(そしたら地図帳を支給されました)
さすがに隣じゃないことは知ってたけど、
京都からだったら東京からより近いじゃん!
という
浅はかな動機と、
未開拓な劇場に
足を踏み入れたいという思いと
染五郎さん、歌昇さんペアは必見と思い。
初の稽古オフ日に、思惑通りいってきましたよ
御園座!
ちょっとびっくりしたのは、御園座では
歌舞伎会で予約したチケットの発券ができないということ。。
関東の歌舞伎会会員は、事前に
発券してからいきましょう。
と、そんな事務的ミスはさておき、
駅からタクシーで横付けして、
派手に登場しようと思うたら。
あれ、以外と地味なのね、正面口。
![御園座](https://stat.ameba.jp/user_images/20111028/16/sekiayumi828/38/71/j/t02200165_0320024011575254156.jpg?caw=800)
と思ったら
こっち側じゃん!
![御園座2](https://stat.ameba.jp/user_images/20111028/16/sekiayumi828/2a/30/j/t02200165_0320024011575254157.jpg?caw=800)
当月は襲名披露に顔見世のダブルでおめでたなのです。
だからまねき看板が上がってるのです。
ということで気を取り直して
いざ侵入。
(あ、チケットちゃんと持ってますよ)
御園座ひろー
にぎやかー
席の間隔ゆたーり
お客さんもおしゃべり多くて(笑)
気取らない雰囲気だったな。
演目は
じゃん
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南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)
犬塚信乃 種太郎改め歌 昇
犬山道節 海老蔵
犬田小文吾 廣太郎
犬塚毛野 米 吉
犬村大角 吉之助
犬江親兵衛 種之助
犬川荘助 松 江
犬飼現八 染五郎
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演舞場に続き、染五郎&歌昇丈の麗しいコンビによる一幕。
前回の三番叟もそうだったけど、このお二人、実に息がぴったり。
ダンサー的な上、下の切り替わりの俊敏さ、
身体能力の高い者同士だからか、ほんと壮観。
稽古による息の合い方というより、
無意識の息づかいが一緒なのかなと思ってしまった。
三演目の中で一番好きだったかも。
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二、一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり) 檜垣 奥殿
一條大蔵長成 吉右衛門
鬼次郎女房お京 芝 雀
吉岡鬼次郎 染五郎
八剣勘解由 由次郎
勘解由女房鳴瀬 家 橘
常盤御前 魁 春
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播磨屋やばいっす。
作り阿呆って、シドコロ満載で、微妙な
匙加減によって稚拙になってしまう。
ところご吉右衛門さんのきちっとした芝居
のおかげで、
愛せる大蔵卿がそこにいる。
阿呆からの切り替わりも、
わざとらしくなく、
やりすぎず、
上品。
そんでもって染五郎さん&芝雀さん夫婦のリアルさ。
満足。
襲名披露口上は、東京とはまた違うメンバーでの贅沢さ。
海老蔵さんの第一声
「みなさまお久しぶりでございます」
に会場からどっと笑いが起きて
びっくりしたわ。。
口上は全体的に、
新•又五郎さんの人柄の良さを皆が証明
してくれたんじゃないでしょうか。
歌昇さん、今回も噛んでなかったです(笑)
立派に務めていらっしゃいました。
平成生まれの役者さんたち、今後が本当に楽しみなのです。
さて、ここで観劇記は終わり。
続きはまた次回に。
東京を追われ、京都を追われ、名古屋へ逃亡中の関の顛末やいかに!?