番前夜 | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

とうとう、明日、というか今日、本番です。

稽古は8月下旬からでしたが、
私としては作品解説などを執筆するところから
始まっていましたので、かれこれ数ヶ月、黙阿弥や三人吉三たちに
向き合っていたことになります。

木ノ下歌舞伎メンバーになってから、
いちばん濃く深く関わったこの作品ですが、
そのことを抜きにしても、
既に離れがたい作品になっております。

着実に、爆発的に、明日から京都の春秋座で起こる奇跡を
皆様に目撃していただければと思います。

さて先日もご案内したスペシャルコンテンツですが、
更にパワーアップしております。

木ノ下裕一の(マル秘)補綴ノートのぞき見ページ

これは是非一度さらりとでもいいので、興味の有無に関わらず、
いちどチラ見していただきたいです。

文字でわかっていただくというより、ぺらぺらめくっていただくことで、
(本当にぺらぺらめくることができます!)
木ノ下が、そして木ノ下歌舞伎がどう作品に向き合っているかを
実感していただけるのではないかと思います。

それからスペシャルページ内に、
俳優一言もアップされております。
観劇前にも観劇後にも楽しんでいただけること間違いなし!
是非チェックしてみてください。




「人間」が集まって、時間も身体もひとつの場所へ向かう醍醐味を味わえるのが舞台ではないかと思います。

木ノ下歌舞伎『三人吉三』は、それを鮮明に体感していただける作品です。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。