初日開幕 | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

「キメラガールアンセム/120日間将棋」初日の幕が開きました。

有難いことに、完売のキャンセル待ちということで、素敵なスタートです。


今回の役について。
ジエン社はネタばらしを何も厭わない、むしろじゃんじゃんばらしてお客さんの興味ひきつけてねん。
ということらしいので、少しずつ
ふわっと書いていきます。

前回の、東京芸術劇場のリニューアルイベント「東京福袋」で演じた
「福沢」という役を引き続き演じています。

そのときは手首をリストバンドで隠ししている、薬物依存の人でした。

こう書くとご覧になっていない方は

「薄幸のやばい人」

と思われそうですが、全然違います。

主宰に
「キ◯ガイも普通の生活を送ってるんだ」といわれ続け、ちょっと頭の弱い普通の人を演じました。

今回も普通の人の集まりです。
普通ってなんだろうと思いながら、
普通に観ていただけると幸いです。



福沢として、前回から成長したことといえば、
リストバンドを外せるようになり
掛け算は少しできるようになったようです。


が、わり算は相変わらずできないようです。


それから今回から福沢の下の名前が明かされました。
先日、その名前をタイトルに含んだ本があったので、読んでみました。思いがけず、今回の芝居とリンクしているところがありまた驚き。

その本がこの中にあります
photo:01

あと二冊は完全に私の趣味です。
さあどれでしょう。