的を射すぎて射抜かれた | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

(つづき)というわけで、「こいつぁ春から縁起がいいわぇ」
なお芝居を観て幸先のよいスタートでした。

ただ、私自身のこと、裏話をすると反省しまくりの観劇だったのです。

この日は、義経千本桜でご一緒いたしましたtoiの高橋ゆうこりんと
観劇のお約束をしていました。

ゆうこりんは、私の全体的におぼつかない点を熟知してか、
前日に「開演が19時だから20分前に集合しようね」と
すげく丁寧なメールをくだすっていたのです。

ところが

私はその20というキーワードのみが頭にぴこりついており、
「10分前集合だから、開演は19時20分に待ち合わせだな」
と脳内変換をしてしまい。

18時50分位までアゴラ劇場の近くのお気に入りカレー屋「ルーシー」で
ぬくぬくとチキンカレーを食べていたのです。。

ゆうこりんからメッセージをいただいたのと同時に
体中の血の気が引くのと同時に
カレー代を払うのと同時に
駒場の街を猛ダッシュするのと同時に
受付で「あの、関ともぅしま、、ごほごほ」といっていました。

そんなこんなで間に合って?
無事に東京ノートを堪能できました。
ただ、劇場にカレー臭を運んできてないか心配でしたが。

ゆうこりんには平あやまり。
優しい彼女は「お嬢のことだからそうだろうと思ったよ~」
と、呆れながらも笑ってくれました。

終演後、久方ぶりの多田さんに一部始終を話すと、
いつもの如く乾いた笑いで呆れられ、
渡海屋メンバーには心配され、、

今後が思いやられます。とほほ

でも、千本桜メンバーはそんな私でも
きのかぶ入りについておめでとうっていってくれて、
にやにやしてくれて、本当にうれしかった。

義経千本桜はほんと奇跡だったよなーとしみじみ。

皆さんの期待を裏切らぬよう、精進いたします。

それからこちら

東京デスロックが東京公演を休止していた、4年間の記録をまとめた
パンフレット「拠点日本」。
その視野の広さ深さ、何より行動力に脱帽です。
多田さんを取り巻く人々も、会うべくして会った方々だろうし、
導かれているようでいて、すべて開拓の末の道筋なのだと思いました。

これから観劇予定で、万が一まだ売り切れていなかったら
購入されることを強くおすすめします。


帰り際、「記念になんかかいてくださいー」とお願いしたら




的を射すぎていて射抜かれそうなお言葉をいただきました。
ありがとうございます。

まずは開演時間を間違えないことと、
アメトークの録画中は主電源を消さないことを頑張ります。