6でもないびぼう6 その1 | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

最後のブログが約2週間前くらいなので、
10日前位に蒸発したのかと推定できそうなものです。

ところがどっこい、生きています。

バレエの舞台が終わって開放感に浸る間もなく
書くお仕事が続いたので更新できませんでした。
今日あたりブログに向かわないと
安否確認のヘリが飛びそうなので(仙川あたりに)ここらで備忘録的に振り返ります。


8月11日12日
覚えてません。(じゃあ書くなよ)
スケジューラー曰く稽古三昧っぽい

8月13日
近藤良平×扇菊 vol 13「真夏の忠臣蔵」のWS開始。
あ、2010年11月6日(土)、7日(日)の
上記公演に出演します。セッションハウスにてです。

この時点で本番を4つ抱えているという無茶な自分に絶望と希望が
入り混じった香ばしい日々のはじまりはじまり。

浅草公会堂の一室で楠田健造さんよりコンテンポラリーダンス、
平田実さんの殺陣の稽古を受ける。

歌舞伎のほうでは丁度立ち回りをやっているので、
殺陣の様式の中にリアルがあることが難しくも気持ちよかった。
で、夜はKUNIO稽古にダッシュ!

8月14日
バレエリハでひとしきり発汗してから、午後は再び浅草公会堂へ。
良平さんによる稽古。なんかほっとしました。
いつか良平さんの頭の中や細胞を解明してみたい。
どうしたらこんなに面白い振付が出てくるのかということを知るために。

楠田さん、平田さん稽古を終えウェッティな稽古着を抱えて芸術劇場へ。
「文化祭」共演の千田うぃーの出演する快快の芝居を、これまた
共演の西田未希ティーと観劇。
夏と若さとグローバルを感じる。

8月15日
良平さんのクラスのあと、扇菊先生による日本舞踊の稽古。
すり足から教えていただき、基礎からたたき直していただけるようで
非常に勉強になりました!

楠田さんのコンテンポラリークラスの後、築地へ移動。

今度は三人吉三の稽古のため再び浴衣に着替える。
お坊吉三役の中村大輔曰く「登場した瞬間やつれてました」とのコメント。
イグザクトリー!

8月16日
今日は稽古が午後からなのですり減ったエナジーを
贔屓のカレー屋で補給。もちろん、チーズにヤキ入れてもらったYO。

今日は浅草公会堂ではなく上野で稽古。
扇菊先生の日舞と最後の楠田さんのコンテで終了。

この4日間で楠田健造イズムが相当身体にしみ込んだ。
独特の感性と、表現の仕方で、こうしなさいというのではなく
この感覚を共有してみて、といざなわれる感じ。
建造さんのパーソナリティも同じくで、建造さんが
「~するといいよ」というとなぜか「そういうものかも」と思ってしまう。
11月の舞台が非常に楽しみ。
3つ山を越えてからだけど。

書いてるだけでエナジー減ってきたのでここらで
備忘録1終了。2へ続く。